株式会社フェリシモでは、プロジェクト「haco. PEACE BY PEACE COTTON PROJECT」が、2011年度グッドデザイン賞(分類:社会貢献活動のデザイン)を受賞いたしましたので、お知らせいたします。(「グッドデザイン賞」は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザインの推奨制度です)
< haco. PEACE BY PEACE COTTON PROJECT >
本プロジェクトは、綿花栽培で衰弱した土地を救い、未来のこどもたちに元気な大地を残すために2008年より始動しました。インド産オーガニックコットン製品を基金付きで販売し、その基金で現地でのオーガニックコットンの栽培や研究開発、児童の就学・奨学支援を行う循環型のプロジェクトです。
原料から製品まで一気通貫の連携によって、オーガニックコットンを使用した手袋「men・te」を初め、さまざまな企業やブランドとのコラボレーションアイテム、デニムや帆布、絣など素材の開発なども実現しました。そして現地NPOチェトナ・オーガニックを通じて、現地綿農家のオーガニックコットンへの転換支援、60名以上のこどもたちへの高等教育の奨学支援を実施しました。(2011年現在)
本プロジェクトでは、みんなで手をつなぎ、私たち日本人と綿花の栽培地であるインドの人々が協力し合って、大地への恩返しができるようなしくみをつくることを目指しています。そして現地のこどもたちが教育を受けることで、将来自分たちでこの産業を発展させ、次の世代がまた育つという循環のきっかけになることを目指し、目の前の綿花栽培だけでなく、現地の子供たちの就学支援も行っています。また、商品の購入を通じて基金提供してくださるのが生活者自身であることから、責任を持った消費行動が社会を変えていく構造になっています。
●綿花栽培における農薬使用は、大地への負担だけでなく、そこに携わる人間の身体への悪い影響も問題となっていたため、オーガニックコットンの栽培を推進することで、それを低減できました。
●生産されたオーガニックコットンを買い取り、製品化して販売することで、現地に安定した雇用を創出することができます。また販売により集まった基金で、現地の子どもたちへの就学支援を行い将来の生産者を育成することができます。
●生産農家だけでなく、綿花商や紡績、製品メーカーなどサプライチェーン全体が、一つの目的意識を共有して取り組むことができています。また2011年からは、日本国内の紡績メーカーや製品メーカーとのコラボレーションによるデニムなど優れた企画によって、「国産」の魅力を伝えています。
>>> haco. PEACE BY PEACE COTTON PROJECT 公式WEBサイト:
http://www.felissimo.co.jp/haco/peace/
<グッドデザイン賞 審査委員の評価>
この一連の製品には綿の安全性はもとより環境負担を最小限にした製造工程にその特徴がある。さらに綿畑から最終製品にまで一環した秩序があり、21世紀プロダクトのモラリティを雄弁に語る代表的な製品である。正論の製品素材を美的な感性でマーケティングをし、製品としての魅力に発展させた事に成功している。 オーガニックコットンを選ぶ事の価値に新たな側面を見いだした「デザイン的手法」を評価する。
< haco. PEACE BY PEACE COTTON PROJECT >
本プロジェクトは、綿花栽培で衰弱した土地を救い、未来のこどもたちに元気な大地を残すために2008年より始動しました。インド産オーガニックコットン製品を基金付きで販売し、その基金で現地でのオーガニックコットンの栽培や研究開発、児童の就学・奨学支援を行う循環型のプロジェクトです。
原料から製品まで一気通貫の連携によって、オーガニックコットンを使用した手袋「men・te」を初め、さまざまな企業やブランドとのコラボレーションアイテム、デニムや帆布、絣など素材の開発なども実現しました。そして現地NPOチェトナ・オーガニックを通じて、現地綿農家のオーガニックコットンへの転換支援、60名以上のこどもたちへの高等教育の奨学支援を実施しました。(2011年現在)
本プロジェクトでは、みんなで手をつなぎ、私たち日本人と綿花の栽培地であるインドの人々が協力し合って、大地への恩返しができるようなしくみをつくることを目指しています。そして現地のこどもたちが教育を受けることで、将来自分たちでこの産業を発展させ、次の世代がまた育つという循環のきっかけになることを目指し、目の前の綿花栽培だけでなく、現地の子供たちの就学支援も行っています。また、商品の購入を通じて基金提供してくださるのが生活者自身であることから、責任を持った消費行動が社会を変えていく構造になっています。
●綿花栽培における農薬使用は、大地への負担だけでなく、そこに携わる人間の身体への悪い影響も問題となっていたため、オーガニックコットンの栽培を推進することで、それを低減できました。
●生産されたオーガニックコットンを買い取り、製品化して販売することで、現地に安定した雇用を創出することができます。また販売により集まった基金で、現地の子どもたちへの就学支援を行い将来の生産者を育成することができます。
●生産農家だけでなく、綿花商や紡績、製品メーカーなどサプライチェーン全体が、一つの目的意識を共有して取り組むことができています。また2011年からは、日本国内の紡績メーカーや製品メーカーとのコラボレーションによるデニムなど優れた企画によって、「国産」の魅力を伝えています。
>>> haco. PEACE BY PEACE COTTON PROJECT 公式WEBサイト:
http://www.felissimo.co.jp/haco/peace/
<グッドデザイン賞 審査委員の評価>
この一連の製品には綿の安全性はもとより環境負担を最小限にした製造工程にその特徴がある。さらに綿畑から最終製品にまで一環した秩序があり、21世紀プロダクトのモラリティを雄弁に語る代表的な製品である。正論の製品素材を美的な感性でマーケティングをし、製品としての魅力に発展させた事に成功している。 オーガニックコットンを選ぶ事の価値に新たな側面を見いだした「デザイン的手法」を評価する。
◆関連トピックス!
オーガニックなライフスタイルを提案する新ライン「&sloeorganic」が来春デビューします!
マイペースに楽しみたい女の子たちへ、きちんと素直な普段着を提案する、スタイリストさんとつくるhaco.のブランド「&sloe」[アンドスロウ]。その「&sloe」から、環境と人にやさしいオーガニックなライフスタイルを提案する新ライン「&sloeorganic」[アンドスロウオーガニック]が当社カタログ『haco.』[ハコ](vol.30 春号)でデビューします。(1月より案内開始の予定) 「haco. PEACE BY PEACE COTTON PROJECT」のオーガニックコットンを使用し、テキスタイルの開発段階からオリジナル性の高いアイテムづくりを行います。「&sloeorganic」第一弾のアイテムはシュミーズワンピースとパーカーを予定しています。
マイペースに楽しみたい女の子たちへ、きちんと素直な普段着を提案する、スタイリストさんとつくるhaco.のブランド「&sloe」[アンドスロウ]。その「&sloe」から、環境と人にやさしいオーガニックなライフスタイルを提案する新ライン「&sloeorganic」[アンドスロウオーガニック]が当社カタログ『haco.』[ハコ](vol.30 春号)でデビューします。(1月より案内開始の予定) 「haco. PEACE BY PEACE COTTON PROJECT」のオーガニックコットンを使用し、テキスタイルの開発段階からオリジナル性の高いアイテムづくりを行います。「&sloeorganic」第一弾のアイテムはシュミーズワンピースとパーカーを予定しています。
◆本件に関するお問い合わせ先
株式会社フェリシモ
本社(吉川・三宅)
TEL.078-325-5700 FAX.078-393-3377
e-mail: press@felissimo.co.jp
― 会社概要 -
社名 : 株式会社フェリシモ
本社所在地 : 〒650-0035 神戸市中央区浪花町59番地
代表者 : 代表取締役社長 矢崎和彦
創立 : 1965年5月
事業内容 : 自社開発商品を独自媒体(『haco.[ハコ]』など)にて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティング事業