ウォルフソン・マイクロエレクトロニクスは本日、ソフトウェアソリューション開発企業であるDynamic Hearing PTY Ltd社(本社:オーストラリア メルボルン、以下「Dynamic Hearing」)の全発行済み株式を、最大500万オーストラリアドル(520万USドル)で取得する契約を締結したと発表した。
Dynamic Hearingは、携帯電話、Bluetoothハンドセット、補聴器などのパーソナル通信デバイス向けに高品質オーディオプロセシング・ソフトウェアを提供するリーディング企業。同社は2011年6月までの1年間で健全な事業を展開しており、それぞれの市場で主要企業である顧客との取引において、着実な実績を積んできた。2002年の創立以来、オーストラリアのメルボルン本社を中心に、着実に事業を展開。今後、Dynamic Hearing22名の従業員はウォルフソンのチームの一員となり、Dynamic Hearingの既存顧客へのサービスを継続すると同時に、ウォルフソンのHDオーディオソリューション向け音声プロセシング・ソフトウェアを提供していく。
Dynamic Hearingは、この一年半、ウォルフソンのチームと連携し、ウォルフソンのオーディオハブ製品で動作する高性能トランスミットパス(TX)・ノイズキャンセレーションおよびアコースティック・キャンセレーション(AEC)アルゴリズムを開発・供給してきた。今年前半に発売されたWM2200は、Dynamic Hearingのマルチマイク・トランスミットパス/音声キャプチャ・ノイズリダクションおよびAECテクノロジを、ウォルフソン独自のアンビエント・ノイズキャンセレーション(ANC)テクノロジと組み合わせた、最初の製品。このオーディオプロセシングテクノロジの組み合わせによって、特定のプラットフォームに依存しないターンキー 送受信ノイズリダクション・ソリューションを提供する。このテクノロジ分野の協業は今後も、ウォルフソンの携帯電話およびタブレットPCアプリケーション向けオーディオハブ製品に適用されていく。
ウォルフソン、CEO、マイク・ヒッキー(Mike Hickey)は、「高いスキルを持ったDynamic Hearing社のチームがウォルフソンに加わることを大変うれしく思っています。ウォルフソンは、この買収によって、重要な知的所有権を守りながら顧客基盤を強化するとともに、民生用電子機器市場向けHDオーディオソリューション分野のリーダーシップを堅持することが可能になります」と述べている。
Dynamic Hearing社、CEO、アンソニー・シルトン(Anthony Shilton)は、「今回の買収は、Dynamic Hearingが世界をリードするオーディオソリューション企業の仲間入りをする大きなチャンスです。これにより、Dynamic Hearingは、市場に対してより広範囲な技術、ノウハウを提供できると同時に、当社が保有する既存の知的所有権およびソフトウェアを使って世界中で事業展開していきます。オーストラリアにいる私たちのチームは、ウォルフソンのHDオーディオソリューションを補完・強化する、業界をリードするソフトウェアを開発することを楽しみにしています。」
ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社
営業部 滝田 寛
TEL : 045-440-1230
E-mail :hiroshi.takita@wolfsonmicro.com
Dynamic Hearingは、携帯電話、Bluetoothハンドセット、補聴器などのパーソナル通信デバイス向けに高品質オーディオプロセシング・ソフトウェアを提供するリーディング企業。同社は2011年6月までの1年間で健全な事業を展開しており、それぞれの市場で主要企業である顧客との取引において、着実な実績を積んできた。2002年の創立以来、オーストラリアのメルボルン本社を中心に、着実に事業を展開。今後、Dynamic Hearing22名の従業員はウォルフソンのチームの一員となり、Dynamic Hearingの既存顧客へのサービスを継続すると同時に、ウォルフソンのHDオーディオソリューション向け音声プロセシング・ソフトウェアを提供していく。
Dynamic Hearingは、この一年半、ウォルフソンのチームと連携し、ウォルフソンのオーディオハブ製品で動作する高性能トランスミットパス(TX)・ノイズキャンセレーションおよびアコースティック・キャンセレーション(AEC)アルゴリズムを開発・供給してきた。今年前半に発売されたWM2200は、Dynamic Hearingのマルチマイク・トランスミットパス/音声キャプチャ・ノイズリダクションおよびAECテクノロジを、ウォルフソン独自のアンビエント・ノイズキャンセレーション(ANC)テクノロジと組み合わせた、最初の製品。このオーディオプロセシングテクノロジの組み合わせによって、特定のプラットフォームに依存しないターンキー 送受信ノイズリダクション・ソリューションを提供する。このテクノロジ分野の協業は今後も、ウォルフソンの携帯電話およびタブレットPCアプリケーション向けオーディオハブ製品に適用されていく。
ウォルフソン、CEO、マイク・ヒッキー(Mike Hickey)は、「高いスキルを持ったDynamic Hearing社のチームがウォルフソンに加わることを大変うれしく思っています。ウォルフソンは、この買収によって、重要な知的所有権を守りながら顧客基盤を強化するとともに、民生用電子機器市場向けHDオーディオソリューション分野のリーダーシップを堅持することが可能になります」と述べている。
Dynamic Hearing社、CEO、アンソニー・シルトン(Anthony Shilton)は、「今回の買収は、Dynamic Hearingが世界をリードするオーディオソリューション企業の仲間入りをする大きなチャンスです。これにより、Dynamic Hearingは、市場に対してより広範囲な技術、ノウハウを提供できると同時に、当社が保有する既存の知的所有権およびソフトウェアを使って世界中で事業展開していきます。オーストラリアにいる私たちのチームは、ウォルフソンのHDオーディオソリューションを補完・強化する、業界をリードするソフトウェアを開発することを楽しみにしています。」
ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社
営業部 滝田 寛
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