オーストリアマイクロシステムズのUHF RFIDリーダIC、Nordic IDの新500mW UHF RFID リーダモジュールに搭載

austriamicrosystemsは本日、austriamicrosystemsのUHF RFIDリーダIC、「AS3992」によって更に高性能化されたNordic IDの次世代UHF RFIDリーダソリューションがリリースされたことを発表。AS3992は、Nordic IDのUHF RFIDリーダで業界最小の500mW RFIDエンジンである「NUR-05W」を強化する。このモジュールは、先ごろ発表されたNordic ID Morphic、Nordic ID Merlin、Nordic ID SampoといったモバイルコンピュータおよびIDリーダを実行するエンジンとなる。

Nordic ID Morphic UHF RFID Cross Dipoleは、市場で最小のWindows CEベースのUHF RFIDマスリーディング・デバイス。Nordic ID Merlin UHF RFID Cross Dipoleは、1回の充電で最大28時間、全方向4メートル以上からでもRFIDリーディングを可能にする。Nordic ID Sampo S1は、インタラクティブなリード／ライトRFIDアプリケーション向けの、スマートで扱いやすい、マウントが可能なUSBリーダ。

Nordic ID、CEO／創立者、ジョルマ・ララ（Jorma Lalla）は、「Nordic IDは、RFID市場での経験とビジョンを持ったテクノロジ・パートナーを高く評価しています。高い品質を誇るaustriamicrosystemsの製品は、Nordic ID UHF RFIDリーダNUR-05Wの性能改善を実現しました。また、当社は、開発期間中austriamicrosystemsによって提供されたすばらしいサポートに対して、とても感謝しています。austriamicrosystemsは、Nordic IDにとって信頼できるパートナーであり、協力することによって両社を成功に導いてくれるものと信じています」と語った。

AS3992 UHFリーダチップは、900MHz RFIDリーダシステム向けのアナログ・フロントエンドのデータフレーミング・システム。内蔵されたプログラミングオプションによって、UHF RFIDシステムのさまざまなアプリケーションに適合させることが可能。AS3992は、EPCクラス1 Gen2リーダの設計や実装を簡略化するように設計されており、最小限の部品を備えた標準的な8ビットマイクロコントローラ1つのみを必要とする。

austriamicrosystems、ワイヤレス部門製品ラインディレクタ－、ブルース・ウルリッヒ（Bruce Ulrich）は、
「Nordic IDは、当社リーダICのAS399xファミリ独自のセールスポイントを完璧に活用しています。両社の専門知識を合わせることで、60％以下の消費電流で、現在市場にあるソリューションを凌駕するモジュールの開発に成功しました。Nordic IDとのパートナーシップは、ますます多くの主要企業が、当社製品の高い競争力と、シリコンの真価を理解しつつあることを示しています」と述べた。




本件に関するお問い合わせ先
オーストリアマイクロシステム・ジャパン株式会社
広報担当：鳥羽
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