2011年09月12日 09:00

第５回スターリングエンジン講演会（１０月１９日開催）・第２報・・・未利用エネルギーへの挑戦・・・

『再生可能エネルギー電気買取法』成立により、脱原発・自然エネルギーへの関心がいっそう高まっていますが、ＮＰＯ日本スターリングエンジン普及協会では創立以来化石燃料依存の低減とCO2削減を目的に、バイオマスや廃熱を有効に利活用できるスターリングエンジンの開発研究活動を行ってきております。とくに豊富な森林資源を活用するエンジン技術開発は新たな林業の起爆剤になると考え、注力しているところであります。最近木質バイオマスの直接発電に有効な「ＫＡＩＨＯエンジン開発」がＮＥＤＯ委託事業として採択されました。

　ＮＰＯ日本スターリングエンジン普及協会（東京都千代田区）は第５回目となるスターリングエンジン講演会を開催します。 “未利用エネルギーへの挑戦” と題して各分野の特筆テーマをピックアップ、「林地残材（含間伐材）の有効活用」（日経エコロジ― 金子憲治副編集長）をはじめとして、「震災復興へのスターリングエンジン活用の可能性」(一関工専星朗教授)、さらには「微細藻類によるバイオ燃料生産におけるスターリングエンジンの活用法」（筑波大前川孝昭名誉教授)などスターリングエンジンとバイオマスの核となるテーマを取り上げております。
　またＮＥＤＯ委託事業採択の「２０kＷ級ＫＡＩＨＯエンジン開発」が本格化したこと、ならびにすでに英国で普及されはじめている「マイクロジェン社の１ｋＷ級スターリングエンジン」についても講演があり、それぞれのビジネスモデルに沿って実用化を目指すべく、当協会は普及促進活動の積極的展開を日々努力しております。

【講演会概要】
１．日時：　平成２３年１０月　１９日（水）　１３：００～１７：００
２．場所：　都道府県会館４０２号室（千代田区平河町２－６－３）
　　　　　　　　　◎地下鉄半蔵門線・有楽町線・・・「永田町駅」下車、徒歩１分。
３．プログラム：
　　　　　■再生可能エネルギー・木質バイオマスの利活用促進
　　　　　　　　（ＦＩＴと林地残材(間伐材)有効活用のための対策）
　　　　　　　　　　　　日経エコロジ―　副編集長金子憲治氏
　　　　　■未利用エネルギー活用への環境整備について
　　　　　　　　　　　　(社)火力原子力発電技術協会　技術部長田村吉章氏
　　　　　■震災復興に向けたスターリングエンジン活用の可能性
　　　　　　　　　　　　一関工業高等専門学校　教授星朗氏
　　　　　■微細藻類によるバイオ燃料生産におけるスターリングサイクルの応用とその優位性
　　　　　　　　　　　　筑波大名誉教授　（当普及協会理事）前川孝昭氏
　　　　　■英国のスターリングエンジン事情と我が国における事業開発について
　　　　　　　　　　　　ＳＥエンジニアリング(株) 顧問近藤暢宏氏
　　　　　■２０kＷ級ＫＡＩＨＯエンジン開発について(ＮＥＤＯ委託事業)」
　　　　　　　　　　　　NPO 日本スターリングエンジン普及協会理事海法俊光氏
４．参加費：一般：8,000円；会員：7,000円　
　　　　　　　　※事前登録（10月11日までに申込及び会費振込）：一般：7,000円；会員：6,000円
５．参加申込：参加申し込み用紙に所定の事項をご記入の上、いずれかの申込先にお送り下さい。
　　　　　(1)郵送の場合・・・〒101-0047　東京都千代田区内神田1-4-2（秋葉武志公認会計士事務所内）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　NPO日本スターリングエンジン普及協会宛
　　　　　(2)e-mailの場合・・・info@eco-stirling.com　　　　　　(3)ＦＡＸの場合・・・03-3294-5062
　　
＜お問合せ先＞ＮＰＯ日本スターリングエンジン普及協会事務局：
〒101-0047　東京都千代田区内神田１丁目４番２号　　Tel. 03-6412-9964　FAX: 03-3294-5062

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