2011年08月23日 13:00

世界のコネクター市場は上半期には堅調に成長するが、下半期には需要低迷を迎える

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株式会社グローバル インフォメーションは、米国の調査会社ビショップ・アンド・アソシエーツが発行した報告書「2011 Top 100 Connector Manufacturers (世界のコネクターメーカー上位100社(2011年))」の販売を開始しました。

世界のコネクター販売額は2011年第2四半期に120億5100万米ドルに達しました(前期より10%増加)。2011年上半期全体では、コネクター販売額は234億300万米ドルに達し、前年同時期より10.3%の増加となりました。

下記の表は各四半期のコネクター販売額を示しています。
2010年に市場最高の28.4%もの成長を達成した後だということを考えれば、今年上半期に10.3%の成長率を達成したことはすばらしい実績といえます。しかし、上半期の受注は4.3%しか伸びておらず、コネクター産業は需要の減退を迎えていると言えます。


大手3社の実績
下記の表は、2011年上半期における大手3社の販売実績を示したものです。
下記のグラフは、2008年第1四半期以来のコネクター産業の販売実績と、大手3社の販売実績を表したものです。
コネクター産業は2009年第4四半期以降7期連続で成長し続けています。しかし、過去5期にわたり、その成長率は低下し続けています。TEとMolexもまた、販売額の対前年同時期の成長率が低下し続けており、2011年第2四半期には1桁にまで低下しています(TE:5%、Molex:7.8%)。Amphenolも過去3期にわたり販売額成長率が低下していますが、2011年第2四半期の段階ではまだ2桁成長を維持しています(15%)。


下半期の見通し
上位3社は、2011年第3四半期の販売額予想を全て引き下げています。下記の表はTE・Molex・Amphenolの各社の第3四半期の販売見通しを示しています。
もし今年下半期の世界のコネクター販売額が前年同時期と同一だった場合、年間の販売額成長率は4.9%に達します。もし前年同時期に比べて5%の成長を達成できれば、年間の成長率は7.5%となります。


【市場調査レポート】
世界のコネクターメーカー上位100社(2011年)
2011 Top 100 Connector Manufacturers
http://www.gii.co.jp/report/bs205724-2011-top-100-connector-manufacturers.html
出版日: 2011年07月
発行: ビショップ・アンド・アソシエーツ

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