2011年08月09日 16:00

世界のLNG施設:長期的なガス需要が大規模投資を促進する

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株式会社グローバル インフォメーションは、英国の調査会社ダグラス・ウエストウッドが発行した報告書「The World LNG Market Report 2011-2015 (世界の液化天然ガス(LNG)市場レポート:2011~2015年)」の販売を開始しました。

Douglas-Westwoodの最新レポートによると、今後5年間のLNG施設への資本投資額は今後5年間で930億ドルを上回ると予測されています。

株式会社グローバル インフォメーションは、英国の調査会社ダグラス・ウエストウッドが発行した報告書「The World LNG Market Report 2011-2015 (世界の液化天然ガス(LNG)市場レポート:2011~2015年)」の販売を開始しました。

世界のLNG消費量は回復軌道に乗ったと見られています。LNG施設への設備投資は2011-2015年に合計で930億米ドルに達すると予測されています。Douglas-Westwoodでは環太平洋地域が、2015年には最大で年間260億米ドルにもなる全世界の投資額の大半を占めると予想しています。

本レポートの著者であるLucy Miller氏は、次のように述べています。「昨年はアジア諸国が中心となって、LNG需要の回復が見られました。特に中国では、LNG需要が2006年の1BCMから現在の約13bcmにまで増大しました。西欧・ラテンアメリカ諸国のLNG輸入量も増大しました。加えて、東日本大震災に伴う核エネルギーの見直しの影響を受けて、世界の天然ガス需要はさらに増大するものと考えられます。供給側では、不況に伴うプロジェクトの遅延や新規LNG施設への投資額の低迷が見られた一方で、2010年にはオーストラリアやパプアニューギニアで大規模設備の新たな建設が開始されました。」

本レポートでは、LNGの液化・再ガス化ターミナルやLNGタンカーに関する新たな展望について検証し、LNGビジネスの基礎となる技術に着目し、LNG部門での活動に関する市場予測を提示しています。予測構築にあたって利用される市場モデルは、発展見通しのプロジェクトごとの見直しに基づいて構築され、その時々の妥当なプロジェクト構造を反映させるように、支出のタイミングが段階的に設定されています。2006~2015年の支出額の実績値・予測値が米ドル単位で、設備の種類や地域ごとに区分された上で表示されます。LNG液化・再ガス化ターミナル関連の支出は、個別の設備単位(桟橋やローディングアーム、貯蔵タンク、コンプレッサー、建設サービスなど)で更に細分化されます。

市場調査レポート: 世界の液化天然ガス(LNG)市場レポート:2011~2015年
The World LNG Market Report 2011-2015
http://www.gii.co.jp/report/dw202139-world-lng-market-report-2011-2015.html
出版日: 2011年06月
発行: ダグラス・ウエストウッド


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