株式会社パイプドビッツ(本社:東京都港区 代表取締役社長 CEO:佐谷宣昭 証券コード3831、以下「パイプドビッツ」)が運営する、政治のふるさと「政治山(せいじやま)」は、宮城県石巻市渡波地区の自宅避難世帯を対象に「被災地生活状況調査」を実施し、調査結果を2011年8月2日の記者会見にて発表いたしました。調査結果と記者会見の動画を「政治山」に掲載いたしましたので、ぜひ「政治山」サイトをご覧ください。
【画像】記者会見の模様(8月2日東京港区パイプドビッツ本社) 写真右から、「チーム王冠」代表:伊藤氏、「日本一丸」代表:大西氏、「パイプドビッツ」代表取締役社長 CEO:佐谷、同マーケティング本部 ディレクター:遠藤
▼政治のふるさと「政治山」:政治山調査特別編「被災地生活状況レポート」
URL : http://seijiyama.jp/investigation/investigation_ishinomaki_1.html
▼政治のふるさと「政治山」:政治山調査特別編「被災地生活状況調査レポート」記者会見の模様(動画)
URL : http://seijiyama.jp/event/110802_press_mov.html
■ 被災地生活状況調査の経緯
宮城県石巻市では、多くの住民が被災した自宅で生活を続けています。市は自宅避難者に災害救助法に基づく食糧支援として毎日約8,400食分のお弁当を配給しています。水道や電気などのライフラインがほぼ復旧している中、未だに災害救助法に基づく食糧支援が必要とされる背景に大きな問題が隠れているのではないかと考え、自宅避難世の家計と生活の実態を明らかにすることを目的に調査を実施いたしました。
本調査は、政治団体「日本一丸」(本拠:神奈川県横浜市)代表の大西恒樹氏のコーディネートのもと、石巻市で自宅避難者の発掘と支援活動中のボランティア団体「チーム王冠」(本拠:宮城県柴田郡、代表:伊藤健哉)の協力を得て実現いたしました。
■ 調査概要
1.調査期間:2011年6月25日(土)~2011年6月30日(木)
2.調査方法:調査票を世帯ごとに直接配布し、3~5日後に回収した
3.調査対象:宮城県石巻市渡波地区(一部大街道地域を含む)で、
調査実施時期に主に自宅で生活している世帯
4.回答状況:配布数:750、有効回答数:530
5.分析対象:530世帯、1,844人
■ 「被災地生活状況調査」総括(抜粋)
本調査であぶりだされたことは、仕事も家財も失った人々が生活に困窮し、それゆえに食糧支援や物資支援を必要としている実態です。問題はすでに、震災の問題ではなく、震災という経済的インパクトを伴う出来事の結果、従来の経済社会システムから放り出された人々の生活保障の問題に移っています。単なる復興だけではなく、それを支える経済政策について抜本的な議論をしないと、急激に発生したこのような大規模な社会保障を支えきれず、この問題が日本全国に飛び火することは確実ではないでしょうか。
■ 仙南支援部隊「チーム王冠」代表:伊藤氏のコメント
「自宅避難者の支援をいつまで継続する予定か」という質問を受けて
「必要とされている限り、続けていこうと思います。(終わりの)時期がいつなのか、本当に自分も読めせん。皆さん自立ありきでお話されるのですが、石巻で言えば、工業地帯も(沿岸部の)魚加工の工場や倉庫などの100を超える会社も壊滅状態で、営業再開できたところはひとつもありません。(自宅避難者が)仕事を見つけ、仕事をはじめ、「支援はもういらないよ」と言うまで続けていこうと思います。今やらなければいけないことは、自宅避難者を一刻も早く見つけたい、認知したい。」
■ パイプドビッツ 代表取締役社長 CEO:佐谷のコメント
「今回の調査の特徴は、現地の自宅避難者に直接ヒアリングしていることです。例えば、第三者に話すのには抵抗があると思われる家計のことまで聞けたのは、顔の見える「チーム王冠」と住民の皆様に信頼関係があったからこそ。内情をあまり話してこなかった(自宅避難世帯の)生の声をひろく届けていきたい。」
「調査で得られたことを今後の事業にいかしていくのか」という質問を受けて
「運営している「政治山」で今回のような取り組みを積極的に展開したい。震災後(立ち上がる)若者が増えている実感がある。そういった方々からも活動のお知らせをしていくことも検討している。」
■ 政治団体「日本一丸」代表:大西氏のコメント
「今回こういう場を設けさせていただいたのは、誰が悪いという話をしたいからではない。我々1人1人が出来ることを少しずつやらないとダメだと思っている。自宅避難者の問題に関しても、少しでも議論をするなり、問題を明らかにするために調査をするなり。この調査をしたことで、これはお金の問題だと説得力をもって話せるようになった。官邸に持って行く。(自宅避難者は)1人1人、我々と同じリアルな人達。1人1人の声を集めたので、ぜひ(多くの人々に)伝えていただきたい。」
■ 仙南支援部隊「チーム王冠」について
<設立経緯>
著名で大規模な支援ボランティア団体ではなく、企業や有力者の力添えもなく、数個のダンボール数十人分の炊き出したった数名から始まりました。一般市民による被災地支援活動に心を打たれ参加を申し出てくれた有志の手と手が繋がりあい大きな輪になり現在のチーム王冠となっています。
<活動内容>:自宅避難者の発掘と支援(8月1日現在、1666世帯、5477人の自宅避難者の支援活動を展開)
現地を歩き回り、住んでいそうな家を見つけては戸を叩き、そこから周辺の情報を収集し、付近にどれだけの人が住んでいるか、またどんな様子かを把握しています。そして隣近所のグループを作ってもらい、そこへ必要な物資を運びます。石巻市のようにお弁当支援がある自治体の場合は、申請書を渡して行政の支援を受けられるようにしますが、大抵はそれもないので、自ら物資を調達して運んでいます。
活動範囲は日々拡大しています。歩けば歩くほど、困っている人が見つかるからです。今では渡波地区だけではなく、大街道、東松島市、女川市などにも足を延ばしています。
▼チーム王冠公式サイト
URL : http://team-ohkan.net/
■ 政治団体「日本一丸」について
<設立経緯>
2010年5月に大西氏が「ふんばろう東日本」経由でカップラーメン1万食の支援要望を受けたことをきっかけに、「チーム王冠」との交流がはじまる。石巻の渡波地区の自宅避難者の現状を知り、現地で厚い信頼を寄せられながら支援を続ける「チーム王冠」の活動に感銘を受け、共に現地に赴きボランティア活動を続けるうちに、自身の活動は政治活動だという認識が深まり、7つの理念に基づく社会をつくるため、7月に政治団体「日本一丸」を立上げた。
[名 称]
日本一丸(にっぽんいちがん)
[区 分]
その他の政治団体
[目 的]
「公平である社会」「持続可能な社会」、「筋を通す社会」、「他者を尊重する社会」、「真の価値を認める社会」、「関わり合う社会」、「一人一人が責任を持つ社会」の理念に基づく社会づくりのために活動する
[組織年月日]
平成23年7月11日
[主たる事務所]
〒225-0012 神奈川県横浜市青葉区あざみ野南2-6-16 大西方
[主たる活動区域]
全国
[代表者]
大西 恒樹
■ 報道関係者様お問合せ先
株式会社パイプドビッツ (http://www.pi-pe.co.jp/)
社長室 広報担当 : 高橋、立花
TEL:03-5575-6601 FAX:03-5575-6677
E-mail : pr@pi-pe.co.jp
▼政治のふるさと「政治山」:政治山調査特別編「被災地生活状況レポート」
URL : http://seijiyama.jp/investigation/investigation_ishinomaki_1.html
▼政治のふるさと「政治山」:政治山調査特別編「被災地生活状況調査レポート」記者会見の模様(動画)
URL : http://seijiyama.jp/event/110802_press_mov.html
■ 被災地生活状況調査の経緯
宮城県石巻市では、多くの住民が被災した自宅で生活を続けています。市は自宅避難者に災害救助法に基づく食糧支援として毎日約8,400食分のお弁当を配給しています。水道や電気などのライフラインがほぼ復旧している中、未だに災害救助法に基づく食糧支援が必要とされる背景に大きな問題が隠れているのではないかと考え、自宅避難世の家計と生活の実態を明らかにすることを目的に調査を実施いたしました。
本調査は、政治団体「日本一丸」(本拠:神奈川県横浜市)代表の大西恒樹氏のコーディネートのもと、石巻市で自宅避難者の発掘と支援活動中のボランティア団体「チーム王冠」(本拠:宮城県柴田郡、代表:伊藤健哉)の協力を得て実現いたしました。
■ 調査概要
1.調査期間:2011年6月25日(土)~2011年6月30日(木)
2.調査方法:調査票を世帯ごとに直接配布し、3~5日後に回収した
3.調査対象:宮城県石巻市渡波地区(一部大街道地域を含む)で、
調査実施時期に主に自宅で生活している世帯
4.回答状況:配布数:750、有効回答数:530
5.分析対象:530世帯、1,844人
■ 「被災地生活状況調査」総括(抜粋)
本調査であぶりだされたことは、仕事も家財も失った人々が生活に困窮し、それゆえに食糧支援や物資支援を必要としている実態です。問題はすでに、震災の問題ではなく、震災という経済的インパクトを伴う出来事の結果、従来の経済社会システムから放り出された人々の生活保障の問題に移っています。単なる復興だけではなく、それを支える経済政策について抜本的な議論をしないと、急激に発生したこのような大規模な社会保障を支えきれず、この問題が日本全国に飛び火することは確実ではないでしょうか。
■ 仙南支援部隊「チーム王冠」代表:伊藤氏のコメント
「自宅避難者の支援をいつまで継続する予定か」という質問を受けて
「必要とされている限り、続けていこうと思います。(終わりの)時期がいつなのか、本当に自分も読めせん。皆さん自立ありきでお話されるのですが、石巻で言えば、工業地帯も(沿岸部の)魚加工の工場や倉庫などの100を超える会社も壊滅状態で、営業再開できたところはひとつもありません。(自宅避難者が)仕事を見つけ、仕事をはじめ、「支援はもういらないよ」と言うまで続けていこうと思います。今やらなければいけないことは、自宅避難者を一刻も早く見つけたい、認知したい。」
■ パイプドビッツ 代表取締役社長 CEO:佐谷のコメント
「今回の調査の特徴は、現地の自宅避難者に直接ヒアリングしていることです。例えば、第三者に話すのには抵抗があると思われる家計のことまで聞けたのは、顔の見える「チーム王冠」と住民の皆様に信頼関係があったからこそ。内情をあまり話してこなかった(自宅避難世帯の)生の声をひろく届けていきたい。」
「調査で得られたことを今後の事業にいかしていくのか」という質問を受けて
「運営している「政治山」で今回のような取り組みを積極的に展開したい。震災後(立ち上がる)若者が増えている実感がある。そういった方々からも活動のお知らせをしていくことも検討している。」
■ 政治団体「日本一丸」代表:大西氏のコメント
「今回こういう場を設けさせていただいたのは、誰が悪いという話をしたいからではない。我々1人1人が出来ることを少しずつやらないとダメだと思っている。自宅避難者の問題に関しても、少しでも議論をするなり、問題を明らかにするために調査をするなり。この調査をしたことで、これはお金の問題だと説得力をもって話せるようになった。官邸に持って行く。(自宅避難者は)1人1人、我々と同じリアルな人達。1人1人の声を集めたので、ぜひ(多くの人々に)伝えていただきたい。」
■ 仙南支援部隊「チーム王冠」について
<設立経緯>
著名で大規模な支援ボランティア団体ではなく、企業や有力者の力添えもなく、数個のダンボール数十人分の炊き出したった数名から始まりました。一般市民による被災地支援活動に心を打たれ参加を申し出てくれた有志の手と手が繋がりあい大きな輪になり現在のチーム王冠となっています。
<活動内容>:自宅避難者の発掘と支援(8月1日現在、1666世帯、5477人の自宅避難者の支援活動を展開)
現地を歩き回り、住んでいそうな家を見つけては戸を叩き、そこから周辺の情報を収集し、付近にどれだけの人が住んでいるか、またどんな様子かを把握しています。そして隣近所のグループを作ってもらい、そこへ必要な物資を運びます。石巻市のようにお弁当支援がある自治体の場合は、申請書を渡して行政の支援を受けられるようにしますが、大抵はそれもないので、自ら物資を調達して運んでいます。
活動範囲は日々拡大しています。歩けば歩くほど、困っている人が見つかるからです。今では渡波地区だけではなく、大街道、東松島市、女川市などにも足を延ばしています。
▼チーム王冠公式サイト
URL : http://team-ohkan.net/
■ 政治団体「日本一丸」について
<設立経緯>
2010年5月に大西氏が「ふんばろう東日本」経由でカップラーメン1万食の支援要望を受けたことをきっかけに、「チーム王冠」との交流がはじまる。石巻の渡波地区の自宅避難者の現状を知り、現地で厚い信頼を寄せられながら支援を続ける「チーム王冠」の活動に感銘を受け、共に現地に赴きボランティア活動を続けるうちに、自身の活動は政治活動だという認識が深まり、7つの理念に基づく社会をつくるため、7月に政治団体「日本一丸」を立上げた。
[名 称]
日本一丸(にっぽんいちがん)
[区 分]
その他の政治団体
[目 的]
「公平である社会」「持続可能な社会」、「筋を通す社会」、「他者を尊重する社会」、「真の価値を認める社会」、「関わり合う社会」、「一人一人が責任を持つ社会」の理念に基づく社会づくりのために活動する
[組織年月日]
平成23年7月11日
[主たる事務所]
〒225-0012 神奈川県横浜市青葉区あざみ野南2-6-16 大西方
[主たる活動区域]
全国
[代表者]
大西 恒樹
■ 報道関係者様お問合せ先
株式会社パイプドビッツ (http://www.pi-pe.co.jp/)
社長室 広報担当 : 高橋、立花
TEL:03-5575-6601 FAX:03-5575-6677
E-mail : pr@pi-pe.co.jp