6月FOMCの後に1559ドルまで上昇したNY「金」はQE2終了となった6月末を睨みながらヘッジファンドを中心にした利食いの売り(NY先物買い残高が先週リーマンショック以来の減少幅を記録して516トンまで減少)、に押され1480ドルを割り込み1478ドルで下げ止まり、アジア筋の実需の買いにその後に急反発して1530ドル台で注目の米6月雇用統計を迎えた。
8日の発表は6月の非農業部門新規雇用者数は1万8000人増(予想の平均は10万人増)。失業率も9.2%(5月は9.1%)と高止まりした。
内訳は政府部門が3万9000人減少し、民間部門は5万7000人増加となった。大方の予想を大きく下回る結果に米景気の先行きの不安と、金利引き上げ期待が後退し、NY「金」は1544ドル(前日比11ドル高)となった。
雇用統計の後の相場を展望すれば以下のことに注目する。
(1)QE2は6月終了するも雇用統計の悪化を受けた金融政策
(2)ECBの金利0.25%の引き上げ実施でユーロ高・ドル安に
(3)中国は今年3度目の利上げに踏み切り、インフレ懸念と景気減速懸念の綱引き(4)新興国を中心にした中央政府のドル・ユーロから「金」シフトが続くか
(5)アジア筋の実需買いが1540ドル台では様子見になり、1500ドル前後で買い旺盛になっている
(6)NY金先物市場の買い残高が減少している(7)欧米各国に金貨需要が高まっている。
「金」を取り巻く状況に大きな変化はなく、1ヶ月前と同じように
「金」の上昇要因は
(1)世界的インフレ懸念
(2)地政学リスク
(3)欧州の財政債務懸念
(4)ドル通貨不安
(5)インド・中国の旺盛な宝飾需要
(6)中央政府の「金」購入と基本的な要因には変わりはないようだ。
下落要因としては
(1)米国の金融政策が利上げに転換する時であるが、この時には金利を生まない「金」を売ってドルを買う流れで表層雪崩現象が起こる可能性がある
(2)歴史的高値圏にありリサイクルの「金」の実需の売りが断続的に出ることや
(3)ETFやNYコメックス先物の投機筋の高値圏での売り物が株式・原油の下落から換金売りに連動するが、しかし先物の買い残高は減少している
(レポートは弊社の独自の分析で、売り買いをお薦めするものではありません、ご判断は各自の責任にてお願い致します)
このレポートに関するお問い合わせは下記へお願い致します
(株)メリンダ・ダイヤモンド 担当 小野寺 靖
Tel 0120-228914(輝く石)
URL http://www.melindadiamonds.com/index.php
mail info@melindadiamonds.com
(株)メリンダ・ダイヤモンド会社概要
会社名 株式会社メリンダダイヤモンド
設立1988.7.15
代表者小野寺 靖
資本金9,000万円
本社住所〒110-0005 東京都台東区上野5-22-4リューツウ本店ビル2F
電話03-3836-2520 03-3835-3936 03-3836-2635 ファックス03-3833-2031
URL http://www.melindadiamonds.com
担当者 中村 浩徳 小野寺 仁詩 小野寺 美佳子 木内 努 平田栄介 片岡沙弥
取引銀行城北信用金庫上野支店 城北信用金庫王子営業部営
業時間月曜~金曜10:00~18:00
会社の目的 宝石、貴金属及びその製品に関する製造、販売及び輸出入業
免許情報東京都公安委員会/第306600607583号 古物商許可証
メリンダ・ダイヤモンドの歴史
1973年宝石卸売業を創業
1978年香港現地法人設立。海外仕入の担当社員を常駐
1979年アメリカ New Yorkに Melinda Diamonds Inc を設立、大粒ダイヤモンドの仕入を開始
DOC会員: ニューヨーク・ダイヤモンドディーラーズクラブの会員になり、日本人としてユダヤ社会の仲間入りをする
1986年マンハッタンのダイヤモンド街、13W46THにNY自社ビルを置く
同年、イスラエル現地法人としてMelinda Israelをテルアビブに設立、ファンシー、
及び小粒ダイヤモンドの仕入れを開始
1988年 台東区東上野1-11-10に東上野店を設置
2004年 御徒町駅南口前に移転
社長のブログ http://wind.ap.teacup.com/uminoko/
8日の発表は6月の非農業部門新規雇用者数は1万8000人増(予想の平均は10万人増)。失業率も9.2%(5月は9.1%)と高止まりした。
内訳は政府部門が3万9000人減少し、民間部門は5万7000人増加となった。大方の予想を大きく下回る結果に米景気の先行きの不安と、金利引き上げ期待が後退し、NY「金」は1544ドル(前日比11ドル高)となった。
雇用統計の後の相場を展望すれば以下のことに注目する。
(1)QE2は6月終了するも雇用統計の悪化を受けた金融政策
(2)ECBの金利0.25%の引き上げ実施でユーロ高・ドル安に
(3)中国は今年3度目の利上げに踏み切り、インフレ懸念と景気減速懸念の綱引き(4)新興国を中心にした中央政府のドル・ユーロから「金」シフトが続くか
(5)アジア筋の実需買いが1540ドル台では様子見になり、1500ドル前後で買い旺盛になっている
(6)NY金先物市場の買い残高が減少している(7)欧米各国に金貨需要が高まっている。
「金」を取り巻く状況に大きな変化はなく、1ヶ月前と同じように
「金」の上昇要因は
(1)世界的インフレ懸念
(2)地政学リスク
(3)欧州の財政債務懸念
(4)ドル通貨不安
(5)インド・中国の旺盛な宝飾需要
(6)中央政府の「金」購入と基本的な要因には変わりはないようだ。
下落要因としては
(1)米国の金融政策が利上げに転換する時であるが、この時には金利を生まない「金」を売ってドルを買う流れで表層雪崩現象が起こる可能性がある
(2)歴史的高値圏にありリサイクルの「金」の実需の売りが断続的に出ることや
(3)ETFやNYコメックス先物の投機筋の高値圏での売り物が株式・原油の下落から換金売りに連動するが、しかし先物の買い残高は減少している
(レポートは弊社の独自の分析で、売り買いをお薦めするものではありません、ご判断は各自の責任にてお願い致します)
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Tel 0120-228914(輝く石)
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会社名 株式会社メリンダダイヤモンド
設立1988.7.15
代表者小野寺 靖
資本金9,000万円
本社住所〒110-0005 東京都台東区上野5-22-4リューツウ本店ビル2F
電話03-3836-2520 03-3835-3936 03-3836-2635 ファックス03-3833-2031
URL http://www.melindadiamonds.com
担当者 中村 浩徳 小野寺 仁詩 小野寺 美佳子 木内 努 平田栄介 片岡沙弥
取引銀行城北信用金庫上野支店 城北信用金庫王子営業部営
業時間月曜~金曜10:00~18:00
会社の目的 宝石、貴金属及びその製品に関する製造、販売及び輸出入業
免許情報東京都公安委員会/第306600607583号 古物商許可証
メリンダ・ダイヤモンドの歴史
1973年宝石卸売業を創業
1978年香港現地法人設立。海外仕入の担当社員を常駐
1979年アメリカ New Yorkに Melinda Diamonds Inc を設立、大粒ダイヤモンドの仕入を開始
DOC会員: ニューヨーク・ダイヤモンドディーラーズクラブの会員になり、日本人としてユダヤ社会の仲間入りをする
1986年マンハッタンのダイヤモンド街、13W46THにNY自社ビルを置く
同年、イスラエル現地法人としてMelinda Israelをテルアビブに設立、ファンシー、
及び小粒ダイヤモンドの仕入れを開始
1988年 台東区東上野1-11-10に東上野店を設置
2004年 御徒町駅南口前に移転
社長のブログ http://wind.ap.teacup.com/uminoko/