2011年07月06日 14:00

マイクロチップ・テクノロジー、60 MIPSの拡張コアdsPIC33デジタルシグナル コントローラとPIC24マイクロコントローラを発表

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

より大容量のメモリ(536 KBフラッシュ)とUSB 2.0 OTGを備える製品 - 9つのデバイスとスタータキット、プラグイン モジュール、ソフトウェア ライブラリ、アプリケーション ノートを発表

マイクロコントローラ、アナログ半導体、フラッシュIPソリューションのトッププロバイダであるマイクロチップ・テクノロジー社(日本支社: 神奈川県横浜市港北区新横浜、日本支社長: 渡辺敏弘 以下マイクロチップ社)は本日、60 MIPS 16ビットdsPIC(R)デジタルシグナルコントローラ(DSC)PIC24マイクロコントローラ(MCU)を発表しました。 次世代のdsPIC DSC/PIC24 MCUコアを使った60 MIPSのdsPIC33/PIC24E」デバイスは、より大容量のフラッシュメモリ(536 KB)、より大容量のRAM (52 KB)、144ピンパッケージによって強化されたI/O機能、USB 2.0 OTGインターフェイスに加え、旧世代のdsPIC DSC/PIC24 MCUコアよりも拡張されたモータ制御、グラフィック、オーディオ、リアルタイム組み込み制御機能を提供します。本日発表した最初の9つのdsPIC33/PIC24「E」デバイスのサポートツールとして、マイクロチップ社は、マルチメディア拡張ボードモータ制御開発キットExplorer 16開発プラットフォームと使用できる2つのUSBスタータキットと5つのプラグイン モジュール(PIM)を発表しました。また、30のソフトウェア ライブラリと、音声/音響、暗号化/復号化、通信、モータ制御等のトピックに関するアプリケーション ノートも用意しています。これら新しいデバイスと包括的サポートをご利用頂く事により、高性能な設計を迅速に行う事ができます。

マイクロチップ社のdsPIC33E DSCとPIC24E MCUは、既存の幅広い製品群(dsPIC33F DSCとPIC24H/PIC24F MCU、ソフトウェア ライブラリ/ツール)と完全に互換であり、堅実な発展の道筋をお客様に提供します。新しいUSB2.0 OTG (On-The-Go)周辺モジュールは、PC、フラッシュ ドライブ、その他のUSB対応デバイスへの接続を可能にします。

- 続きを見る -



60 MIPSという性能は、これらの新しいデバイスが工業/商業用ハイエンド アプリケーション(サーボモータ制御、純正弦波インバータ、3相モータ2基の並列運転等)に対応できる事を意味します。また、新しい独立パルス幅変調(PWM)モードは複数のステッピング モータとデッドタイム補償をサポートしており、ソフトウェアのオーバーヘッドを削減します。3つの内蔵アナログ コンパレータは、システムコストと外付け部品の数をさらに削減します。

マイクロチップ社の高性能マイクロコントローラ事業部担当副社長のSumit Mitraは次のように述べています。「マイクロチップ社は、16ビット製品ラインへの投資を継続します。旧世代のdsPIC DSCとPIC24 MCUの成功の上に築かれた新しい「E」コアデバイスとその豊富なサポートリソースは、より複雑さを増していく設計のためにお客様が必要とする性能向上、統合度、総合的製品ソリューションを提供します。」

最初のdsPIC33/PIC24「E」デバイスは、4つのSPIおよびUARTインターフェイスと2つのI2CTMインターフェイスを内蔵しています。新しい補助フラッシュ モジュールにより、設計者は通常のCPU動作を低速化する事なくフラッシュデータをプログラムまたは消去できます。これは、モータ制御電力変換、その他実行中のプログラミングを必要とする多数のアプリケーションにとって極めて重要です。改善されたダイレクト メモリ アクセス(DMA)機能はリンクされたDMA動作を自動的に起動し、同じく改善されたデバッガ機能は複雑なブレークポイントを可能にしてデバッグを迅速化しました。また、拡張されたタイマ機能により、dsPIC33/PIC24「E」デバイスの入力キャプチャ モジュールと出力コンペア モジュールは柔軟性と性能が向上しました。

開発サポート

マイクロチップ社は本日、dsPIC33E USBスタータキット(製品番号DM330012)とPIC24E USBスタータキット(製品番号DM240012)を発表しました。これらのスタータキットは、単体で開発に使用可能です。また、マルチメディア拡張ボード(製品番号DM320005)等のマイクロチップ社の開発プラットフォームと一緒に使うと、魅力的なユーザ インターフェイスの開発も可能です。



また、マイクロチップ社のExplorer 16開発ボードと、dsPICDEMTM MCHV(製品番号DM330023)、dsPICDEM MCLV(製品番号DM330021)、dsPICDEM MCSM(製品番号DM330022)を含むモータ制御開発キット向けのプラグイン モジュール(PIM)も本日発表されました。新しいPIMは、モータ制御用、汎用、グラフィックアプリケーション用のdsPIC33E 100ピンPIM(部品番号MA330025-1、$25)、汎用およびグラフィックアプリケーション用のPIC24E 100ピンPIM(部品番号MA240025-1)、汎用およびグラフィックアプリケーション用のdsPIC33E 144ピンPIM(部品番号MA330025-2)、モータ制御アプリケーション用のdsPIC33E 144ピンPIM(部品番号MA330025-3)、汎用およびグラフィックアプリケーション用のPIC24E 144ピンPIM(部品番号MA240025-2)です。dsPIC33Eデュアルモータ制御PIM(製品番号MA330027)を使用すると、1つのdsPIC33E DSCで2つのモータを制御できます。このPIMは、2011年7月に販売開始予定です。

dsPIC33E/PIC24Eデバイスは、MPLAB(R) IDEMPLAB ICD 3インサーキットデバッガREAL ICETMインサーキットエミュレータPIC24 MCUおよびdsPIC DSC向けのMPLAB Cコンパイラ(MPLAB C30 Cコンパイラ)を含むマイクロチップ社の標準開発ツールでもサポートされています。詳細は、http://www.microchip.com/get/BDKVをご覧ください


パッケージと入手方法について

dsPIC33E DSCとPIC24E MCUは、64ピンQFN/TQFPパッケージ、100/144ピンTQFP、121ピンBGA、144ピンLQFPパッケージで用意しています。詳細は、マイクロチップ社の営業担当または正規販売代理店にお問い合わせ頂くか、ウェブサイトhttp://www.microchip.com/get/BDKVをご覧ください。このプレスリリースでご紹介した製品のご購入にあたっては、microchipDIRECTをご利用頂くか、マイクロチップ社の販売代理店にお問い合わせください。





マイクロチップ・テクノロジー社について
マイクロチップテクノロジー社(NASDAQ: MCHP)は、マイクロコントローラおよびアナログ半導体、フラッシュIPソリューションのトップ プロバイダで、世界各地のお客様のさまざまなアプリケーションにおいて、低リスクの製品開発、総システムコストの削減、スピーディな商品化の実現に貢献しています。本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、信頼できる納品、高品質を提供します。詳細は、マイクロチップ・テクノロジー社ウェブサイトhttp://www.microchip.com/get/FUKC)をご覧ください。

同リリースに関するお問い合わせ先
共同PR株式会社 第3業務局 担当:山路・富永

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社(マイクロチップテクノロジージャパンカブシキガイシャ)
代表者
櫟 晴彦(イチイ ハルヒコ)
所在地
〒105-0013
東京都港区浜松町 1-10-14 住友東新橋ビル3号館4階
TEL
03-6880-3770
業種
その他IT関連
上場先
その他

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.