2011年06月24日 09:00

歴史は繰り返す「リスク管理」失敗事例

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企業リスク軽視の系譜

IT革命やグローバル化が進展したバブル期以降、「リスク」をいかにコントロールしていくかが、経営上の重要課題となっている。ビジネス白書シリーズの日本ビジネス開発(大阪市住之江区、代表藤田英夫、06-6685-7992)は、これまで「企業リスク白書」で日本企業の様々なリスク事例を整理・分析してきた。
   http://www.jbd-corp.co.jp/

<高度成長期のリスク>
 ●公害リスク
  ・富山イタイイタイ病
   三井金属鉱山
  ・熊本水俣病
   チッソ
  ・新潟水俣病
   昭和電工
  ・四日市ぜんそく
   石油コンビナート各社
 ●薬害リスク
  ・サリドマイド事件
   大日本製薬
  ・薬害エイズ事件
   ミドリ十字

<バブル後のリスク管理失敗例>
 ●多様化するリスク
  ・2000/6----・雪印乳業の乳製品で食中毒が発生、その後の対応及び子会社の食肉偽装事件が絡み、同社グループは解体に至った。
  ・2003/1----・三菱自動車のリコール隠し等の不祥事が、ブランドの失墜を招きトラック・バス事業の分離、三菱グループへの支援を仰ぐ存亡の危機につながった。
 
 ・2004/3----・総会屋への利益供与等の一連の不祥事により、西武グループは再編を余儀なくされた。
 
 ・2005/6----・粉飾決算が明らかになったカネボウは上場廃止となり、その後解体した。
 
 ・2006/1----・証券取引法違反でライブドア堀江社長逮捕。旧ライブドアは解体した。
 
 ・2008/1----・JTの子会社が中国から輸入した冷凍ギョーザに毒が混入、同社冷凍食品事業は致命的な打撃を被った。
 
 ・2009/8----・トヨタリコール問題が拡大。トヨタブランドが大きく傷ついた。

 ・2010/9----・尖閣事件発生。大手製造業にレアアースリスクが勃発した。
  
 ・2011/3----・東日本大震災に端を発した、地震・津波・原子力事故により、多くの企業が存亡の危機に瀕する。

 以上、公害リスクから東日本大震災~原子力事故リスクまで、日本の代表的な企業リスクの系譜を、
  ・企業リスク白書2000年版
  ・企業リスク白書2006年版
  ・企業リスク白書2008年版
  ・企業リスク白書2011年春号
において詳述した。
   
 
(発行所)
 日本ビジネス開発株式会社
〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-2-10
 TEL 06-6685-7992 FAX 06-6685-6936
  URL http://www.jbd-corp.co.jp/
    E-Mail jbdhideo@silver.ocn.ne.jp

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会社概要

商号
日本ビジネス開発株式会社(ニホンビジネスカイハツカブシキカイシャ)
代表者
藤田英夫(フジタヒデオ)
所在地
〒559-0011
大阪府大阪市住之江区北加賀屋5-2-10 
TEL
06-6685-7992
業種
その他
上場先
未上場

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