CSR plc（英国ケンブリッジ、ロンドン証券取引所 略号：CSR.L、以下、「CSR」）は本日、SiRFstarlVアーキテクチャをベースとした初の車載向けGPSデバイス、「SiRFstarIV GSD4e-9500 GPSエンジン」を発表しました。本デバイスは、自動車業界における高まるニーズに対応し、車載製品への適用を目的に改良、最適化された製品です。CSRは、自動車市場で初めてBluetooth low energyとWideband Speech （HD Voice）機能を提供し、先進的なBluetooth HCIデバイスの車載対応デバイスであるCSR8311を併せて発表しました。
SiRFstarIV GSD4e-9500 GPSエンジンは、CSR8311 BluetoothおよびCSR6000 Wi-Fiコネクティビティ・デバイスと共に、車載対応GPSを含む3大コネクティビティの高性能プラットフォーム・ソリューションを自動車の主要なサプライヤやOEMに提供します。これらのプラットフォームは、自動車・トラック内の各種インダッシュ・ナビゲーションやテレマティクスアプリケーションに適用されます。本発表に関連して、CSRは本日、CSR6000向けWi-Linxソフトウェアモジュールを発表しました（エディタ・ノート：「CSR6000向けCSR Wi-Linx、自動車をWi-Fiホットスポットとして利用可能に」を参照ください）。
CSRは、2011年6月8日～9日にミシガン州ノーヴィにあるSuburban Collection Showplaceで実施されたTelematics Detroit 2011（ブース番号：26番）にて、多くの車載対応ハードウェアおよびソフトウェアソリューションを展示し、デモを実施いたしました。
CSR、Automotive & PND Business Unit SVP、Charlie Leskoのコメント：
「GSD4e-9500のリリースは、車載対応位置情報機能とコネクティビティ、クラス最高のポートフォリオの拡大を目指すCSRにとって、重要なマイルストーンであり、自動車市場への注力を強化するものです。CSRは、当社のGPS、Bluetooth、Wi-Fiの3大ソリューションにより、自動車市場における位置情報およびワイヤレス・コネクティビティへの今後のニーズに応えることができます」
車載用SiRFstarIV：GSD4e-9500
GSD4e-9500は、アクティブ・ジャマー・リムーバルテクノロジ、SiRFInstantFiｘはクライアントサポート及びサーバで生成された拡張エフェメリスサポート、SiRFDRiveデッドレコニングテクノロジなど全ての画期的なSiRFstarIV位置情報のメリットを自動車市場向けに初めて提供します。CSRの優れたアクティブ・ジャマー・リムーバルテクノロジは、車内環境でよく見られる帯域内干渉に自動的に対応し、GSD4eの優れたGPS性能を維持します。CSRのSiRFInstantFix拡張エフェメリステクノロジとSiRFDRiveデッドレコニングテクノロジは、車内でのアンテナの設置場所が最適とはいえないダッシュボードの下などの場合でも、「初回測位時間の迅速化」、「卓越した位置検出精度」を実現します。
モジュールアプローチは、自動車メーカーによってBluetoothやWi-Fiの製造サイクルと導入率が異なる今日でも、当該メーカーがインダッシュ・インフォテインメントやテレマティクスシステムを特定の市場のニーズに対応した製品開発ができるようさらなる柔軟性を発揮します。
CSR、オートモーティブマーケティングディレクター、Lars Boerydのコメント：
「GSD4-9500は、コンシューマおよびハンドセット市場で定評のある製品を自動車業界に提供し、AEC-Q100対応デバイスとしては初めての製品です。CSRはGSD4e-9500の発表により、自動車の主要サプライヤやOEMにとって、SiRFstarIVアーキテクチャの幅広い用途の可能性を切り開き、競争力の高い包括的なソリューションを自動車市場に提供していきます」
GSD4e-9500は、アクティブ・ジャマーテクノロジによって最大8つのジャミング信号の干渉要因に対して、検出、追跡、ブロックを動的に実行が可能で、単一のSAWフィルタ設計、オンチップLNA、フェイルセーフ（二重安定装置）I/O、統合型スイッチャ、単一供給電圧、シンプルなRF整合などの機能を搭載した小型のパッケージングです。これは、設計者がGSD4e-9500を車載プラットフォームへ容易に統合できるようにし、サプライヤおよびOEMがシステムを設計およびアンテナ設置する際により高い柔軟性を提供しながら、市場投入に要する時間の短縮化を実現できるよう支援します。GSD4e-9500は、より厳格なAEC-Q100規格に準拠、厳しい製造・組立・試験工程において検証済のデバイスで、コンシューマ・デバイスと比較してより厳重な自動車品質と信頼性基準を満たします。
車載用Bluetooth 4.0： CSR8311
新しいWideband Speech規格に準拠しているCSR8311は、複数の主要の自動車OEMが待ち望んでいたものであり、今日の携帯電話に見られる音声ダイヤル機能の性能を向上させ、車内において優れたハンズフリー音質を実現します。
CSR8311は、自動車メーカーに対して、既存のキーレスエントリーテクノロジに対応するプラットフォームを提供します。このプラットフォームにより、運転手はスマートフォンで自分専用の設定が可能で、同乗者は車内エンターテインメントシステムを遠隔で操作し、Bluetoothキーボードを操作してインターネットにアクセスができます。このテクノロジは、バイオメトリックセンサからのデータと特定の車載機能を連動させることで、特定の病気を持つ運転者に役立つ情報を提供するなど、様々な車載用健康アプリケーションへの可能性を切り開きます。
CSR8311は、成長著しいリアシートエンターテインメント市場向けて、複数のステレオヘッドセットやリモコンの駆動を可能にし、CSR aptXTMワイヤレス、Hi-Fi、Bluetooth向け低遅延オーディオ圧縮テクノロジをサポートしています。CSR aptXテクノロジは、先進的なADPCM方式を使用し、10Hz～22kHzまでのHi-Fiオーディオ周波数帯全域をBluetooth伝送規格の限られた帯域幅に圧縮しています。これにより、CSR aptXテクノロジは、車内動画エンターテインメントシステムを利用する際のリップシンク問題を回避する超低遅延にて、高品質のステレオオーディオ再生を実現します。
車載用Wi-Fi ホットスポットコネクティビティ： CSR6000向けWi-Linx
本日発表したCSR6000向けのソフトウェアモジュールであるWi-Linxは、全ての自動車車両にWi-Fiホットスポット、Wi-Fiクライアント、Bluetooth 3.0+HS機能の付加を可能にします。CSR6000向けWi-Linxは、Microsoft Windows CE 6.0およびMicrosoft Auto 4.1プラットフォームに対応しています。CSR6000向けWi-Linxは、次世代の車内インフォテインメントにおけるユーザのワイヤレス体験を向上させ、既存のBluetooth機能を維持しながら自動車にWi-Fi機能を提供します。
在庫と価格
車載対応SiRFstarIV GSD4e-9500 GPSエンジン、および車載対応CSR8311 Bluetoothコネクティビティ・ソリューションは現在、量産出荷されています。GSD4e-9500は96ボール、0.8mmピッチBGAパッケージで提供され、CSR8311は40 lead、0.5mmピッチQFNパッケージで提供されています。価格情報についてはCSR代理店まで問い合わせください。
CSRについて：
CSRは、多機能コネクティビティとロケーション・プラットフォームを開発・提供するリーディング企業です。CSRのテクノロジ・ポートフォリオには、完全統合型ラジオ、ベースバンド、マイクロコントローラ・エレメントを含むシリコン・プラットフォームの開発を可能にする、Bluetooth、GPS、FM、Wi-Fi（IEEE802.11）、UWB、NFC、その他のコネクティビティ技術が含まれます。CSRのConnectivity Centreは、複合的なワイヤレス・コネクティビティと位置情報検出処理技術とを合理的に統合することで、主なモバイルデバイスにおけるユーザ体験を向上させるよう設計されています。CSRのロケーション・プラットフォームは、量産向けコンスーマ・モバイル・デバイスおよび汎用アプリケーション用のワイヤレス・コネクティビティおよびマルチメディア機能によって補完されています。
主要なコンスーマ製品開発企業は、携帯電話、カーナビ、テレマティクス・システム、ポータブルナビ（PND）、ワイヤレス・ヘッドセット、モバイル・コンピュータ、モバイル・インターネット・デバイス、GPS対応リクリエーション・デバイス、デジタルカメラ、携帯ゲーム機器、その他の幅広い個人用・商用トラッキング・アプリケーションなど、幅広いコンスーマ・モバイル・デバイスにCSRの技術を採用しています。
＊ 本文に記載されたすべてのブランド名とその商品名はそれぞれ帰属者の登録商標または商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
シーエスアール株式会社
深田 学
E－mail：prjp@csr.com
SiRFstarIV GSD4e-9500 GPSエンジンは、CSR8311 BluetoothおよびCSR6000 Wi-Fiコネクティビティ・デバイスと共に、車載対応GPSを含む3大コネクティビティの高性能プラットフォーム・ソリューションを自動車の主要なサプライヤやOEMに提供します。これらのプラットフォームは、自動車・トラック内の各種インダッシュ・ナビゲーションやテレマティクスアプリケーションに適用されます。本発表に関連して、CSRは本日、CSR6000向けWi-Linxソフトウェアモジュールを発表しました（エディタ・ノート：「CSR6000向けCSR Wi-Linx、自動車をWi-Fiホットスポットとして利用可能に」を参照ください）。
CSRは、2011年6月8日～9日にミシガン州ノーヴィにあるSuburban Collection Showplaceで実施されたTelematics Detroit 2011（ブース番号：26番）にて、多くの車載対応ハードウェアおよびソフトウェアソリューションを展示し、デモを実施いたしました。
CSR、Automotive & PND Business Unit SVP、Charlie Leskoのコメント：
「GSD4e-9500のリリースは、車載対応位置情報機能とコネクティビティ、クラス最高のポートフォリオの拡大を目指すCSRにとって、重要なマイルストーンであり、自動車市場への注力を強化するものです。CSRは、当社のGPS、Bluetooth、Wi-Fiの3大ソリューションにより、自動車市場における位置情報およびワイヤレス・コネクティビティへの今後のニーズに応えることができます」
車載用SiRFstarIV：GSD4e-9500
GSD4e-9500は、アクティブ・ジャマー・リムーバルテクノロジ、SiRFInstantFiｘはクライアントサポート及びサーバで生成された拡張エフェメリスサポート、SiRFDRiveデッドレコニングテクノロジなど全ての画期的なSiRFstarIV位置情報のメリットを自動車市場向けに初めて提供します。CSRの優れたアクティブ・ジャマー・リムーバルテクノロジは、車内環境でよく見られる帯域内干渉に自動的に対応し、GSD4eの優れたGPS性能を維持します。CSRのSiRFInstantFix拡張エフェメリステクノロジとSiRFDRiveデッドレコニングテクノロジは、車内でのアンテナの設置場所が最適とはいえないダッシュボードの下などの場合でも、「初回測位時間の迅速化」、「卓越した位置検出精度」を実現します。
モジュールアプローチは、自動車メーカーによってBluetoothやWi-Fiの製造サイクルと導入率が異なる今日でも、当該メーカーがインダッシュ・インフォテインメントやテレマティクスシステムを特定の市場のニーズに対応した製品開発ができるようさらなる柔軟性を発揮します。
CSR、オートモーティブマーケティングディレクター、Lars Boerydのコメント：
「GSD4-9500は、コンシューマおよびハンドセット市場で定評のある製品を自動車業界に提供し、AEC-Q100対応デバイスとしては初めての製品です。CSRはGSD4e-9500の発表により、自動車の主要サプライヤやOEMにとって、SiRFstarIVアーキテクチャの幅広い用途の可能性を切り開き、競争力の高い包括的なソリューションを自動車市場に提供していきます」
GSD4e-9500は、アクティブ・ジャマーテクノロジによって最大8つのジャミング信号の干渉要因に対して、検出、追跡、ブロックを動的に実行が可能で、単一のSAWフィルタ設計、オンチップLNA、フェイルセーフ（二重安定装置）I/O、統合型スイッチャ、単一供給電圧、シンプルなRF整合などの機能を搭載した小型のパッケージングです。これは、設計者がGSD4e-9500を車載プラットフォームへ容易に統合できるようにし、サプライヤおよびOEMがシステムを設計およびアンテナ設置する際により高い柔軟性を提供しながら、市場投入に要する時間の短縮化を実現できるよう支援します。GSD4e-9500は、より厳格なAEC-Q100規格に準拠、厳しい製造・組立・試験工程において検証済のデバイスで、コンシューマ・デバイスと比較してより厳重な自動車品質と信頼性基準を満たします。
車載用Bluetooth 4.0： CSR8311
新しいWideband Speech規格に準拠しているCSR8311は、複数の主要の自動車OEMが待ち望んでいたものであり、今日の携帯電話に見られる音声ダイヤル機能の性能を向上させ、車内において優れたハンズフリー音質を実現します。
CSR8311は、自動車メーカーに対して、既存のキーレスエントリーテクノロジに対応するプラットフォームを提供します。このプラットフォームにより、運転手はスマートフォンで自分専用の設定が可能で、同乗者は車内エンターテインメントシステムを遠隔で操作し、Bluetoothキーボードを操作してインターネットにアクセスができます。このテクノロジは、バイオメトリックセンサからのデータと特定の車載機能を連動させることで、特定の病気を持つ運転者に役立つ情報を提供するなど、様々な車載用健康アプリケーションへの可能性を切り開きます。
CSR8311は、成長著しいリアシートエンターテインメント市場向けて、複数のステレオヘッドセットやリモコンの駆動を可能にし、CSR aptXTMワイヤレス、Hi-Fi、Bluetooth向け低遅延オーディオ圧縮テクノロジをサポートしています。CSR aptXテクノロジは、先進的なADPCM方式を使用し、10Hz～22kHzまでのHi-Fiオーディオ周波数帯全域をBluetooth伝送規格の限られた帯域幅に圧縮しています。これにより、CSR aptXテクノロジは、車内動画エンターテインメントシステムを利用する際のリップシンク問題を回避する超低遅延にて、高品質のステレオオーディオ再生を実現します。
車載用Wi-Fi ホットスポットコネクティビティ： CSR6000向けWi-Linx
本日発表したCSR6000向けのソフトウェアモジュールであるWi-Linxは、全ての自動車車両にWi-Fiホットスポット、Wi-Fiクライアント、Bluetooth 3.0+HS機能の付加を可能にします。CSR6000向けWi-Linxは、Microsoft Windows CE 6.0およびMicrosoft Auto 4.1プラットフォームに対応しています。CSR6000向けWi-Linxは、次世代の車内インフォテインメントにおけるユーザのワイヤレス体験を向上させ、既存のBluetooth機能を維持しながら自動車にWi-Fi機能を提供します。
在庫と価格
車載対応SiRFstarIV GSD4e-9500 GPSエンジン、および車載対応CSR8311 Bluetoothコネクティビティ・ソリューションは現在、量産出荷されています。GSD4e-9500は96ボール、0.8mmピッチBGAパッケージで提供され、CSR8311は40 lead、0.5mmピッチQFNパッケージで提供されています。価格情報についてはCSR代理店まで問い合わせください。
CSRについて：
CSRは、多機能コネクティビティとロケーション・プラットフォームを開発・提供するリーディング企業です。CSRのテクノロジ・ポートフォリオには、完全統合型ラジオ、ベースバンド、マイクロコントローラ・エレメントを含むシリコン・プラットフォームの開発を可能にする、Bluetooth、GPS、FM、Wi-Fi（IEEE802.11）、UWB、NFC、その他のコネクティビティ技術が含まれます。CSRのConnectivity Centreは、複合的なワイヤレス・コネクティビティと位置情報検出処理技術とを合理的に統合することで、主なモバイルデバイスにおけるユーザ体験を向上させるよう設計されています。CSRのロケーション・プラットフォームは、量産向けコンスーマ・モバイル・デバイスおよび汎用アプリケーション用のワイヤレス・コネクティビティおよびマルチメディア機能によって補完されています。
主要なコンスーマ製品開発企業は、携帯電話、カーナビ、テレマティクス・システム、ポータブルナビ（PND）、ワイヤレス・ヘッドセット、モバイル・コンピュータ、モバイル・インターネット・デバイス、GPS対応リクリエーション・デバイス、デジタルカメラ、携帯ゲーム機器、その他の幅広い個人用・商用トラッキング・アプリケーションなど、幅広いコンスーマ・モバイル・デバイスにCSRの技術を採用しています。
＊ 本文に記載されたすべてのブランド名とその商品名はそれぞれ帰属者の登録商標または商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
シーエスアール株式会社
深田 学
E－mail：prjp@csr.com
