2011年05月17日 09:00

写真家アラーキーが人生を振り返る写真エッセイ集「天才アラーキー　写真ノ愛・情」を、亡き愛妻・陽子の誕生日（５月１７日）にあわせて刊行！

写真家・荒木経椎の真骨頂、人生の一瞬一瞬を凝縮した「私写真」エッセイ集。写真のアングルを教えてくれた父母の死、愛妻・陽子の物憂げな顔、逝ってしまった愛猫・チロ、懐かしい昭和の町並みと人々、愛した女たち、前立腺癌との闘い・・。生と性と死を鋭くとらえたベストショットをひもときながら、アラーキーが自らの人生への愛を語りつくす、「私小説」のような一冊です。

●集英社新書　ヴィジュアル版●
　『天才アラーキー　写真ノ愛・情』
写真家・荒木経惟
５月１７日（火）発売　１１５５円(税込)　　
（収録作品数９１点・２５６ページ）

●目次●
第１章　私写真論　／第２章　陽子、わが愛　／第３章　身近なひとの死が教えてくれた　／第４章　バルコニー　／第５章　オンナはすべてすばらしい　／第６章　街は気配とバランス　／第７章　チロちゃんのこと　／第８章　花はミモザ

●著者プロフィール●
荒木経惟（あらき・のぶよし）
写真家。１９４０年、東京府下谷区（現・台東区）三ノ輪生まれ。千葉大学工学部卒業。電通に入社し、在職中の６４年に『さっちん』で第１回太陽賞を受賞。独立後、数多くの写真集・作品を発表し、国内外から高い評価を受ける。２００８年、「オーストリア科学・芸術勲章」受勲。主な著書に『センチメンタルな旅　冬の旅』『天才アラーキー　写真ノ方法』など。

●『天才アラーキー　写真ノ愛・情』刊行記念ブックフェア●
荒木経惟「愛・情写真」集４０冊+α
　＊紀伊國屋書店新宿本店６階カウンター前にて６月３０日まで開催中。
http://www.kinokuniya.co.jp/store/Shinjuku-Main-Store/20110515121953.html

●個展●
荒木経惟「写狂老人Aのフィルム・ノスタルジー」
＊タカ・イシイギャラリー（清澄）５月２８日まで開催中。
http://www.takaishiigallery.com/jp/exhibitions/2011/film_nostalgia/