さて、注目の4月の雇用統計だが、米労働省が5/6日に発表した4月の雇用統計によると、
非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比24万4千人増加と、
2010年5月以来で最大の伸びとなった。増加幅はエコノミストの予想中央値(18万5000人増)を大きく上回った。
一方、家計調査に基づく4月の失業率は9%(前月8.8%)に上昇した。失業率の上昇は昨年11月以来初。
市場予想では8.8%が見込まれていた。 事業所調査に基づく民間部門の雇用者は26万8000人増加し、
2006年2月以来で最大の増加幅となった。前月は23万1000人増。 政府関連機関の雇用は2万4000人減少。
特に地方政府の雇用は1万4000人減少した。 この発表を受けたNY「金」市場は今週に入っての4日間の連続の下落からアジア筋の実需の押し目買いが入って、下落の歯止めがかかり、前日比22ドル高の1495ドル。
さすがに1500ドル割れは実需筋が買いを入れてきたようです。
9日のアジア時間のGLOVEXは1502ドルに上昇している。
市場を取り巻く大きな材料はドル・ユーロの通貨不安からのインフレ懸念の逃避先としての「金」へのシフトですが、
ETFを中心とするファンド、及び個人の「金」投資需要、中国・インドを中心とする宝飾需要の他に、
中央銀行が外貨準備をドル資産から「金」へのシフト替えの動きが顕著になってきていますが、
ここへきてメキシコ中銀が1-3月期に100トンもの「金」を購入していたことがIMF統計で明らかに。
更にタイ中銀も約9トン購入。ロシアも3月に18トンと多量の金購入。
公的機関の金買いが続いていることを裏付ける統計である。
特にメキシコは市場では全く想定外のサプライズで、これで南米諸国の「金」買いの可能性が広まったようだ。
「金」の上昇要因は(1)世界的インフレ懸念(2)地政学リスク(3)欧州の財政債務懸念(4)ドル通貨不安
(5)インド・中国の旺盛な宝飾需要(6)中央政府の「金」購入と基本的な要因には変わりはないようだ。
下落要因としては(1)米国の金融政策が利上げに転換する時であるが、この時には金利を生まない「金」を売ってドルを買う流れで表層雪崩現象が起こる可能性がある(2)歴史的高値圏にありリサイクルの「金」の実需の売りが断続的に出ることや(3)ETFやNYコメックス先物の投機筋の高値圏での売り物が株式・原油等の急落場面では出やすいが、当面の下値の目処は1,475ドル近辺、50日移動平均線1,454ドル、100日移動平均線1,413.ドルなどが、
支持線として試されることになり、1400ドルまでの下落を見ている市場関係者は少ないようだ。
(レポートは弊社独自の分析で、売り買いをお勧めするものではありません、ご判断は各自の責任にてお願い致します)
ドル不安が外貨準備で保有されるドルにも波及しドル売却 金購入の流れが続く。
同じく長期保有の中国インドなど新興国も1500ドル割れでは買いを入れること必至。
また現物不足に陥っても不思議ではない。既にインドでは今週に入り 5月の祭礼需要期とも重なり
記録的な量の金買いがムンバイから報告されている。
このレポートに関するお問い合わせは下記へお願い致します
(株)メリンダ・ダイヤモンド 担当 小野寺 靖
Tel 0120-228914(輝く石)
URL http://www.melindadiamonds.com/index.php
mail info@melindadiamonds.com
株)メリンダ・ダイヤモンド会社概要
会社名株式会社メリンダダイヤモンド
設立1988.7.15
代表者小野寺 靖
資本金9,000万円
本社住所〒110-0005 東京都台東区上野5-22-4リューツウ本店ビル2F
電話03-3836-2520 03-3835-3936 03-3836-2635 ファックス03-3833-2031
URL http://www.melindadiamonds.com
担当者 中村 浩徳 小野寺 仁詩 小野寺 美佳子 木内 努 平田栄介 片岡沙弥
取引銀行城北信用金庫上野支店 城北信用金庫王子営業部営
業時間月曜~金曜10:00~18:00
会社の目的宝石、貴金属及びその製品に関する製造、販売及び輸出入業
免許情報東京都公安委員会/第306600607583号 古物商許可証
メリンダ・ダイヤモンドの歴史
1973年宝石卸売業を創業
1978年香港現地法人設立。海外仕入の担当社員を常駐
1979年アメリカ New Yorkに Melinda Diamonds Inc を設立、大粒ダイヤモンドの仕入を開始
DOC会員: ニューヨーク・ダイヤモンドディーラーズクラブの会員になり、
日本人としてユダヤ社会の仲間入りをする
1986年マンハッタンのダイヤモンド街、13W46THにNY自社ビルを置く
同年、イスラエル現地法人としてMelinda Israelをテルアビブに設立、ファンシー、
及び小粒ダイヤモンドの仕入れを開始
1988年 台東区東上野1-11-10に東上野店を設置
2004年 御徒町駅南口前に移転
1986年マンハッタンのダイヤモンド街、13W46THにNY本社ビルを置く
同年、イスラエル現地法人としてMelinda Israelをテルアビブに設立、
ファンシー、及び小粒ダイヤモンドの仕入れを開始1988年台東区東上野1-11-10に東上野店を設置2004年御徒町駅南口前に移転
社長のブログ http://wind.ap.teacup.com/uminoko/
非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比24万4千人増加と、
2010年5月以来で最大の伸びとなった。増加幅はエコノミストの予想中央値(18万5000人増)を大きく上回った。
一方、家計調査に基づく4月の失業率は9%(前月8.8%)に上昇した。失業率の上昇は昨年11月以来初。
市場予想では8.8%が見込まれていた。 事業所調査に基づく民間部門の雇用者は26万8000人増加し、
2006年2月以来で最大の増加幅となった。前月は23万1000人増。 政府関連機関の雇用は2万4000人減少。
特に地方政府の雇用は1万4000人減少した。 この発表を受けたNY「金」市場は今週に入っての4日間の連続の下落からアジア筋の実需の押し目買いが入って、下落の歯止めがかかり、前日比22ドル高の1495ドル。
さすがに1500ドル割れは実需筋が買いを入れてきたようです。
9日のアジア時間のGLOVEXは1502ドルに上昇している。
市場を取り巻く大きな材料はドル・ユーロの通貨不安からのインフレ懸念の逃避先としての「金」へのシフトですが、
ETFを中心とするファンド、及び個人の「金」投資需要、中国・インドを中心とする宝飾需要の他に、
中央銀行が外貨準備をドル資産から「金」へのシフト替えの動きが顕著になってきていますが、
ここへきてメキシコ中銀が1-3月期に100トンもの「金」を購入していたことがIMF統計で明らかに。
更にタイ中銀も約9トン購入。ロシアも3月に18トンと多量の金購入。
公的機関の金買いが続いていることを裏付ける統計である。
特にメキシコは市場では全く想定外のサプライズで、これで南米諸国の「金」買いの可能性が広まったようだ。
「金」の上昇要因は(1)世界的インフレ懸念(2)地政学リスク(3)欧州の財政債務懸念(4)ドル通貨不安
(5)インド・中国の旺盛な宝飾需要(6)中央政府の「金」購入と基本的な要因には変わりはないようだ。
下落要因としては(1)米国の金融政策が利上げに転換する時であるが、この時には金利を生まない「金」を売ってドルを買う流れで表層雪崩現象が起こる可能性がある(2)歴史的高値圏にありリサイクルの「金」の実需の売りが断続的に出ることや(3)ETFやNYコメックス先物の投機筋の高値圏での売り物が株式・原油等の急落場面では出やすいが、当面の下値の目処は1,475ドル近辺、50日移動平均線1,454ドル、100日移動平均線1,413.ドルなどが、
支持線として試されることになり、1400ドルまでの下落を見ている市場関係者は少ないようだ。
(レポートは弊社独自の分析で、売り買いをお勧めするものではありません、ご判断は各自の責任にてお願い致します)
ドル不安が外貨準備で保有されるドルにも波及しドル売却 金購入の流れが続く。
同じく長期保有の中国インドなど新興国も1500ドル割れでは買いを入れること必至。
また現物不足に陥っても不思議ではない。既にインドでは今週に入り 5月の祭礼需要期とも重なり
記録的な量の金買いがムンバイから報告されている。
このレポートに関するお問い合わせは下記へお願い致します
(株)メリンダ・ダイヤモンド 担当 小野寺 靖
Tel 0120-228914(輝く石)
URL http://www.melindadiamonds.com/index.php
mail info@melindadiamonds.com
株)メリンダ・ダイヤモンド会社概要
会社名株式会社メリンダダイヤモンド
設立1988.7.15
代表者小野寺 靖
資本金9,000万円
本社住所〒110-0005 東京都台東区上野5-22-4リューツウ本店ビル2F
電話03-3836-2520 03-3835-3936 03-3836-2635 ファックス03-3833-2031
URL http://www.melindadiamonds.com
担当者 中村 浩徳 小野寺 仁詩 小野寺 美佳子 木内 努 平田栄介 片岡沙弥
取引銀行城北信用金庫上野支店 城北信用金庫王子営業部営
業時間月曜~金曜10:00~18:00
会社の目的宝石、貴金属及びその製品に関する製造、販売及び輸出入業
免許情報東京都公安委員会/第306600607583号 古物商許可証
メリンダ・ダイヤモンドの歴史
1973年宝石卸売業を創業
1978年香港現地法人設立。海外仕入の担当社員を常駐
1979年アメリカ New Yorkに Melinda Diamonds Inc を設立、大粒ダイヤモンドの仕入を開始
DOC会員: ニューヨーク・ダイヤモンドディーラーズクラブの会員になり、
日本人としてユダヤ社会の仲間入りをする
1986年マンハッタンのダイヤモンド街、13W46THにNY自社ビルを置く
同年、イスラエル現地法人としてMelinda Israelをテルアビブに設立、ファンシー、
及び小粒ダイヤモンドの仕入れを開始
1988年 台東区東上野1-11-10に東上野店を設置
2004年 御徒町駅南口前に移転
1986年マンハッタンのダイヤモンド街、13W46THにNY本社ビルを置く
同年、イスラエル現地法人としてMelinda Israelをテルアビブに設立、
ファンシー、及び小粒ダイヤモンドの仕入れを開始1988年台東区東上野1-11-10に東上野店を設置2004年御徒町駅南口前に移転
社長のブログ http://wind.ap.teacup.com/uminoko/