島国である日本は自然と共生する伝統的な知恵の宝庫である、といったことをよく耳にします。「日本列島 知恵プロジェクト」は、そうした知恵を求めて、列島各地の取材を地道に重ねていこうとするプロジェクトです。
しかし、単に伝統的な知恵を記録していくことだけを目的にしているわけではありません。プロジェクトを通じて私たちが興味をもっていることは、知恵の向こう側にある人々の営みです。それは「里山」や「里海」といった言葉に象徴される伝統的な生活文化と言い換えてもいいでしょう。知恵にあふれた人々の生活文化はどれほど豊かで、美しく、快適なものなのか……水中写真家の中村征夫さんと日本ロレックスの社長、ブルース・R・ベイリーを中心に、いろいろな縁が重なり、出会った仲間がそんな思いを共有して日本列島に伝わる知恵を探る旅をスタートさせたのは2009年初頭のことでした。
その旅の目的地を、中村征夫さんは「伝統漁法」が残る沿岸の町に求めました。新潟県佐渡島の外海府、福井県の若狭をはじめ、これまでに訪ねた町は全国15ヶ所以上。伝統漁法を大切に守り継ぐ町に暮らす人々のあたたかさにふれながら、「里海」の生活文化を実感してきました。
「日本列島 知恵プロジェクト」のウェブサイトがオープンしてから1年半が経過しました。その間、「ぜひ自分もプロジェクトに参加したい」という方々との出会いがあり、様々な分野の方がそれぞれの視点でプロジェクトに取材記を寄稿してくださいました。女優の鶴田真由さん、歌手の元ちとせさん、写真家の高砂淳二さん、佐藤秀明さんをはじめとし、僭越な表現になりますが、プロジェクトで繋がる「仲間の輪」はますます広がっています。
このたび、そんな仲間たちの活動も積極的に紹介したいと思い、ウェブサイトのレイアウトを一新しました。そして、これを機に、未来に貢献する革新的なプロジェクトをサポートする「ロレックス賞」を受賞した方々の活動の紹介も加えました。個性あふれる多彩な取材記を一堂に収めるこのウェブサイトは、今後、私たちの未来のための貴重なライブラリーのような存在になるものと確信しています。
今日もどこかで、プロジェクトの仲間の誰かが自分のペースで取材を行っています。皆様にはこれからもこのウェブサイトの定期的なチェックをお願いいたします。
[プロジェクト概要]
■URL
http://www.chie-project.jp
■活動目的
古来、日本の各地に伝わる自然との共生の知恵、すなわち「里山」や「里海」の地域に残る知恵を取材。その取材内容を体系的に編纂し、定期的に発信することを通じて、日本の豊かな未来作りに寄与していくこと。
■活動内容
情報収集:中村征夫さんを中心とする実行委員会のメンバーやプロジェクトに共感・参加する方々のネットワークをもとに、伝統的な知恵に関する様々な情報収集を続けていきます。
取材:たとえば中村征夫さんは「伝統漁法」に、鶴田真由さんは「薬草」に、元ちとせさんは奄美の「島唄」に、日本の伝統的な知恵を求めました。また、高砂淳二さんは「神道」の風景の中にそれを探っています。伝統的な知恵に定義は設けていません。それぞれが、それぞれの視点で、伝統的な知恵を取材しています。
発信:プロジェクトの進捗状況は、本プロジェクトのウェブサイトで随時紹介していきます。取材記だけでなく、本プロジェクトに共感する方々から寄せられたメッセージも随時紹介していきます。本プロジェクトでは、広報活動を積極的に展開し、多彩な機会を通じてプロジェクトのメッセージが伝わるように努めていきます。
■主宰
「日本列島 知恵プロジェクト」実行委員会
■実行委員会
実行委員長:中村征夫 実行委員:吉村喜彦(作家)
実行委員:ブルース・R・ベイリー(日本ロレックス株式会社 代表取締役社長)
実行委員:海野義明(NPO法人「オーシャンファミリー海洋自然体験センター」代表)
プロジェクト製作統括:新飯田稔(株式会社ニブリック www.niblick-tokyo.co.jp )
ウェブサイト編集:株式会社ニブリック
■特別協賛
日本ロレックス株式会社
■お問い合わせ
「日本列島 知恵プロジェクト」実行委員会
E-mail: info@chie-project.jp
しかし、単に伝統的な知恵を記録していくことだけを目的にしているわけではありません。プロジェクトを通じて私たちが興味をもっていることは、知恵の向こう側にある人々の営みです。それは「里山」や「里海」といった言葉に象徴される伝統的な生活文化と言い換えてもいいでしょう。知恵にあふれた人々の生活文化はどれほど豊かで、美しく、快適なものなのか……水中写真家の中村征夫さんと日本ロレックスの社長、ブルース・R・ベイリーを中心に、いろいろな縁が重なり、出会った仲間がそんな思いを共有して日本列島に伝わる知恵を探る旅をスタートさせたのは2009年初頭のことでした。
その旅の目的地を、中村征夫さんは「伝統漁法」が残る沿岸の町に求めました。新潟県佐渡島の外海府、福井県の若狭をはじめ、これまでに訪ねた町は全国15ヶ所以上。伝統漁法を大切に守り継ぐ町に暮らす人々のあたたかさにふれながら、「里海」の生活文化を実感してきました。
「日本列島 知恵プロジェクト」のウェブサイトがオープンしてから1年半が経過しました。その間、「ぜひ自分もプロジェクトに参加したい」という方々との出会いがあり、様々な分野の方がそれぞれの視点でプロジェクトに取材記を寄稿してくださいました。女優の鶴田真由さん、歌手の元ちとせさん、写真家の高砂淳二さん、佐藤秀明さんをはじめとし、僭越な表現になりますが、プロジェクトで繋がる「仲間の輪」はますます広がっています。
このたび、そんな仲間たちの活動も積極的に紹介したいと思い、ウェブサイトのレイアウトを一新しました。そして、これを機に、未来に貢献する革新的なプロジェクトをサポートする「ロレックス賞」を受賞した方々の活動の紹介も加えました。個性あふれる多彩な取材記を一堂に収めるこのウェブサイトは、今後、私たちの未来のための貴重なライブラリーのような存在になるものと確信しています。
今日もどこかで、プロジェクトの仲間の誰かが自分のペースで取材を行っています。皆様にはこれからもこのウェブサイトの定期的なチェックをお願いいたします。
[プロジェクト概要]
■URL
http://www.chie-project.jp
■活動目的
古来、日本の各地に伝わる自然との共生の知恵、すなわち「里山」や「里海」の地域に残る知恵を取材。その取材内容を体系的に編纂し、定期的に発信することを通じて、日本の豊かな未来作りに寄与していくこと。
■活動内容
情報収集:中村征夫さんを中心とする実行委員会のメンバーやプロジェクトに共感・参加する方々のネットワークをもとに、伝統的な知恵に関する様々な情報収集を続けていきます。
取材:たとえば中村征夫さんは「伝統漁法」に、鶴田真由さんは「薬草」に、元ちとせさんは奄美の「島唄」に、日本の伝統的な知恵を求めました。また、高砂淳二さんは「神道」の風景の中にそれを探っています。伝統的な知恵に定義は設けていません。それぞれが、それぞれの視点で、伝統的な知恵を取材しています。
発信:プロジェクトの進捗状況は、本プロジェクトのウェブサイトで随時紹介していきます。取材記だけでなく、本プロジェクトに共感する方々から寄せられたメッセージも随時紹介していきます。本プロジェクトでは、広報活動を積極的に展開し、多彩な機会を通じてプロジェクトのメッセージが伝わるように努めていきます。
■主宰
「日本列島 知恵プロジェクト」実行委員会
■実行委員会
実行委員長:中村征夫 実行委員:吉村喜彦(作家)
実行委員:ブルース・R・ベイリー(日本ロレックス株式会社 代表取締役社長)
実行委員:海野義明(NPO法人「オーシャンファミリー海洋自然体験センター」代表)
プロジェクト製作統括:新飯田稔(株式会社ニブリック www.niblick-tokyo.co.jp )
ウェブサイト編集:株式会社ニブリック
■特別協賛
日本ロレックス株式会社
■お問い合わせ
「日本列島 知恵プロジェクト」実行委員会
E-mail: info@chie-project.jp