2011年04月21日 15:00

【矢野経済研究所マーケットレポート】「2011年版 AMOLED市場の徹底分析」を発刊いたしました~AMOLED市場の成長スピードが加速~

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矢野経済研究所では、下記の要領にて「2011年版 AMOLED市場の徹底分析」を発刊いたしました。

AMOLED市場の成長スピードが加速しています。2010年はGalaxy Sのヒットが成長エンジンとなり、2011年もGalaxy S2をはじめとするスマートフォン向けでの市場拡大が見込まれます。2012年以降にはタブレット端末やTV向けの展開も徐々に本格化するでしょうが、LCDと互角の勝負が可能なスマートフォン向けで地歩を固めることがAMOLED市場拡大における最優先課題として挙げられます。スマートフォンではIPS液晶とAMOLEDが中心に使用されています。Appleは2年先の調達を見越し、シャープやTMDへのLCD設備投資支援を決断したとされています。一方で、AppleはOLEDに対して高く評価しているとの声も聞かれるため、AMOLEDの潜在ユーザーとしてAppleを加えても良いのかもしれません。
AMOLED市場ではSMD、LGD、CMI、AUOの世界4大ディスプレイメーカーによる本格競合が始まろうとしていますが、AppleやHTC、RIMといったスマートフォン市場での成長が期待されるユーザーからいかに採用を勝ち取るかが、その後の各社の市場ポジションと成長スピードを決めるでしょう。ここを制するために、AMOLEDパネルの高精細化、さらなる低消費電力対応、低コスト化の追求により、LCD同等以上の性能及び価格メリットを実現する必要があります。OLEDメーカーはそのための準備を着々と進めており、リアルVGA実現に加えLITI対応、緑色リン光材料の採用、タッチパネル取り込みや量的拡大に伴う材料調達のボリュームディスカウント等が進みつつあります。

発刊日: 2011/04/14 体裁: A4 / 113頁

書籍 (定価) 210,000円 (本体 200,000円 消費税 10,000円)
PDF (定価) 210,000円 (本体 200,000円 消費税 10,000円) (サイズ) 1.9MB
セット (定価) 241,500円 (本体 230,000円 消費税 11,500円)

■本資料のポイント
・ 「有機EL市場の現状と将来展望」からタイトルをリニューアル。
・ AMOLEDパネル及び素子材料市場動向と最新の技術動向を調査。
・ スマートフォンに加え、タブレット端末やTV等の潜在アプリ動向も記載。

⇒詳細内容・お申し込みはこちら
http://www.yano.co.jp/market_reports/C53102200
⇒商品に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
(株)矢野経済研究所 営業本部 東京カスタマーセンター
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