2011年04月21日 13:00

【矢野経済研究所マーケットレポート】「2011年版 太陽電池部材市場の現状と将来展望」を発刊いたしました~各種太陽電池部材を徹底調査~

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矢野経済研究所では、下記の要領にて「2011年版 太陽電池部材市場の現状と将来展望」を発刊いたしました。

太陽電池市場は金融危機の影響から2009年に成長の鈍化がみられたものの、2010年には生産量が前年比ほぼ倍増になるなど再び高成長の軌道に乗り始めた。躍進する中国メーカーを中心にGW規模への生産能力の増強が行われるとともに、上位メーカーへの寡占化も進む。部材メーカーにとっては巨大化するユーザーへの安定供給体制の構築が求められ、投資計画の重要性はこれまで以上に増している。
市場の高成長を見込み、新規参入を図る部材メーカーは増加の一途を辿っている。結晶Si太陽電池の一大生産地となった中国をはじめ、日本国内でも封止材やバックシート市場への参入を表明する企業が未だ相次ぐ。しかしながら各種部材価格の下げ圧力は強く、低価格化を押し進める中国メーカーなどの増加に伴い価格競争に拍車がかかっているようである。「想定していたよりもうまみのない市場」との声も聞くが、太陽電池には変換効率向上や低コスト化のためのイノベーションが継続的に求められており、グリッドパリティの達成には部材メーカーの開発力が欠かせない。
中国の部材メーカーなどが先行メーカーをベンチマークにしながら既に出来上がった「道」を歩んでいるとすれば、日本の部材メーカーはグリッドパリティへの「道」を拓く役割を担うべきであろう。得意とするユーザーとのすり合わせ技術をベースとしながら、幅広い分野で長年蓄積してきた開発力を活かせるか否かが、競争激化が続く部材市場での勝負の分かれ目になるものと考えられる。
2006年、2008年、2009年と過去3回に亘り発刊いたしました本調査レポートは、業界の皆様に大きな支持を得ることができました。関連業界の後押しもあり、その後の検証と改めて将来予測を図るため、「太陽電池部材市場の現状と将来展望」とタイトルを改め2011年版を発刊いたしました。


発刊日: 2011/04/11 体裁: A4 / 138頁
書籍 (定価) 126,000円 (本体 120,000円 消費税 6,000円)
PDF (定価) 126,000円 (本体 120,000円 消費税 6,000円) (サイズ) 2.8MB
セット (定価) 157,500円 (本体 150,000円 消費税 7,500円)


■本資料のポイント
・ 各種太陽電池部材を徹底調査。
・ 今後の市場拡大が期待される色素増感型太陽電池の各種部材動向についても調査。
・ 特別調査として製造装置等に関する調査も実施。

⇒詳細内容・お申し込みはこちら
http://www.yano.co.jp/market_reports/C53101800
⇒商品に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
(株)矢野経済研究所 営業本部 東京カスタマーセンター
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株式会社矢野経済研究所(カブシキガイシャヤノケイザイケンキュウジョ)
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東京都中野区本町2-46-2 中野坂上セントラルビル
TEL
03-5371-6900
業種
コンサルティング・シンクタンク
上場先
未上場
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