2011年04月11日 16:00

TPCマーケットレポート「2011年 アンチエイジング化粧品の市場分析調査」を発刊!   -価格の二極化が進行:エイジングブランドの次の一手とは?-

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ここ数年、アンチエイジング化粧品市場は価格の二極化が進展してきたが、最近その動きにも変化が現れている。業界最大手の資生堂やドクターシーラボなどが中価格帯商品の強化を図っており、今後は中価格帯商品の拡大が予測される。

●概要
2009年度のアンチエイジングスキンケア市場は、2008年度比0.1%増の2,244億円。スキンケア市場全体がリーマンショック以降の不況により落ち込むなか、同市場は機能性商品の高まりやターゲット層の拡大などを背景に伸長している。
価格帯別にみると、2009年度の販売高は高価格帯(5,000円以上)と低価格帯(2,000円未満)が伸長。消費者の高機能で効果が期待できる商品であれば高価であっても購入するという特性と、消費の低迷から低価格商品を購入するという世相の両面を反映した結果となり、価格の二極化が進行している。
2010年度については、化粧品市場全体が回復の兆しをみせており、アンチエイジングスキンケア市場も4.6%の伸長が見込まれる。
今後の同市場に影響を与えるプラス要因としては、成分開発などによる高機能化やチャネル拡大による市場の活性化、ターゲットの広がりによるユーザーの拡大が挙げられる。一方、マイナス要因としては、低価格帯商品の需要による購入価格の下落および多機能アイテムの人気による購入数減少、新規ユーザー獲得数の鈍化、ヒアルロン酸やコラーゲンのような人気ヒット成分が新たに出現していないことが挙げられる。これらの要因が重なると、市場を推し下げることが懸念される。さらに、価格の二極化についても変調が現れると予測。中価格帯(2,000~5,000円)は、減少推移が続いているが、資生堂やドクターシーラボが中価格帯主力ブランドの強化を図っていることから、今後の成長が期待できる。
当資料では、今後も成長が予想されるアンチエイジングスキンケア市場を徹底調査。市場に与えるさまざまな要因を鑑みた主要各社の動き、市場の方向性などを分析している。また、2010年版より新たにブランドのポジショニングや価格帯別販売高の情報を加え、同市場の動向を明らかにしている。
TPCマーケットレポート
「2011年 アンチエイジング化粧品の市場分析調査
http://www.tpc-osaka.com/detail.php?prod_code=mr210110014


●発刊日2011年4月11日
●体裁:A4判 152頁
●頒価:製本版91,350円(税込)、CD-ROM版10,500円(税込)
注)CD-ROMは製本版をご購入いただいたお客様のみのご提供となります。

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