米国バージニア州ヴィーナ、2011 年3月1日 - ビジネス インテリジェンス(BI: Business Intelligence)ソフトウェアの世界的なリーディングプロバイダである MicroStrategy(R) Incorporated(NASDAQ: MSTR)は本日、同社の MicroStrategy 9.0.2 のベンチマーク テストの結果を発表しました。その結果、MicroStrategy Intelligence Server は Linux および Windows の両オペレーティング システム環境で高いスケーラビリティを示しました。
マイクロストラテジーが実施したハイパフォーマンスおよびスケーラビリティ ラボテストの結果、Red Hat Enterprise Linux で32 CPU コアを実装した4ノードクラスタ構成の MicroStrategy Intelligence Server は 560 キロサイクルの処理能力を発揮できることが明らかになりました。これは1時間あたり 560,000 クエリ(往復)に相当し、平均 2 秒未満の応答時間で 100,000 以上のアクティブユーザをサポートしながらこのクエリ量を維持することができます。また、同じコンフィギュレーションの Windows 2008 環境では 550キロサイクルの処理能力、応答時間 2秒未満で 98,000 以上のアクティブユーザをサポートできることが分かりました。Linux 環境と Windows 環境の両方の環境でCPU 数を 1 から 32 へ段階的に増設すると、ピーク時の処理量も正比例で拡張することが明らかになりました。これら一連のテストは、一般の Intel ベースのハードウェアに MicroStrategy バージョン9.0.2 をインストールして実行されました。
パフォーマンス テストの結果: パフォーマンス テストは、66のレポートと5つの複雑なダッシュボードで構成された標準のテスト用スイートで実施されました。このテスト用スイートはエンタープライズBIアプリケーションに適したあらゆるレポートサイズと利用形態を網羅できるようにデザインされており、マイクロストラテジーは10社を超える大手ユーザ企業のアプリケーションプロファイルに基づいてこのスイートを作成しました。最も小規模なレポートに含まれる行数は1行でデータ量は60KBとなっており、最大規模のレポートには218,000行以上の行数と23,602KBのデータ量が含まれています。またレポートは 、単一のSQLパスから149のSQLパスによる複雑な計算までを網羅していますが、 テスト用スイートの全レポートを通じた平均のSQLパス数は17となっています。テストで使用したデータベースはOracle 11gで、70億行のファクトテーブル、1TBのデータを格納しています。テストはMicroStrategy Intelligence Serverインメモリキューブテクノロジーが使用する144GBのメモリ容量内 に、キャッシュデータおよび大規模インメモリデータベースをロードし実施されました。
ベンチマーク テストの詳細については、( http://www.microstrategy.com/high-performance-bi/test-results/hp-bi-power-902.pdf ) (英語)をご覧ください。
マイクロストラテジーのHigh Performance Initiative: 2010年4月、マイクロストラテジーは「High Performance Initiative」(ハイパフォーマンス イニシアチブ)を発表しましたが、このイニシアチブには専任のパフォーマンス エンジニアのチームと最新のデータベースハードウェア、ソフトウェア、パフォーマンステストツールを実装した数百万米ドルに上る最先端のリサーチラボが含まれています。このエンジニアリングチームは毎週数百回に及ぶソフトウェアパフォーマンスのベンチマーク テストを実施し、スケーラビリティとパフォーマンスを高めるとともにより高いパフォーマンスをユーザへ提供するためのコンフィギュレーションオプションとデザインテクニックを探っています。
BI市場で最大の独立調査である「The BI Survey」では、マイクロストラテジーの顧客が分析するデータの量は、すべての主要BI製品を通じて9年連続で最も大きいことが明らかになっています。最新の「The BI Survey」によると、大規模サイトを見た場合、分析データ量が1テラバイトを超えている顧客の割合は平均9.7%であるのに対し、MicroStrategyの顧客の割合は37%に上ります。これらの結果から、マイクロストラテジーの顧客には業界において最も洗練されたBI環境を展開し最大のデータ量を扱っている顧客が含まれていることが分かります。具体的な導入事例は次のとおりです。
Lowe's Companies: 住宅の修繕材小売における世界No.2の企業である同社が保有しているデータの量は、38テラバイトを超えます。同社では、さまざまな事業部門において、16,000名の従業員をサポートするマイクロストラテジーベースのBIアプリケーションを複数導入しています。たとえば、店舗のマネージャが店舗レポートやビジネスメトリックを利用できるようにするためのアプリケーションなどがあります。また同社のサプライヤやベンダがそれぞれの製品のパフォーマンスをモニタできるようにするためにBIを活用しています。
METRO GROUP: 世界有数で最大規模を誇る小売企業の1社であるMETRO GROUPは、マイクロストラテジーのアプリケーションを使い、80テラバイトに上るトランザクションデータ、製品データ、市場データおよび顧客データを分析しています。マイクロストラテジーのアプリケーションは、同社が企業業績の追跡や製品ラインアップの最適化、顧客からの反応を向上させるタイムリーな意思決定を行うための、詳細な分析情報を提供しています。現在同社では、世界30か国15,000名以上の従業員が、これらのBIアプリケーションを活用しています。
Ventana Research社のバイスプレジデント兼リサーチ ディレクタ、David Menninger氏は次のように述べています。「BIを導入し、迅速かつ質の高い意思決定を下す企業においてパフォーマンスが大きな影響を与える要素であることが、弊社のリサーチでも毎回明らかになっています。マイクロストラテジー社のHigh Performance Initiativeのようにパフォーマンスの評価と向上に対して統制がとれ秩序だったアプローチを採ることで、BIの導入を成功へ導く上で大きな障害の1つが排除され、導入企業は真の価値を手にすることができます。」
マイクロストラテジーのCOO(最高執行責任者)、Sanju Bansalは次のように述べています。「これらのベンチマーク テストの結果は、弊社がお客様の希望するオペレーティング システムで高いレベルのパフォーマンスとスケーラビリティを兼ね備えた BI 環境を実現するための高い柔軟性を提供していることを雄弁に物語っています。弊社のお客様のおよそ 35% が Linux を使用し 45% が Windows を使用していますが、弊社はどちらのプラットフォームにも卓越したスケーラビリティを提供しています。」
マイクロストラテジーのハイパフォーマンス テストの結果の詳細は、( http://www.microstrategy.com/high-performance-bi/test-results/ )(英語)を参照してください。
マイクロストラテジーについて
マイクロストラテジーは、1989 年に創立されたビジネス インテリジェンス(BI: business intelligence)技術のグローバル リーダーです。世界をリードする企業や機関が毎日のビジネスにおいてより適切な決断を下せるように、マイクロストラテジーはレポート、分析、モニタの各機能が統合されたソフトウェアを提供します。その高度な技術力、洗練された分析機能、データとユーザの両面における卓越したスケーラビリティによって、MicroStrategy は多くのお客様から選ばれています。マイクロストラテジーは、( http://www.microstrategy.co.jp/freereportingsoftware/ )からダウンロードできる無償のレポーティング ソフトウェアを提供しています。マイクロストラテジー(Nasdaq:MSTR-News)に関する詳細は、( http://www.microstrategy.co.jp/ )をご覧ください。
MicroStrategy 及び MicroStrategy Business Intelligence PlatformはMicroStrategy Incorporatedの米国およびその他の国における商標または登録商標です。ここで言及したその他の製品名および企業名は、それぞれの所持者の商標である場合があります。
連絡先:
マイクロストラテジー・ジャパン株式会社
電話:03-3511-6700 (代表)
Eメール:info-jp@microstrategy.com
マイクロストラテジーが実施したハイパフォーマンスおよびスケーラビリティ ラボテストの結果、Red Hat Enterprise Linux で32 CPU コアを実装した4ノードクラスタ構成の MicroStrategy Intelligence Server は 560 キロサイクルの処理能力を発揮できることが明らかになりました。これは1時間あたり 560,000 クエリ(往復)に相当し、平均 2 秒未満の応答時間で 100,000 以上のアクティブユーザをサポートしながらこのクエリ量を維持することができます。また、同じコンフィギュレーションの Windows 2008 環境では 550キロサイクルの処理能力、応答時間 2秒未満で 98,000 以上のアクティブユーザをサポートできることが分かりました。Linux 環境と Windows 環境の両方の環境でCPU 数を 1 から 32 へ段階的に増設すると、ピーク時の処理量も正比例で拡張することが明らかになりました。これら一連のテストは、一般の Intel ベースのハードウェアに MicroStrategy バージョン9.0.2 をインストールして実行されました。
パフォーマンス テストの結果: パフォーマンス テストは、66のレポートと5つの複雑なダッシュボードで構成された標準のテスト用スイートで実施されました。このテスト用スイートはエンタープライズBIアプリケーションに適したあらゆるレポートサイズと利用形態を網羅できるようにデザインされており、マイクロストラテジーは10社を超える大手ユーザ企業のアプリケーションプロファイルに基づいてこのスイートを作成しました。最も小規模なレポートに含まれる行数は1行でデータ量は60KBとなっており、最大規模のレポートには218,000行以上の行数と23,602KBのデータ量が含まれています。またレポートは 、単一のSQLパスから149のSQLパスによる複雑な計算までを網羅していますが、 テスト用スイートの全レポートを通じた平均のSQLパス数は17となっています。テストで使用したデータベースはOracle 11gで、70億行のファクトテーブル、1TBのデータを格納しています。テストはMicroStrategy Intelligence Serverインメモリキューブテクノロジーが使用する144GBのメモリ容量内 に、キャッシュデータおよび大規模インメモリデータベースをロードし実施されました。
ベンチマーク テストの詳細については、( http://www.microstrategy.com/high-performance-bi/test-results/hp-bi-power-902.pdf ) (英語)をご覧ください。
マイクロストラテジーのHigh Performance Initiative: 2010年4月、マイクロストラテジーは「High Performance Initiative」(ハイパフォーマンス イニシアチブ)を発表しましたが、このイニシアチブには専任のパフォーマンス エンジニアのチームと最新のデータベースハードウェア、ソフトウェア、パフォーマンステストツールを実装した数百万米ドルに上る最先端のリサーチラボが含まれています。このエンジニアリングチームは毎週数百回に及ぶソフトウェアパフォーマンスのベンチマーク テストを実施し、スケーラビリティとパフォーマンスを高めるとともにより高いパフォーマンスをユーザへ提供するためのコンフィギュレーションオプションとデザインテクニックを探っています。
BI市場で最大の独立調査である「The BI Survey」では、マイクロストラテジーの顧客が分析するデータの量は、すべての主要BI製品を通じて9年連続で最も大きいことが明らかになっています。最新の「The BI Survey」によると、大規模サイトを見た場合、分析データ量が1テラバイトを超えている顧客の割合は平均9.7%であるのに対し、MicroStrategyの顧客の割合は37%に上ります。これらの結果から、マイクロストラテジーの顧客には業界において最も洗練されたBI環境を展開し最大のデータ量を扱っている顧客が含まれていることが分かります。具体的な導入事例は次のとおりです。
Lowe's Companies: 住宅の修繕材小売における世界No.2の企業である同社が保有しているデータの量は、38テラバイトを超えます。同社では、さまざまな事業部門において、16,000名の従業員をサポートするマイクロストラテジーベースのBIアプリケーションを複数導入しています。たとえば、店舗のマネージャが店舗レポートやビジネスメトリックを利用できるようにするためのアプリケーションなどがあります。また同社のサプライヤやベンダがそれぞれの製品のパフォーマンスをモニタできるようにするためにBIを活用しています。
METRO GROUP: 世界有数で最大規模を誇る小売企業の1社であるMETRO GROUPは、マイクロストラテジーのアプリケーションを使い、80テラバイトに上るトランザクションデータ、製品データ、市場データおよび顧客データを分析しています。マイクロストラテジーのアプリケーションは、同社が企業業績の追跡や製品ラインアップの最適化、顧客からの反応を向上させるタイムリーな意思決定を行うための、詳細な分析情報を提供しています。現在同社では、世界30か国15,000名以上の従業員が、これらのBIアプリケーションを活用しています。
Ventana Research社のバイスプレジデント兼リサーチ ディレクタ、David Menninger氏は次のように述べています。「BIを導入し、迅速かつ質の高い意思決定を下す企業においてパフォーマンスが大きな影響を与える要素であることが、弊社のリサーチでも毎回明らかになっています。マイクロストラテジー社のHigh Performance Initiativeのようにパフォーマンスの評価と向上に対して統制がとれ秩序だったアプローチを採ることで、BIの導入を成功へ導く上で大きな障害の1つが排除され、導入企業は真の価値を手にすることができます。」
マイクロストラテジーのCOO(最高執行責任者)、Sanju Bansalは次のように述べています。「これらのベンチマーク テストの結果は、弊社がお客様の希望するオペレーティング システムで高いレベルのパフォーマンスとスケーラビリティを兼ね備えた BI 環境を実現するための高い柔軟性を提供していることを雄弁に物語っています。弊社のお客様のおよそ 35% が Linux を使用し 45% が Windows を使用していますが、弊社はどちらのプラットフォームにも卓越したスケーラビリティを提供しています。」
マイクロストラテジーのハイパフォーマンス テストの結果の詳細は、( http://www.microstrategy.com/high-performance-bi/test-results/ )(英語)を参照してください。
マイクロストラテジーについて
マイクロストラテジーは、1989 年に創立されたビジネス インテリジェンス(BI: business intelligence)技術のグローバル リーダーです。世界をリードする企業や機関が毎日のビジネスにおいてより適切な決断を下せるように、マイクロストラテジーはレポート、分析、モニタの各機能が統合されたソフトウェアを提供します。その高度な技術力、洗練された分析機能、データとユーザの両面における卓越したスケーラビリティによって、MicroStrategy は多くのお客様から選ばれています。マイクロストラテジーは、( http://www.microstrategy.co.jp/freereportingsoftware/ )からダウンロードできる無償のレポーティング ソフトウェアを提供しています。マイクロストラテジー(Nasdaq:MSTR-News)に関する詳細は、( http://www.microstrategy.co.jp/ )をご覧ください。
MicroStrategy 及び MicroStrategy Business Intelligence PlatformはMicroStrategy Incorporatedの米国およびその他の国における商標または登録商標です。ここで言及したその他の製品名および企業名は、それぞれの所持者の商標である場合があります。
連絡先:
マイクロストラテジー・ジャパン株式会社
電話:03-3511-6700 (代表)
Eメール:info-jp@microstrategy.com