2011年03月22日 15:00

TPCマーケットレポート「2011年　飲料総市場マーケティングデータ」を発刊！　　　－各飲料カテゴリーの価値提案が活発化－

2010年度の清涼飲料市場は、前年度比1.3％増の3兆6,350億円と2007年以来のプラス成長となった。これは、主要分野の１つである紅茶飲料とスポーツ機能性飲料が2ケタ増となったことが大きい。紅茶飲料は、微糖・カロリーゼロタイプの訴求強化や、スイーツ要素・果汁感など新たな価値を付加した新商品の投入により幅広い需要を獲得している。また、スポーツ機能性飲料は、スポーツのビックイベントに合わせた販促活動に加え、猛暑の影響から需要が急増した。こうした中、メーカー各社は、従来の概念にとらわれない価値の提案を積極的に行うだけでなく、ターゲット層や飲用シーンを強く打ち出した商品展開に注力している。

●概要
2010年度の清涼飲料市場は、金額ベースで前年比1.3％増の3兆6,350億円となった。市場は消費者の節約志向が進むなど厳しい状況が続いているが、夏場の猛暑が追い風となり、2007年以来のプラス成長となった。
種類別では、紅茶飲料が2桁増となったほか、炭酸飲料も好調に推移した。この他、野菜系飲料が回復基調にある。一方、コーヒー飲料やミネラルウォーターは引き続き苦戦を強いられている。
こうした中で、これまでのカテゴリーの概念にはない価値提案が活発化している。具体的には、炭酸飲料で大人向けをターゲットにした商品が増加している。また紅茶飲料では、朝やオフィスでの飲用需要に強い缶コーヒーユーザーを取り込む商品提案が活発になっていることが挙げられる。
当資料では、2010年度の清涼飲料市場を分野別に統括。調査・分析するとともに、さらなる市場の活性化を図るための新製品戦略・ヒット商品開発のポイントを提案している。

TPCマーケットレポート
「2011年　飲料総市場マーケティングデータ」
http://www.tpc-osaka.com/detail.php?prod_code=mr120110012

●発刊日2011年3月22日
●体裁：A4判　230頁
●頒価：製本版94,500円（税込）、CD-ROM版10,500円（税込）
注）CD-ROMは製本版をご購入いただいたお客様のみのご提供となります。

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