■背景
これまでの相続税は、いわゆる「お金持ち」だけが支払う税金でした。しかし、2011年施行予定の相続大増税により、お金持ちではない一般市民はもちろん、年金暮らしのお年寄りにも課税される税金へと変化いたしました。今までの基礎控除は5千万円でしたが、今回3千万円となります。首都圏で3千万円で家を買うことが出来るでしょうか。今回の相続大増税は、こういう事を意味しています。
■たとえばAさん一家の場合
Aさんは、奥さんと子供二人の4人家族。ある都市に一戸建ての家に住んでいるごく普通の家庭でした。
その後、子供達も成人し、親元を離れてそれぞれ地方で暮らしています。
Aさんは定年を迎え、今までこつこつ貯めたお金と年金で細々と暮らしていました。
そんな時にAさんが亡くなりました。
Aさんの奥さんは、相続税がかかることを伝えられました。
年金暮らしなので、家を売らないと税金を払うお金がありません。
息子達に、ひとり数百万円ずつ支払ってくれるように相談すると、
ふたりとも「アパート暮らしなのにお金なんてあるわけ無いよ」
奥さんは途方に暮れてしまいました。
今回の増税により、これは実際に起こるかもしれない事なのです。
■「市民と相続を考える税理士の会」の目的
本会は相続についての知識が無いために窮する一般市民を助け、関係機関と連絡協調し
お年寄りが安心して住める町づくりの推進を図ることを目的とする。
■マスコミの方へ
「市民と相続を考える税理士の会」の事務局へご連絡いただければ、
各地域の税理士をご紹介いたします。
■組織情報
団体名:「市民と相続を考える税理士の会」
事務局長:井上 達也
所在地:東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル4階
電 話:03-5368-3041(セイショウシステムテクノロジー内)
FAX:03-5368-3941
URL:http://www.watashimo-souzokuzei.com/
E-MAIL:info2@watashimo-souzokuzei.com/