韓国コンテンツ振興院(KOCCA、院長:イ・ジェウン)がアジア文化コンテンツマーケットの'ATF(Asia TV Forum)2010’に3D・VFX共同館を運営し、韓国の3Dコンテンツ技術広報を始めた。最近シンガポール政府が韓国との3D・VFXコンテンツ共同制作と投資誘致に関心が高く、グローバルコンテンツ企業のアジア支部を誘致している。これに対し韓国コンテンツ振興院はアジアとヨーロッパのバイやーの参加が多い今回ATFを活用し、韓国の3D・VFXコンテンツと製作技術に対する広報と、投資誘致のため輸出商談会も行った。
また、3Dカンファレンスで韓国の3D・VFXコンテンツ産業に対して発表し、韓流の遅速的な拡散のため多彩なマーケティング活動を行う同時に、業界の人的ネットワーク形成の機会も提供した。ATFの3D・VFX共同館に参加した企業は3DPlan、BigIエンターテイメント、CJPowerCast、韓国HD放送、SAMGアニメーションの5社だ。
3DPlanは魔術ショーと3Dを融合させた独特なコンセプトの「Magic World In 3D」を、BigIエンターテイメントは「The World's Classics in 3D」及び2D 3Dカンバージョンソルーションを紹介した。CJPowerCastは3Dで製作された韓国の人気映画の「ハーモニー」、「海雲台」、「シークレット」、「加速スキャンダル」などを紹介し、韓国HD放送は「3DLive K-Popcorn」、「NANTA」、「世界文明」などを、SAMGアニメーションは「The 7Cs」を紹介した。
ATFの3D・VFX共同館は韓国3Dコンテンツを見るために訪れた多くの観覧客でにぎやかで、韓国3D技術の可能性を証明する場でもあった。特にバイヤーたちは3D核心技術に対し、多くの関心を見せた。10年もこの分野に勤めているというある観覧客は、「韓国3DとVFX技術がこれほどまでとは知らなかった」、「相当なレベルで、特定部分では世界的な水準に達している」と表し、またある専門家は、「ハリウッドに比べてもあまり遅れはとらない。もうすぐ追いつけられる可能性をみた」と述べた。
今回ATF韓国共同館では3D・VFXコンテンツ制作5社以外にも、地上波放送4社、ケーブル放送5社と独立配給及び製作10社が参加し、韓国コンテンツ振興院は韓国共同館の運営で韓国放送コンテンツの輸出を手助けし、グローバル市場での競争力を高めるという計画だ。
一方、ATFは今年で11回目を迎える代表的な国際行事で、TVプログラムとバイヤーを繋ぐマーケットだ。今回の行事はシンガポールのSuntec Convention Centerで12月8日から10日まで三日間開かれ、シンガポールメディア開発庁(MDA)が後援する。前年には総53カ国、740社が参加、取引量は8.870万ドルを記録した。
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