集英社クオータリー『k o t o b a』では、毎号大きな特集テーマを設け、さまざまな識者に論じてもらいます。時代を担う作家や現在脚光を浴びている論客の寄稿・インタビュー・対談などを通じ、今という時代を説き明かします。第2号の特集テーマは、「『脱成長』の経済を生きる。」です。
多様性を考える言論誌
[集英社クオータリー]コトバ
『k o t o b a』第2号、12月6日発売!
定価:1400円(税込)
http://kotoba.shueisha.co.jp/
【発売日】
12月6日(季刊・3月、6月、9月、12月の各6日発売)
【定価】
1400円(税込)
【特集内容】
アメリカ型の金融資本主義の崩壊で、世界経済は一変しました。多くの国が世界同時不況に喘ぎ、出口を見つけられずにいます。また日本国内に目を向けると、長引く政治的混迷によって、将来を見通すことも難しい。このような状況下で、われわれは経済をどのように立て直していくべきでしょうか。あるいは、新しい価値観や秩序の創出が必要なのでしょうか。誰もが時代の転換期だと実感するなか、新しい資本主義を模索する活動も生まれています。より多くの人間が幸福になる新しい経済・社会のシステムとはどんなものなのかを考えます。
【特集構成】
Part1 資本主義はなぜ行き詰まったのか?
Part2 人間を幸福にする新しいシステム
Part3 ソーシャルビジネスという試み
Part4 「脱成長」社会は実現可能か?
【執筆陣】
※連載、インタビュー、対談も含む。
石川直樹(ノンフィクション作家)、植島啓司(宗教人類学者)、高行健(小説家)、角幡唯介(ノンフィクション作家)、金子勝(経済学者)、萱野稔人(津田塾大学国際関係学科准教授)、香山リカ(精神科医)、隈研吾(建築家)、齋藤孝(明治大学文学部教授)、佐高信(評論家)、セルジュ・ラトゥーシュ(思想家)、中谷巌(経済学者)、西部邁 (評論家)、野口聡一(JAXA宇宙飛行士)、長谷川三千子(哲学者)、浜矩子(エコノミスト)、広瀬隆(作家)、藤原章生(毎日新聞ローマ支局長)、堀江貴文(株式会社ライブドア元代表取締役CEO)、ポール・クルーグマン(経済学者)、山﨑養世(成長戦略総合研究所理事長)ほか