2010年11月25日 11:00

日本で初めての伝統工芸装飾蒔絵の技法を用いて蒔絵を施した棺を開発。全国発売開始。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新しい葬儀文化、価値観の提案。そこに厳然とありながら多くの人が意識してこなかった棺の持つ意味やそのあり方に着目。映画「おくりびと」のイメージと重なる故人を弔う際の尊厳を大切にした商品。日本の伝統工芸のひとつである川辺仏壇(鹿児島県南九州市川辺町)の職人の手による装飾蒔絵(まきえ)を施した、高級感溢れる日本で初めてのオリジナル装飾蒔絵棺(棺桶)『アリマツのおくりひつぎ』の全国発売スタート。

(1) 商品開発の経緯

この商品は私が5年の歳月をかけてつくりあげました私が納得できる棺でございます。 ご覧になられて如何思われましたでしょうか? この商品を開発したきっかけについて少しご説明申し上げます。
わたしもそれなりに人生経験を積んできており、いつお迎えがきてもおかしくない年齢に差しかかってきております。これまで何度となく人様のお葬式に参列しお見送りをしてきましたが、ある時故人が納められたものがあまりにも祖末な感じがしたものですから業者の方にそれとなく棺の材質についてお聞きしてみました。すると答えはベニヤ板で作られているとの事でした。今は発砲スチロールで出来ているものもあると聞いています。魚じゃないのに、、、。人間としての尊厳はどこにいってしまったのだろう、、、。自分はそんな祖末な棺で逝きたくない、、、、。そう思ったのがこの棺を開発した動機でした。
最初は棺で商売をするなんて考えてもいませんでした。ただ単純に自分の為に自分が納得のいく棺を作りたい。そんな思いで試行錯誤を繰り返し、ようやく完成して友人、知人に見せた所、思いのほか僕にも作って欲しい、私にも分けてという声があちらこちらから来るようになりました。人の勧めもあり、量産し価値観を共有できる方々にご提供させて頂く事に決めました。

(2) 商品説明

弊社の商品は、全国的にも知名度の高い伝統工芸品である川辺仏壇の職人による装飾蒔絵を施した、他には例を見ない日本で初めての装飾蒔絵棺です。
本商品は棺と棺台の二段形式となっており、素材にはマツを使用しています。蓋や側面には熟練した仏壇職人が高度な技術でひとつひとつ心を込めて丁寧に装飾蒔絵を描きます。五面の蒔絵パネルは自由に着脱が可能ですので、蒔絵の図柄や色はご希望によりお好みに合わせて取り替える事も出来ます。
お客様本人が生前時は貴重品や思い出の品を収納するお宝箱や高級家具、調度品、インテリアとしてもご利用頂けます。

  
(3) 商品にかける私の想い

みなさんは棺と聞いてどのようなイメージをもたれますか? 縁起が悪い、気持ちが悪い、、、そんなイメージをお持ちの方が多いのではないかと思います。 でも良く考えてみて下さい。死は誰しも避けて通れないもの。そこからなるべく目をそらしてなるべく触れないようにしたい。そんな気持ちがそうさせるのでしょう。 その気持ち分からないでもないですが、私はこう考えます。私はこの棺に入ってもおかしくない人間として生きていこう、またそうありたいと。
縁起という物の見方、価値観は時代の流れと共に変化していきます。例えば昔は葬儀の後には必ず塩でお清めをしていましたが、今ではそのような習慣は殆ど無くなってきています。又、昔は無かった生前葬やエンディングノートなど死を前向きに捉えた文化が着実に根付いてきています。 映画おくりびとの放映後、世の中ではこの棺を創り始めた5年前には考えもしなかった葬儀文化の価値観の転換でもいうべき現象が起こり始めています。
以前名前を言えば誰でもご存知のとある高名なお寺のご住職に、棺についてお尋ねした事がありました。ご住職には棺とは故人にとっての『第二の住まい』であるとお話し頂きました。それくらい魂の世界では大切なもののようです。
私もこの歳になるまで棺になんて全く着目していませんでしたが、いざ気付いてみると意外と奥が深く大切なものであると知りました。諸外国では生前に年収分をかけて自分の棺を準備しておく風習のある国もあると言います。 どうせ焼いてしまうのだから棺なんて祖末なもので良いという考えはそろそろ終わりにして、一人でも多くの方々と一緒に「自分への最期のご褒美として価値ある棺で旅立つ」という価値観を共有出来れば幸いです。 生前は装飾家具の一環として愛着を持って使って頂き、最期は自分の魂の住まい(置き所)として活用して頂ければ大変嬉しく思います。

(4) 【会社概要】

■ 会社名 株式会社アリマツ
■ 代表者 代表取締役 有薗 虎男(製品開発者)
■ 創 業 1980年10月3日設立
■ 資本金 3000万円
■ 所在地 鹿児島県鹿児島市鴨池1-41-15 エスペール21鴨池1F
■ T E L 099-255-6020
■ F A X  099-255-6104
■ U R L http://www.okurihitsugi.com/
■ E-Mail arimatsu@po2.synapse.ne.jp

(5) 【本件に関するお問い合わせ】

■ 会社名 株式会社アリマツ
■ 担当者 有薗 虎男(製品開発者)
■ T E L 099-255-6020
■ F A X  099-255-6104
■ E-Mail arimatsu@po2.synapse.ne.jp

(6) 知的財産権等
      
■  実用新案登録 第3143764号
■  商標登録   第5314516号

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • 放送、出版

会社概要

商号
株式会社アリマツ(カブシキガイシャアリマツ)
代表者
有薗 虎男(アリゾノ トラオ)
所在地
〒890-0063
鹿児島県鹿児島市鴨池一丁目41番15号 エスペール21鴨池1F
TEL
099-255-6020
業種
その他の製造・メーカー
上場先
未上場
従業員数
10名未満
会社HP
http://www.okurihitsugi.com/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.