1. 調査期間：2010年7月～9月
2. 調査対象：アパレルメーカー、小売業（百貨店、量販店、専門店、その他）
3. 調査方法：当社専門研究員による直接取材、及び郵送アンケート調査、文献調査併用
2009年の国内アパレル総小売市場規模は、前年比92.2％の9兆612億円と推計した。品目別では、市場構成比の6割強を占める婦人服・洋品市場が5兆6,790億円（前年比92.1％）、紳士服市場が2兆4,922億円（同91.7％）、ベビー・子供服・洋品市場が8,900億円（前年比94.5％）であった。背景としては、景気後退の影響に加えて、デフレ基調が継続する中でファストファッションの店舗が拡大したこと、また低価格カジュアルチェーン店が消費者の支持を集め、商品単価が下落したことがある。
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