2010年09月27日 18:00

「2010年　頭髪化粧品の市場分析調査」レポートを発刊！「育毛シャンプー」「スプレータイプミスト」「オーガニック」がキーワード。ポイントはニーズの細分化－

2009年度の頭髪化粧品市場は、対前年度比1.2％減の4,298億円であった。その中で育毛関連と男性整髪料が高い伸びを示した。当資料では、ヘアケア、カラーリング、ヘアメイク、男性整髪料、育毛関連、パーマ剤の6分野について市場規模、商品展開、メーカー別・ブランド別シェア等を実査・分析している。合わせて主要各社の頭髪関連のマーケティング戦略もレポートしている。

●概要
2009年度の頭髪化粧品市場は、市況の悪化と単価の下落を受け、対前年度比1.2％減の4,298億円となっている。
全体としては減少推移した頭髪化粧品市場だが、育毛関連と男性整髪料は高い水準で伸長している。育毛関連については、育毛習慣の早期化などを背景として、前年度比7.6％増。特に育毛シャンプーが一般的な育毛剤より安価なことから30代男性からの支持を集めた。男性整髪料については、スプレータイプミストのヒットを受け、前年度比5.5％増で推移している。
一方、ヘアケアについては、詰め替え用商品の増加により購入単価が下落し、前年度比4.2％減で推移している。ただし2010年度に向けては、ニーズの高いダメージケアと地肌ケアを訴求する商品投下が活発化することから、拡大に転じる見通しとなっている。特に最近の傾向としては、髪質やシーン別などの個々の悩みに合わせたラインアップを揃えることで幅広い消費者のニーズに応えている。また商品の傾向としては、地肌ケアに癒しの効果をプラスしたヘッドスパを謳う商品が増加。さらに、安心安全志向の高まりやロハスなどの環境や健康への意識の高まりを背景に、オーガニック成分や天然由来成分配合の商品の導入も加速している。
カラーリングについては、前年度比1.0％増と増加傾向にある。その背景として、30代以降の白髪ケアの高まりや、サロンユーザーからセルフユーザーへのスイッチが挙げられる。なかでも新剤型である泡タイプのヘアカラーの導入が、こうした需要を取り込むことに成功した。
当資料では、頭髪化粧品市場をヘアケア、カラーリング、ヘアメイク、男性整髪料、育毛関連、パーマ剤の6分野に分類して調査。各社の分野別売上高、商品展開、販促活動などを分析し、頭髪化粧市場の全貌を明らかにしている。

TPCマーケットレポート
「2010年　頭髪化粧品の市場分析調査」
http://www.tpc-osaka.com/detail.php?prod_code=mr0100035

●発刊日2010年8月25日
●体裁：Ａ４判　145頁
●頒価：製本版91,500円（税込）、CD-ROM版10,500円（税込）
注）CD-ROMは製本版をご購入いただいたお客様のみのご提供となります。

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