【食品業界並びにプラント設備業界の皆様】FTRより“デジタルファクトリー実現とその活用方法”のご案内!!食品開発展2010

　株式会社富士テクニカルリサーチ（以下FTR）は、2010年10月13日(水)から2010年10月15日(金)に東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2010」に出展する。展示会では、『デジタルファクトリー実現とその活用方法』をテーマに、粒子法を活用した次世代流体解析ソフトウェア『MPS-RYUJIN』とレーザー計測データCAD化ソフト『Galaxy-Eye』を展示する。

　昨今、デジタルファクトリーを活用したコンカレントエンジニアリングが注目を集めているが、デジタルファクトリーとは、工場やプラントなどで発生する様々な加工工程を予めシミュレーションすることで、不具合・トラブルなどの問題点を事前に発見し、コスト削減・開発期間短縮・品質向上を図る手法である。

■粒子法流体解析ソフトウェア『MPS-RYUJIN』
　『MPS-RYUJIN』は、流体の流れを粒子の動きに置き換える事により、流体の界面が大変形するような表現の解析を得意としたソフトウェアである。FTRでは本ソフトウェアをデジタルファクトリーに適用し様々な加工シミュレーションを実現した。例えば、高粘性流体から低粘性流体、ビンガム流体や紛体を活用し、(1)練りこみ工程(2)裁断、押し出し工程(3)ミキシング工程(4)プレス工程(5)沈殿工程(6)フィルタリング工程(7)遠心分離工程(8)焼き加工工程(9)炊飯、煮込み工程を検討することが可能。

■レーザー計測データCAD化ソフト『Galaxy-Eye』
　現在のデジタルファクトリーは、「古い工場等で昔の2次元図面しかない」「過去の改造・改修工事後のフィードバックが図面化されていない」など様々な問題点がボトルネックとなっており、活用までの費用対効果が低かったのが実状であった。そこでFTRでは、このような問題点を克服するレーザー計測データCAD化ソフト『Galaxy-Eye』を開発し、ありのままの現場情報を3次元レーザー計測器で取得し、大規模点群データを瞬時に処理し、軽快に可視化するという「3次元デジタル（CAD）化」を実現した。

『Galaxy-Eye』には、
　　◆工場内機器の3次元CADモデルの作成
　　◆工場内に無数にある配管・鋼材・壁の3次元CADモデルの作成
　　◆機器やロボットの3次元配置検討
　　◆機器・機材の動的な搬出入検討（干渉箇所の測定や寸法チェック等）
　　◆現場の人・ロボットの動線管理
　　◆自由な視点でのムービー作成
などの機能を実装し、機器の配置検討や搬出入検討、ロボットの動作成立性や作業性、作業員の保全検討等に利用できる。また、複数ショットの自動位置合わせ機能や配管・躯体の自動CAD化機能など、世界でも類を見ない革新的な機能を備え、すでにプラント業界・エネルギー業界では優れた実績を上げており、高い評価を得ている。

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展示会の概要は以下の通り。
■開催概要
●名　　称　：食品開発展2010
●開催日時 ：2010年10月13～15日10:00～17:00
●会　　場　：東京ビッグサイト　東4・5・6ホール
●入場料　：招待券持参で無料（お持ちでない場合3千円）
※招待券をお送りします。ryujin@ftr.co.jpまでご連絡下さい。
●小間番号：1-331（S-tecゾーン）
●展示会H P：http://www.hijapan.info/
●弊社H P：http://www.ftr.co.jp/n/index.html

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