このプログラムは社会貢献活動の一環として開催しており、「デザイン」に興味のある方ならどなたでもご参加頂けます。
【講座紹介】
森美術館で現在開催中の「ネイチャー・センス展:吉岡徳仁、篠田太郎、栗林 隆 日本の自然知覚力を考える3人のインスタレーション」。本講座では、この企画を担当された森美術館チーフ・キュレーターの片岡真実氏自身にガイドを頂き展示室内を回る、特別ツアーを実施します。「ネイチャー・センス展」の企画意図、そしてグローバルな視点で考察する片岡氏の考える‘デザイン’と‘アート’について解いて頂きます。
またとない機会、どうぞお見逃しなく!
【講座紹介】
森美術館で現在開催中の「ネイチャー・センス展:吉岡徳仁、篠田太郎、栗林 隆 日本の自然知覚力を考える3人のインスタレーション」。本講座では、この企画を担当された森美術館チーフ・キュレーターの片岡真実氏自身にガイドを頂き展示室内を回る、特別ツアーを実施します。「ネイチャー・センス展」の企画意図、そしてグローバルな視点で考察する片岡氏の考える‘デザイン’と‘アート’について解いて頂きます。
またとない機会、どうぞお見逃しなく!
「ネイチャー・センス展:吉岡徳仁、篠田太郎、栗林 隆 日本の自然知覚力を考える3人のインスタレーション」
冬から春へ、夏から秋へと季節が巡ることを、私たちは気温や風景だけでなく、例えば風の匂いや太陽の光などから感じます。現在の日本では、国土の数パーセ ントの都市部に人口の三分の二以上が住んでいると言われていますが、それでもなお私たちの身体は自然の存在を感じています。温帯性の気候や島国の複雑な地 形によって、我が国では独自の自然環境が育まれ、それは古来の宇宙観や宗教観とも繋がって、この国で生まれる文化や芸術に少なからぬ影響を与えてきまし た。「ネイチャー・センス展:吉岡徳仁、篠田太郎、栗林隆」では、都市化、近代化の進んだ現代生活において、自然を知覚する潜在的な力(ネイチャー・セン ス)や日本の自然観について考え、それが現代の美術やデザインにドのように活かされているのかを問い掛けます。国際的に活躍する吉岡徳仁、篠田太郎、栗林 隆の3人のアーティスト/デザイナーは、しばしば雪、水、風、光、星、山、滝、森といった自然現象や非物質的あるいは不定形の存在を捉え、それらを作品に 抽象的かつ象徴的に投影しています。彼らの自然観が人為と対抗する自然としてのネイチャーよりも、むしろ人間を含む森羅万象、天地万物という宇宙観に近い ことは、そのような自然観が現代の私たちの記憶や遺伝子に脈々と継承されていることを示唆します。3人の新作を中心に構成される本展では、作品や空間を体 感するスケール感のあるインスタレーションによって、私たちのネイチャー・センスの覚醒を試みます。
ネイチャー・センス展 HP:
http://www.mori.art.museum/contents/sensing_nature/index.html
【開催概要】
◆日時 : 9/29(水) 19:30~21:00
◆場所 森美術館
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
http://www.mori.art.museum/jp/info/access.html
◆費用 : 一般参加/1000円 会員/500円
◆定員 : 15名
◆申込方法 : 下記申込フォームよりお申込ください
http://daystudio100.com/tokyo/script/event_detail.php?id=140
【講師プロフィール】
片岡真実 / 森美術館チーフ・キュレーター
1965 年生まれ。
1988 年愛知教育大学教育学部美術科卒業。
1992 年から1997 年まで、ニッセイ基礎研究所都市開発部文化・芸術プロジェクト担当研究員として、「国際芸術祭に関する調査」(文化庁、1992~1994 年)、「東京オペラシティ文化施設実施計画策定調査」(1992~1997 年)、「東京国際フォーラムアートワーク整備事業」(東京都、1993~1996 年)など芸術文化政策に関する調査研究、官民のアートプロジェクトを担当。
1998 年から2002 年まで、東京オペラシティアートギャラリー・キュレーター(2001 年よりチーフ・キュレーター)。
開館記念展「感覚の解放」(1999 年)、「宮島達男MEGA DEATH」展(2000 年)、「出会い」展(2001 年)、「わたしの家はあなたの家、あなたの家はわたしの家」(2001 年、ホウ・ハンルゥ+ジェローム・サンスとの協働企画)、「「JAM:東京-ロンドン」展(2002 年、バービカン・アートギャラリー(ロンドン)との共同企画)、「リクリット・ティラバーニャ: untitled 2002」(2002 年)、「アンダー・コンストラクション:アジア美術の新世代」展(2002 年、国際交流基金アジアセンターとの共催。9 名のキュレーターによるコラボレーション)などを企画した。
2003 年1 月より現職。
森美術館では、「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望」(2004 年)、「小沢剛:同時に答えろYES とNO!」(2004 年)、「フォロー・ミー:新しい世紀の中国現代美術」(2005 年、共同企画)、「MAM プロジェクト」(若手支援プロジェクト)第1 回~第3 回(2004-2005 年)、「笑い展:現代アートにみる『おかしみ』の事情」(2007 年)、「アイ・ウェイウェイ:何に因って?」(2009 年)、「ネイチャー・センス展:吉岡徳仁、篠田太郎、栗林隆」(2010 年)などを企画。
また、2007 年よりヘイワードギャラリー(ロンドン)の国際アソシエイト・キュレーター兼務。「Laughing in a Foreign Language」展(2008 年)、「Ujino and The Rotators」(2009 年)、「Walking in My Mind」(2009年)を企画した。
その他に、国際交流基金主催「美麗新世界:当代日本視覚文化」(2007 年9 月:北京展、12月:広州展)、「Platform2009」(2009 年9 月、ソウル)のコ・キュレーターを務めた。 <2010 年8 月現在>
■DAY STUDIO★100に関するお問合せ■
事務局:高瀬tel:03-6738-7782 fax:03-5704-2135
■このリリースに関するお問合せ先■
・バンタングループ 広報担当:加藤 tel:03-6731-3456 fax:03-3716-4161
・バンタン広報事務局(株式会社Kプレス内) 担当 鈴木・首藤 tel:03-6215-6204 fax:03-6215-6201