2010年08月20日 17:00

「2010年版 製薬企業の国際化分析」レポートを発刊!   -大手は新興国への進出が加速, 準大手は米国での自販が間近-

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本調査は、製薬大手及び準大手の国際化を定期的に実査・分析したもの。2010年は、これまで国際戦略品として育ったブロックバスターの特許期間の満了が相次いでおり、とりわけ大手企業の国際戦略の見直しが迫られている。その顕著な動きとしては、中国、インド、中南米、ロシアといった新興国での販売網の構築があげられる。 一方、準大手は国際戦略品を武器に米国での自販体制の確立に注力している。また、中堅各社は欧米でのR&D拠点の整備や導出による海外展開を推進中である。

●概要
近年、国内大手、準大手の製薬企業各社は、海外進出に注力してきた。武田薬品工業、第一三共、アステラス製薬、エーザイの大手4社は、欧米で自社販売体制を築き、各社の国際戦略品を大型品へと育成してきたが、これらブロックバスターの特許期間満了により米国での売上が伸び悩んでいる。このため、新たな成長の糧を求め、新市場開拓や新たな疾患領域での新薬の開発と育成に尽力。特に中国、インド、中南米、ロシアなど新興国での販売網構築に乗り出すとともに、新たな重点領域として癌領域に注目。同領域の基盤強化を狙った企業買収を活発に行っている。
一方、準大手企業においては、海外での飛躍的成長を遂げるため、まず米国市場での本格参入を狙っているところが多い。すなわち米国での自社販売網の構築に注力している。期待の新薬の米国上市を控えた塩野義製薬と大日本住友製薬は買収により販売網を獲得、田辺三菱製薬も米国で販売子会社を設立し販売網の整備を進めている。
また、中堅各社においては、欧米で研究開発拠点やアライアンス拠点を設置し、グローバル研究開発体制を構築するとともに、導出戦略による海外事業を強化している。
当資料では、グローバル体制をさらに強化する大手企業と、それぞれの海外展開を模索する準大手・中堅企業の計12社を対象に、各社の海外戦略を分析・レポートしたものである。
TPCマーケットレポート
「2010年 製薬企業の国際化分析」
http://www.tpc-osaka.com/detail.php?prod_code=mr0100029

●発刊日2010年7月8日
●体裁:A4判 129頁
●頒価:製本版91,350円(税込)、CD-ROM版10,500円(税込)
注)CD-ROMは製本版をご購入いただいたお客様のみのご提供となります。

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