最新デジタルマルチメディア向けプロセッサ・マーベル製ARMADA168及びARMADA166(Sheevaコア)搭載ボードコンピュータをラインアップした。キース&コープ(ドイツ本社)社よって、汎用かつモジュラ形式の汎用ボードコンピュータとして開発し、ポジティブワンでは、日本市場でのローカライズを既に準備した。WindowsCE6.0R3日本語バージョンをサポート、日本語のセットアップマニュアルを用意している。
ARMADA168及びARMADA166(Sheevaコア)搭載SODIMMシステムオンモジュール、DDR2最大256MB、NANDフラッシュ最大516MBを搭載したSODIMM形式システムオンモジュールとなっている。また、システムオンモジュール本体に、BluetoothとWiFi(802.11b/g)アンテナと接続ができるアンテナ用小型プラグイン、uSDHCソケットカード(32GB対応)、5ピンフラットJTAGインターフェースが用意されている。システム開発セットではすでにWiFi(802.11b/g)搭載したテストができ、検証済み。このSODIMM形式システムオンモジュールの200ピンからは、ARMADA168(ARMADA166)及びメモリーやプリフェラル信号がでており、キャリアボードと接続をして、システムとして動作することが可能である。
ARMADA168及びARMADA166(Sheevaコア)のキャリアボードには、イーサネット(10/100ビット)、3×シリアル、SDカード、フラッシュカード、USBデバイス及びUSBホスト、カメラ・インターフェース、スピーカ入出力、SPI、I2O、PWM、タッチパネル、ディスプレイのドライバ及びボードサポートをサポートしており、現在、WindowsCE6.0R3日本語版で利用が可能となっている。
マーベル社のデジタルマルチメディアプロセッサは、PDA、スマートフォン、ポータブル・ナビゲーション(PND)、デジタルサイネージ、POS端末、産業機器等で多くの実績があり、マルチメディアプロセッサを考える上では欠かせないプロセッサの1つに数えられる。XScale(R)テクノロジ・コア搭載したPXA270系やPXA300系に続くハイスペック版として、マーベルの独自アークテクチャSheeva PJ1テクノロジ・コア(ARMADA 100シリーズ)開発をした。ARM v5TE互換であり、XScale(R)テクノロジ・コアの上位互換を保ちながら、1.2GHz(ARMADA168)を実現し、より高速化と低消費電力を実現させている。
ポジティブワンでは、デジタルサイネージ、産業機器、POS端末、業務用ポータルターミナルにおいて、ARMADA168及びARMADA166(Sheevaコア)のような高速処理及び低消費電力アーキテクチャのニーズが高まり、短期間で商品開発での汎用ボードコンピュータ及び汎用オペレーティングシステム(WindowsCE6.0R3)が求められると見込んでいる。また、必要なインターフェースや小型化を実現するために、キャリアボードとボードサポートパッケージを開発だけに限定をし、アプリケーション開発に注力できることから、高い生産性と実現させることが可能である。
ポジティブワンでは、キャリアボード開発、ボードサポートパッケージ、アプリケーション開発を支援する仕組みを準備しており、お客様のニーズによって、多様に対応できるようにしている。
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ポジティブワン株式会社は、エンベデッド・システムインテグレータとして、グローバルのスタンダードな高耐用性・高信頼性の各種ボード、ソフトウェア、開発ツール等を販売すると同時に、エンベデッドからPC、モバイル、サーバーを含むアプリケーションの受託開発を受けることが可能です。最適なシステム提案を行い、お客様に、よりご満足いただけるソリューションカンパニーを目指しております。
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