『高機能自閉症児を育てる ~息子Tの自立を育てた20年の記録~』
目次
はじめに
1章 自閉症と診断されるまで
Tの誕生
3か月健診は順調
パンがゆ騒動
ほかの親子を観察
手遊び歌を嫌がった
10か月のときの砂場実験
診療拒否状態になる
嘔吐を伴うかんしゃくが続いた
1歳半健診
大変なことになっているんじゃないか
3歳になっても話せるようにはならない
インリアルアプローチとの出会い
2歳8か月で自閉症と診断される
行政支援を受けたいと思ったときの問題点
2章 幼稚園時代
幼稚園を探す
最後に出会った幼稚園
入園1か月後の変化に驚く
トイレトレーニング
算数の才能が開花
街なかを上手に歩く練習
卒園のころの
幼児期の支援
「障害を受け入れる」とは
社会の中で生きていく力を育てるために
幸せな大人になることと、学力とは関係がない
「やりとり」を大切にする
パラレルトークで子どもの気持ちをくみ、セルフトークで気持ちを伝える
ひとつひとつがうれしい進歩
「やりとり」ができるようになったら
子どもをよく理解する方法
数字表を書き続けた3か月
妥協ライン攻防戦
第3章 小学校時代
就学問題
枚方市で通常学級に入学
コミュニケーションのとれない学校
叩いて叱った担任
事態打開のための3回の説明会
10人余りの先生が異動になった
人やシステムを動かすには
トラブルが起きたときには
児童期の支援
1.学校で説明するときには
先生への説明
保護者への説明
まとめ1 説明する際に知っておいたほうがよい高機能自閉症の特性
まとめ2 周囲の理解を効果的に得るための作戦
2.コミュニケーションへの支援
4章 中学校での支援とアルクラブ活動
中学校生活を支援する
いじめにつながる執拗なからかい
成績のこと
高校選び
子ども同士のコミュニケーションへの支援
アルクラブ発足
子ども活動
啓発活動
現在のアルクラブ活動
アルクラブOB会
第5章 義務教育後の進路
洛南高校で
保護者からのクレーム
京都大学へ
日本初の大学での発達障害学生支援チームとシステム
将来の方向と生活支援の仕方
「化学の研究者になりたい」
生活支援が優先
高機能自閉症者の義務教育後の進路について
引用・参考文献
巻末資料
おわりに
目次
はじめに
1章 自閉症と診断されるまで
Tの誕生
3か月健診は順調
パンがゆ騒動
ほかの親子を観察
手遊び歌を嫌がった
10か月のときの砂場実験
診療拒否状態になる
嘔吐を伴うかんしゃくが続いた
1歳半健診
大変なことになっているんじゃないか
3歳になっても話せるようにはならない
インリアルアプローチとの出会い
2歳8か月で自閉症と診断される
行政支援を受けたいと思ったときの問題点
2章 幼稚園時代
幼稚園を探す
最後に出会った幼稚園
入園1か月後の変化に驚く
トイレトレーニング
算数の才能が開花
街なかを上手に歩く練習
卒園のころの
幼児期の支援
「障害を受け入れる」とは
社会の中で生きていく力を育てるために
幸せな大人になることと、学力とは関係がない
「やりとり」を大切にする
パラレルトークで子どもの気持ちをくみ、セルフトークで気持ちを伝える
ひとつひとつがうれしい進歩
「やりとり」ができるようになったら
子どもをよく理解する方法
数字表を書き続けた3か月
妥協ライン攻防戦
第3章 小学校時代
就学問題
枚方市で通常学級に入学
コミュニケーションのとれない学校
叩いて叱った担任
事態打開のための3回の説明会
10人余りの先生が異動になった
人やシステムを動かすには
トラブルが起きたときには
児童期の支援
1.学校で説明するときには
先生への説明
保護者への説明
まとめ1 説明する際に知っておいたほうがよい高機能自閉症の特性
まとめ2 周囲の理解を効果的に得るための作戦
2.コミュニケーションへの支援
4章 中学校での支援とアルクラブ活動
中学校生活を支援する
いじめにつながる執拗なからかい
成績のこと
高校選び
子ども同士のコミュニケーションへの支援
アルクラブ発足
子ども活動
啓発活動
現在のアルクラブ活動
アルクラブOB会
第5章 義務教育後の進路
洛南高校で
保護者からのクレーム
京都大学へ
日本初の大学での発達障害学生支援チームとシステム
将来の方向と生活支援の仕方
「化学の研究者になりたい」
生活支援が優先
高機能自閉症者の義務教育後の進路について
引用・参考文献
巻末資料
おわりに
6月1日発売 小学館101新書 定価777(本体価格740)円 ISBN978-4-09-825079-0
著者プロフィール
高橋和子(たかはし・かずこ) 1958年大阪府生まれ。金沢大学子どものこころの発達研究センター特任助教。コミュニケーション支援方法の開発と普及部門で研究に携わる。言語聴覚士、臨床発達心理士SV、特別支援教育士SVの資格を持つ。97年に立ち上げた「アルクラブ」(日本自閉症協会大阪府支部・高機能部・高機能クラブ)統括ディレクター。母親としての立場から、現在の福祉・教育のシステムでは援助対象になりにくい高機能自閉症児・者の援助を可能にするための活動にも取り組んでいる。
お問い合わせ 小学館出版局 小川美奈子 03-3230-5450
著者プロフィール
高橋和子(たかはし・かずこ) 1958年大阪府生まれ。金沢大学子どものこころの発達研究センター特任助教。コミュニケーション支援方法の開発と普及部門で研究に携わる。言語聴覚士、臨床発達心理士SV、特別支援教育士SVの資格を持つ。97年に立ち上げた「アルクラブ」(日本自閉症協会大阪府支部・高機能部・高機能クラブ)統括ディレクター。母親としての立場から、現在の福祉・教育のシステムでは援助対象になりにくい高機能自閉症児・者の援助を可能にするための活動にも取り組んでいる。
お問い合わせ 小学館出版局 小川美奈子 03-3230-5450