2010年03月31日 10:00

アヴネット、Spartan-6 FPGA DSP開発キットでDSP設計を後押し。

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大手半導体商社アヴネット社(NYSE: AVT)の事業部門、アヴネット・エレクトロニクス・マーケティング(EM)は、Xilinx(R) Spartan(R)-6 FPGA DSP開発キットを発表した。1,995米ドルで受注を開始しており、ISE(R) Design Suite System Edition 11.4のデバイス限定版が含まれる

大手半導体商社アヴネット社(NYSE: AVT)の事業部門、アヴネット・エレクトロニクス・マーケティング(EM)は、Xilinx® Spartan®-6 FPGA DSP開発キットを発表した。1,995米ドルで受注を開始しており、ISE® Design Suite System Edition 11.4のデバイス限定版が含まれる。Spartan-6 FPGAは1デバイスで45 GMACまでの性能を生み出し、システムコストが厳しい製品設計に理想的なソリューションとなっている。


Spartan-6 FPGA DSP開発キットは、簡単に信号処理設計を始められるエントリー向けキットとなっており、ユーザーはFPGAでの信号処理設計手法を簡単に身に付け、製品の付加価値を生み出すことに専念できる。航空宇宙や防衛、無線通信、産業、測定、医療、その他の演算集約的なアプリケーションは、デジタル信号処理能力と、コスト効率の高いソリューションを必要としている。アヴネット・エレクトロニクス・マーケティング(EM)のグローバル・テクニカル・マーケティング担当バイス・プレジデント、Jim Benekeは、「Spartan-6 FPGA DSP開発キットの発表によって、アヴネットはさらなる性能とコスト低減を必要とするお客様向けに、最初のDSP開発キットをご提供することになります」と述べる。「このキットは、Spartan-6 FPGAファミリで信号処理重視の設計にたずさわるお客様が、新たな設計フローや設計テクニックをすばやく身につける助けとなるでしょう」。


Spartan-6 FPGA DSP開発キットは、拡張性のある開発ボードと、DSP IPコア、DSP開発ツール、検証済みのSpartan-6 DSPターゲット・リファレンス・デザインを統合して提供する。同梱のターゲット・リファレンス・デザインではSpartan-6クラスの信号処理設計テクニックと設計フローが理解できる。ユーザーは、最先端のデジタル・アップ・コンバータ(DUC)/デジタル・ダウン・コンバータ(DDC)用ターゲット・リファレンス・デザインにより、クロックオーバー・サンプリング、時分割マルチプレクシング、高機能DSP48スライスを使った信号処理性能やリソースの最適化といった、高度な設計手法を参照できる。また、RTLやモデルベースの設計フローも含まれる。MathWorks 社のMATLAB®やSimulink ®に基づく設計フローによりアルゴリズム開発者がRTLを学ぶことなく、馴染み深いモデリング環境でDSPハードウェア設計ができる。経験豊富なRTL設計者には、高レベルのアルゴリズムモデルに対して機能的に正しいかどうかを比較する検証メソドロジーとともに、ISE Design Suite とLogicCoreTM DSP IPコア を使った効率的なDSP ハードウェア構築のための設計手法が提供される。


Spartan-6 DSP ターゲット・リファレンス・デザインの主要な同梱物は下記のとおり。
・RTL とSimulink 用の設計ソースファイル
・トップレベルのシステム統合RTL ソースファイル
・シミュレーション環境
・テストベンチ
・実装環境
・デザイン合成用の完全なステップとパラメータ
・マップ、配置配線とタイミングクロージャ
・デザイン修正と統合のための推奨フローを含む、ターゲット・リファレンスデザイン・チュートリアル

MathWorks社コーポレート・デベロップメント・アンド・パートナー・プログラムグループのマネージャ、Amnon Gai氏は、「MathWorksはMATLABとSimulinkを用いた設計フローが、ザイリンクスSpartan-6 FPGAキットの一部に含まれているのは喜ばしいことです」と述べる。「Simulinkを使ったモデルベースの設計は、信号処理、マシン・ビジョン、システムコントロールのアプリケーションへのFPGAの採用を容易にし、劇的に実装を加速します。ザイリンクスのSystem Generatorとともに使っていただくことで、RTL設計経験がなく、FPGAに馴染みのない技術者の方へ、設定不要の迅速な試作ソリューションをご提供します」。

キットの画像データは、こちらから入手できる。 
http://www.avnet.co.jp/pressroom/images/Avnet-spartan6-fpga-dsp-150T.jpg


キットの詳細仕様と購入情報は、Web で公開されている。
http://www.avnet.co.jp/design/Kits/xilinx/AES-S6DSP-LX150T-G.asp

製品および会社に関するビデオ(英語のみ)
http://www.avnetondemand.com/components/channel/7/


アヴネット ジャパンについて
アヴネット ジャパン株式会社は、米国アヴネット社の事業部門である、アヴネット・エレクトロニクス・マーケティング(EM)の日本法人。電子機器の相手先ブランド製品製造業(EOEM)、設計製造業(ODM)や受託製造サービス(EMS)プロバイダー向けに最先端メーカーの電子部品を販売する。また付加価値サービスとして、関連するサプライチェーン・マネジメント、販売サポート、技術設計、預託販売、プログラミング等を含むデザインチェーン・サービス、サプライチェーン・サービスを提供している。
アヴネット ジャパン ウェブサイト: http://www.avnet.co.jp


アヴネットについて
アヴネット社(NYSE:AVT)は、電子部品、コンピュータ製品およびエンベデッド・テクノロジーを販売する世界最大級の商社で、フォーチュン500社にも選ばれている。世界70カ国以上で、最先端テクノロジーのサプライヤーと10万を超える幅広いお客様を結び付け、付加価値の高いサービスとソリューションを提供することで、両者の成功を加速させている。本社は米国アリゾナ州フェニックス。2009年6月期決算で、アヴネット社の収益は162億3000万ドル。
アヴネット ウェブサイト: http://www.avnet.com


■プレスリリースのお問い合わせ先
アヴネット ジャパン株式会社
マーケティング&コミュニケーション部  高橋 桃子
TEL: 03 (6894) 3749 
Email: momoko.takahashi@avnet.com 

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
アヴネットジャパン株式会社(アヴネットジャパンカブシキガイシャ)
代表者
大塩 忠(オオシオ タダシ)
所在地
〒140-0002
東京都品川区東品川2-2-8文京グリーンコートセンターオフィス19F スフィアタワー天王洲11階
TEL
03-6894-3700
業種
商社
上場先
未上場
IR情報
http://www.avnet.co.jp

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