今回発表したMCUは、アクティブ電流50 µA/MHz未満、最小スリープ電流20 nAを特徴としています。PIC12F182X MCUは、マイクロチップ社の拡張ミッドレンジ8ビットコア製品ラインを8ピン セグメントに拡張する製品であり、mTouch™静電容量式タッチ センシングと通信用周辺機能を搭載しています。PIC16F19XX MCUは、mTouch静電容量式タッチ センシング モジュール、LCDドライブ、複数の通信機能、パルス幅変調(PWM)等、豊富な周辺機能を搭載しています。これらの汎用MCUはいずれも、とりわけ電化製品、民生用、工業用、車載用の各分野での使用に非常に適しています。
nanoWatt XLPテクノロジはバッテリ駆動に適したMCUの標準であり、これら新しいMCUの極めて低いアクティブ消費電流と組み合わせる事によって、現時点では簡単には達成できないレベルの総合的エネルギ効率が実現できます。マイクロチップ社の拡張ミッドレンジ8ビット アーキテクチャは、それまでの8ビットPIC16 MCUと比較して性能は最大50%向上し、更に14個の命令が追加された事によってコード実行速度も最大40%向上しています。PIC1XF182X MCUには、デュアルI2C™/SPIインターフェイス、それぞれ独立したタイムベースの複数のPWMチャンネル、データ シグナル モジュレータ、設計者が多数の機能を1つのMCUに統合するための周辺機能等が搭載されています。またPIC16F19XX MCUは、最大28 KBのフラッシュ プログラム メモリと多数の拡張機能を搭載しています。オンチップLCDドライブは最大184セグメントをサポートし、効率改善を可能とする低電力駆動モードを備えています。さらに、このMCUはそれぞれ独立したタイムベースのパルス幅変調(PWM)チャンネルを最大5つ備え、各種モータや周辺機能を制御可能です。
Semico Research Corporation社で技術チーフを務めるTony Massimini氏は、次のように述べています。「マイクロチップ社は、アクティブ電流を50 μA/MHz未満に抑える事によって、低消費電力マイクロコントローラの新しい業界ベンチマークを設定しました。このような低いアクティブ電流とわずか20 nAのスリープ電流、さらにPIC12F182X、PIC16F182X、PIC16F19XXの各MCUに統合された業界トップレベルの豊富な周辺機能は、静電容量式タッチ センシング、LCD、通信機能等とバッテリ駆動に適した設計の共存を実現し、市場における製品の差別化に大いに役立つ事でしょう。」
マイクロチップ社のセキュリティ、マイクロコントローラ、技術開発事業部担当副社長を務めるSteve Drehoblは、次のように述べています。「PIC1XF182XとPIC16F19XXの8ビット マイクロコントローラを導入する事によって、低消費電力分野におけるマイクロチップ社のリーダーシップは一層強固なものとなります。これらのMCUは、マイクロチップ社の拡張ミッドレンジ8ビットコア製品ファミリを大幅に拡充する製品であり、メモリ、周辺機能、性能を向上させました。一段と低く抑えたアクティブ消費電力とXLPテクノロジの組み合わせは、小型8ビットMCUの低消費電力の業界標準になる事でしょう。」
開発ツールサポート
マイクロチップ社のF1評価プラットフォーム(製品番号DM164130-1、$39.99)は、拡張8ビットPIC MCUを使用した開発に携わる設計者向けツールです。開発ボードは44ピンPIC16LF1937 MCU、プロトタイピング領域、3 V LCDグラス、PICkit™ 3インサーキット デバッガ/プログラマ(製品番号PG164130、$44.95)のサポート、モータ制御アドオンを搭載しています。また、マイクロチップ社のPIC18 Explorerボード(製品番号DM183032、$99.99)で使用できるPIC16F1937プラグイン モジュール(製品番号MA160012、$25)も用意しています。
マイクロチップ社のPICDEM™ Lab開発キット(製品番号DM163035、$124.99)は、PIC1XF182X MCUで使用できます。この開発キットには、付属品として、標準的な8ビットPIC MCUが5個搭載された開発ボード、ディスクリート部品入りバッグ、デバッガ/プログラマ、ユーザガイド、実習、アプリケーション例が格納されたCDが含まれます。
必要な機能が全て揃っているマイクロチップ社の標準開発ツールには、ユーザー フレンドリなMPLAB® IDE (無償)やPIC16 MCU向けHI-TECH C®コンパイラが含まれ、最新のMCUにも使用できます。HI-TECH C Liteエディションは、完全に無償で提供され、有効期限なしで全機能を使用できるコンパイラです。また、StandardエディションとPROエディションは、プログラム容量に制限があるアプリケーション向けに、高密度、高性能のコードを生成します。さらに、デバッグ用ハードウェアも、標準的なPICkit 3インサーキット デバッガ/プログラマ($44.95)からMPLAB ICD 3インサーキット デバッガ($189.99)、MPLAB PM3ユニバーサル デバイス プログラマ($895)、MPLAB REAL ICE™インサーキット エミュレータ($499.98)まで、豊富に取り揃えています。現在、上記の製品は全て、microchipDIRECT (http://www.microchip.com/get/7KL8)でご購入いただけます。マイクロチップ社の開発ツールの詳細は、http://www.microchip.com/get/29KMをご覧ください。
MCUのパッケージ構成、価格、入手方法について
PIC1XF182XとPIC16F19XXは、DFN、PDIP、QFN、SOIC、TQFP、TSSOP、UQFNの各パッケージで8~64 ピンまでの各サイズを用意しています。単価は10,000個注文時で$0.69~$1.74です。詳細は、マイクロチップ社の営業担当または正規販売代理店にお問い合わせいただくか、ウェブサイトhttp://www.microchip.com/get/Q9LCをご覧ください。
nanoWatt XLPテクノロジはバッテリ駆動に適したMCUの標準であり、これら新しいMCUの極めて低いアクティブ消費電流と組み合わせる事によって、現時点では簡単には達成できないレベルの総合的エネルギ効率が実現できます。マイクロチップ社の拡張ミッドレンジ8ビット アーキテクチャは、それまでの8ビットPIC16 MCUと比較して性能は最大50%向上し、更に14個の命令が追加された事によってコード実行速度も最大40%向上しています。PIC1XF182X MCUには、デュアルI2C™/SPIインターフェイス、それぞれ独立したタイムベースの複数のPWMチャンネル、データ シグナル モジュレータ、設計者が多数の機能を1つのMCUに統合するための周辺機能等が搭載されています。またPIC16F19XX MCUは、最大28 KBのフラッシュ プログラム メモリと多数の拡張機能を搭載しています。オンチップLCDドライブは最大184セグメントをサポートし、効率改善を可能とする低電力駆動モードを備えています。さらに、このMCUはそれぞれ独立したタイムベースのパルス幅変調(PWM)チャンネルを最大5つ備え、各種モータや周辺機能を制御可能です。
Semico Research Corporation社で技術チーフを務めるTony Massimini氏は、次のように述べています。「マイクロチップ社は、アクティブ電流を50 μA/MHz未満に抑える事によって、低消費電力マイクロコントローラの新しい業界ベンチマークを設定しました。このような低いアクティブ電流とわずか20 nAのスリープ電流、さらにPIC12F182X、PIC16F182X、PIC16F19XXの各MCUに統合された業界トップレベルの豊富な周辺機能は、静電容量式タッチ センシング、LCD、通信機能等とバッテリ駆動に適した設計の共存を実現し、市場における製品の差別化に大いに役立つ事でしょう。」
マイクロチップ社のセキュリティ、マイクロコントローラ、技術開発事業部担当副社長を務めるSteve Drehoblは、次のように述べています。「PIC1XF182XとPIC16F19XXの8ビット マイクロコントローラを導入する事によって、低消費電力分野におけるマイクロチップ社のリーダーシップは一層強固なものとなります。これらのMCUは、マイクロチップ社の拡張ミッドレンジ8ビットコア製品ファミリを大幅に拡充する製品であり、メモリ、周辺機能、性能を向上させました。一段と低く抑えたアクティブ消費電力とXLPテクノロジの組み合わせは、小型8ビットMCUの低消費電力の業界標準になる事でしょう。」
開発ツールサポート
マイクロチップ社のF1評価プラットフォーム(製品番号DM164130-1、$39.99)は、拡張8ビットPIC MCUを使用した開発に携わる設計者向けツールです。開発ボードは44ピンPIC16LF1937 MCU、プロトタイピング領域、3 V LCDグラス、PICkit™ 3インサーキット デバッガ/プログラマ(製品番号PG164130、$44.95)のサポート、モータ制御アドオンを搭載しています。また、マイクロチップ社のPIC18 Explorerボード(製品番号DM183032、$99.99)で使用できるPIC16F1937プラグイン モジュール(製品番号MA160012、$25)も用意しています。
マイクロチップ社のPICDEM™ Lab開発キット(製品番号DM163035、$124.99)は、PIC1XF182X MCUで使用できます。この開発キットには、付属品として、標準的な8ビットPIC MCUが5個搭載された開発ボード、ディスクリート部品入りバッグ、デバッガ/プログラマ、ユーザガイド、実習、アプリケーション例が格納されたCDが含まれます。
必要な機能が全て揃っているマイクロチップ社の標準開発ツールには、ユーザー フレンドリなMPLAB® IDE (無償)やPIC16 MCU向けHI-TECH C®コンパイラが含まれ、最新のMCUにも使用できます。HI-TECH C Liteエディションは、完全に無償で提供され、有効期限なしで全機能を使用できるコンパイラです。また、StandardエディションとPROエディションは、プログラム容量に制限があるアプリケーション向けに、高密度、高性能のコードを生成します。さらに、デバッグ用ハードウェアも、標準的なPICkit 3インサーキット デバッガ/プログラマ($44.95)からMPLAB ICD 3インサーキット デバッガ($189.99)、MPLAB PM3ユニバーサル デバイス プログラマ($895)、MPLAB REAL ICE™インサーキット エミュレータ($499.98)まで、豊富に取り揃えています。現在、上記の製品は全て、microchipDIRECT (http://www.microchip.com/get/7KL8)でご購入いただけます。マイクロチップ社の開発ツールの詳細は、http://www.microchip.com/get/29KMをご覧ください。
MCUのパッケージ構成、価格、入手方法について
PIC1XF182XとPIC16F19XXは、DFN、PDIP、QFN、SOIC、TQFP、TSSOP、UQFNの各パッケージで8~64 ピンまでの各サイズを用意しています。単価は10,000個注文時で$0.69~$1.74です。詳細は、マイクロチップ社の営業担当または正規販売代理店にお問い合わせいただくか、ウェブサイトhttp://www.microchip.com/get/Q9LCをご覧ください。