従来、痛風や高尿酸血症は、贅沢病と呼ばれ、美食家が罹る特別の病気のように考えられていました。また、尿酸値を下げることに治療が偏り、プリン体を含む食品の摂取制限に意識が集中しがちでした。しかし、近年の研究の結果、痛風・高尿酸血症を、生活習慣病のひとつと捉えて、血糖値などの他の生活習慣病の数値と併せてコントロールしていく治療法が進められています。本書は、このような最新の治療指針に基づいた情報をもとに編集されています。
総監修の中島弘氏は、痛風・核酸代謝学会評議委員で、「痛風・高尿酸血症治療ガイドライン」の初版時に委員を務めた専門医です。監修者も、今回のガイドライン改訂時に委員として関わった浜口朋也氏ら、専門医が担当しています。
書名：痛風・高尿酸血症これで安心
総編集：中島弘（大阪府立成人病センター元主任部長）
監修：山﨑知行（大阪府立成人病センター臨床検査科主任部長）
浜口朋也（兵庫医科大学内科学糖尿病科准教授）
定価：１，３６５円（税込）
発売：２月１７日
仕組み：四六判１９２ページ
発行：小学館
ＩＳＢＮ：９７８－４－０９－３０４２１０－９
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