2009年11月02日 09:00

株式会社富士テクニカルリサーチ、流体解析の分野で日本ユニシス株式会社との協業を開始

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社富士テクニカルリサーチは、自社開発した流体解析ソフトウェア「MPS-RYUJIN」を軸とした流体解析の分野で、日本ユニシス株式会社と協業を開始することを発表した。これに伴って12月2日(水)に日本ユニシス株式会社本社にて「先端技術セミナー」を共催する。

株式会社富士テクニカルリサーチ(神奈川県横浜市 以下FTR)は、日本ユニシス株式会社(東京都江東区 以下日本ユニシス)と、FTRが自社開発した流体解析ソフトウェア「MPS-RYUJIN」を軸に流体解析の分野で協業を開始することを発表した。


 「MPS-RYUJIN」は、流体を粒子で表現する「粒子法」を基本とし、独自の機能を組み込んだFTR自社開発の流体解析ソフトウェアである。従来のメッシュベースの流体解析手法では、激しい変化の伴う自由表面(水面等)が含まれる流れの再現が非常に困難であった。その中で「MPS-RYUJIN」は自由表面のある流れの再現を可能とした。これまで実験での確認が主だった「ギアによるオイル攪拌」や「洗浄」といった分野を中心に実績を増やしている。


 一方、日本ユニシスはARD株式会社(愛知県名古屋市 以下ARD)のCAE専用PCクラスタ・ハードウェアを各種解析ソルバ向けにチューニング、高速化を行い製造業の顧客へ提供してきた。


今回、FTRと日本ユニシスは、「MPS-RYUJIN」による流体解析のサービスや「MPS-RYUJIN」が稼動するARDのPCクラスタ・ハードウェアの提供を中心に協業を開始する。両社のサービスを連携し、PCクラスタの「MPS-RYUJIN」向けチューニング等を行うことにより、大規模モデルでの計算効率を更に上昇させることが可能となる。


【先端技術セミナー】
来る12月2日(水)には日本ユニシス本社にて、FTRと日本ユニシスが「先端技術セミナー」を共催する。
本セミナーの概要は以下のとおり。

・日本ユニシスのCAEへの取り組み (日本ユニシス)

・粒子法ソフトウェア「MPS-RYUJIN」のご紹介 (FTR)

・CAE専用高速PCクラスタのご紹介 (日本ユニシス、ARD)

・解析運用管理ツールのご紹介 (日本ユニシス)

・リバースエンジニアリングソフトウェア「GALAXY-EYE」のご紹介(FTR)


「先端技術セミナー」についての詳細、申し込みについては、以下を参照のこと。
http://www.ftr.co.jp/n/topics/2009_seminar_unisys_toyosu_fr.html

「MPS-RYUJIN」の最新事例
http://www.ftr.co.jp/n/jirei/0401_3_fr.html

【本件の連絡先】

株式会社富士テクニカルリサーチ
RYUJINサポートチーム
担当 山岡・鈴木
Tel 045-650-6650
FAX 045-650-6653
e-mail:ryujin@ftr.co.jp
URL:http://www.ftr.co.jp/
〒220-6219
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5クイーンズタワーC19F

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
株式会社富士テクニカルリサーチ(カブシキガイシャフジテクニカルリサーチ)
代表者
名取 孝(ナトリ タカシ)
所在地
〒220-6215
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5 クイーンズタワーC15F
TEL
045-650-6650
業種
コンサルティング・シンクタンク
上場先
未上場
従業員数
500名未満
会社HP
http://www.ftr.co.jp/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.