2009年10月27日 13:00

北米における熱可塑性プラスチック合成材料の取引量は2014年までに1070億ポンドへ到達

先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル　インフォメーション（神奈川県川崎市、代表取締役社長：小野悟）は、米国調査会社BCC Research発行の最新英文調査報告書「The Plastics Compounding Market」の販売を開始いたしました。

ウェルズリー、マサチューセッツ州：米国の市場調査会社BCC Researchが発行した技術市場調査報告書、「THE PLASTICS COMPOUNDING MARKET」によると、2009年の北米における熱可塑性プラスチック合成材料の取引量は、910億ポンドとなる見通しです。その後は、年複利成長率(CAGR) 3.3%で拡大し、2014年には1070億ポンドに達する見込みです。

同市場は、樹脂生産業者、加工業者、独立系の合成業者に区分されます。樹脂生産業者セグメントが最も大きなシェアを占めており、2009年の取引量は600億ポンドとなる見込みです。その後は、CAGR3.2%で拡大し、2014年には702億ポンドに達すると予測されています。

2009年の加工業者セグメントにおける取引量は200億ポンドとなる見込みで、その後、CAGR3.4%で拡大し、2014年には236億ポンドとなる見通しです。

独立系合成業者の取引量は2009年におよそ110億ポンドとなる見込みで、その後、CAGR3.7%で拡大し、2014年には131億ポンドに達するものと思われます。

プラスチック合成材料業界では、競争が極めて厳しいものとなっており、その競争には、スピード、デリバリー、サービス、性能、製品革新、製品の知名度、質と価格といった多くの要素が含まれています。

樹脂生産業者は、電気/エレクトロニクス市場向け難燃性熱可塑性プラスチックエンジニアリングをはじめとする重要な特許技術を含む市場において、大きな役割を果たしています。