現在、日本では本格的な高齢社会への備えとして、またノーマライゼーション(※)の視点から、全ての人が利用しやすく、安全な環境づくりが求められるようになっています。
特に大勢の方が行き交う鉄道駅や駅周辺での改良計画・再開発事業では、安全な環境づくりは重要な課題の一つです。その解決手法の一つとして、歩行者デッキ(ぺデストリアンデッキ)があります。
弊社では、歩行者デッキ(ぺデストリアンデッキ)が効果的な整備となるよう、歩行者群衆シミュレータLegion Studio(レジオン・スタジオ)を用い、効果分析を行う解析サービスを開始致しました。
例えば、
●既存の歩行者デッキ(ぺデストリアンデッキ)に新しいエレベータ・エスカレータを設置した際に混雑箇所ができないか?動線に影響しないか?●駅に直結した歩行者デッキに、改札口や出入口が新設された場合、歩行者の流れはどうなるのか?
●新しい歩行者デッキを計画しているが、デッキの幅員・平面形状は効率的な計画となっているか?
などの課題に対し、密度や所要時間を把握することで、複数の計画案を定量的に比較評価することが可能です。
さらに、2次元・3次元アニメーションを出力することができますので、様々な立場の関係者が存在する鉄道駅や駅周辺での改良計画・再開発事業では、合意形成を図る際に効果を発揮します。
弊社では歩行者デッキ(ぺデストリアンデッキ)における歩行者流動シミュレーション解析業務が、駅や駅前再開発事業におけるバリアフリー整備や「安心・安全のまちづくり」に寄与するものと考えております。
シミュレーション解析業務に必要データや費用など、詳細は弊社担当(中嶋・竹下)までお問い合わせください。
※ノーマライゼーション:障害を持った方も障害を持たない方と同じように社会参加できる社会を目指すという考え方
【LEGION STUDIOによる解析結果と評価指標例】
◆旅行時間の計測及び比較検討
各起点から終点間における旅行時間を計測して、比較検討を行います。
◆動画の出力結果における流動状況の検討
◆密度の計測及び比較検討
検討時間における平均密度及び、時間ごとの密度評価(動画)を行います。
シミュレーションを用いて、デッキ幅員について感度分析を行うことで、費用対効果が最大となるデッキ幅員を求めることが可能です。
シドニーオリンピック(2000年)の施設検討では、この検討により費用対効果の高い歩行者デッキの設計が実現しました
【歩行者群衆シミュレータLegion Studioについて】
⇒こちらをご覧ください:http://www.udec.co.jp/software/legion/
【旅客流動シミュレーション解析メニュー】
⇒こちらをご覧ください:http://www.udec.co.jp/news/#1226279781-616806
【旅客流動シミュレーション解析での評価項目】
⇒こちらをご覧ください:http://www.udec.co.jp/news/#1226279781-616806
【お問い合わせはこちらまで】
⇒http://www.udec.co.jp/inquir/
【会社概要】
商号 : ユーデック株式会社
所在地: 〒101-0047 東京都千代田区内神田1-2-2 小川ビル5F
設立 : 昭和49年5月1日
資本金: 5,000万円
代表者: 代表取締役 馬場園 克也
URL : http://www.udec.co.jp