スコッツデール、アリゾナ－米国の調査会社In-Statは、調査報告書「The Cable Set Top Box Market: After a Record Year in 2008, Slightly Lower Demand in 2009」の中で、世界のデジタルケーブルSTB市場は、記録的な成長を遂げた2008年とは対照的に、2009年の需要は僅かに減少すると報告しています。出荷台数および収益の減少は概して、比較的導入が進んだ北米および西欧のケーブル市場に集中しています。市場の減速は、世界不況によってケーブルオペレーターのCAPEX予算が削減されたことによるものです。
一方、中国への出荷台数は2000万台へ近づき、2009年に史上最高になると予測されており、アジア太平洋市場全体の成長に貢献しています。加えて、デジタルケーブルTVサービスの需要増加は、デジタルケーブルSTBをアジア、ラテンアメリカおよび東欧の新しい市場へ駆り立てています。
同社による調査結果：
●2009年の世界におけるデジタルケーブルSTB出荷台数は、2008年から6%減少し、4400万台となる見込み
●低価格のDTA製品の出荷台数は、特にASP関連製品において、北米のケーブルSTB市場に影響を与え始める
●トップ10のケーブルSTBメーカーのうち、6社が中国メーカー
●同書で取り上げている主なケーブルSTBメーカー：
●ADB、 ChangHong, Cisco Systems、Coship、DVN Holdings、HUMAX、Jiuzhou、Motorola、
Pace Micro Technology、パナソニック、 Samsung、Skyworth および Thomson.
【 英文市場調査報告書 】
The Cable Set Top Box Market: After a Record Year in 2008, Slightly Lower Demand in 2009
世界のケーブルセットトップボックス市場：記録的な2008年の後、2009年の需要は僅かに減少
http://www.gii.co.jp/report/cg101071-cabl-set-top-box.html
出版社In-Stat
出版日2009/10
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http://www.gii.co.jp/topics/TL09_jp.shtml
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