2009.9.17
NPO日本スターリングエンジン普及協会
第3回スターリングエンジン講演会
~わが国の廃熱スターリングエンジンの現状と展望~
エネルギー問題と地球温暖化問題が顕在化してクローズアップされている今、エネルギー使用の合理化と効率の向上は社会全体の急務である。産業分野において、産業排熱は未だ殆んどがリサイクルされてはいないが、スターリングエンジンの実用化により廃熱を電気に変換でき、産業分野の省エネとCO2削減に大きく貢献する。
NPO日本スターリングエンジン普及協会(東京都千代田区)は第3回目となるスターリングエンジン講演会を開催します。「幻のエンジン」と言われたスターリングエンジンは約200年前にイギリスで開発され、内部の気体の膨張と収縮の原理を利用して作動し、熱の温度差を利用して作動し、その動力で発電する。従来のエンジンや発電機と違い、工場の排熱やディーゼルエンジンの排熱、様々なバイオマスの燃焼熱、焼却炉の排熱、太陽熱等、エネルギーコストゼロのもの、捨てているものを燃料化できるのが特徴であり、省エネと地球温暖化対策が社会全体の課題となっている今、環境に易しいエンジンとして非常に注目されています。そのスターリングエンジンがいよいよ、ヨーロッパ・アメリカ・日本からまさに今、世に出んとしています。現在のエンジン開発技術が何処まで進歩しているのか、どの場面で活用され、産業にあるいは社会にどのようなインパクトを与えるのか、本講演では世界・国内の具体的な最新の実用化への取り組みについて紹介します。
【講演会概要】
1. 日 時 : 平成21年10月 7日(水) 13:00~17:002. 場 所 : 都道府県会館401号室(千代田区平河町2-6-3)
◎地下鉄有楽町線・半蔵門線・南北線・・・「永田町駅」下車。徒歩1分。
3. プログラム:
■量産型廃熱スターリングエンジンの開発
百瀬機械設計(株)代表取締役 百瀬 豊氏
■低温度差フリーピストン形スターリングエンジンの開発(200で発電効率15%を目指して)
サーモ技研(株)代表取締役 前澤 一男氏
■多種熱源対応外燃式閉サイクルエンジンの開発
NPO日本スターリングエンジン普及協会理事 海法 俊光氏
■スターリングエンジン実用化最前線~間近に迫ったスターリングエンジンビジネス報告
(株)プロマテリアル代表取締役 齋藤 正倫氏(当普及協会理事)
■Infiniaにおけるスターリングエンジンの量産
INFINIA Corp. アジア地区ビジネス開発担当部長 鈴木 年雄氏(当普及協会理事)
4. 参加費:一般:8,000円;会員:7,000円 ※事前登録(10月1日まで):一般:7,000円;会員:6,000円
5.参加申込:参加申し込み用紙に所定の事項をご記入の上、いずれかの申込先にお送り下さい。
(1)郵送の場合・・・〒101-0047 東京都千代田区内神田1-4-2(秋葉武志公認会計士事務所内)
NPO日本スターリングエンジン普及協会宛
(2)e-mailの場合・・・info@eco-stirling.com (3)FAXの場合・・・03-3294-5062
<お問合せ先> NPO日本スターリングエンジン普及協会事務局:
〒101-0047 東京都千代田区内神田1丁目4番2号 Tel. 03-6412-9964 FAX: 03-3294-5062