2009年09月02日 10:00

群馬県・四万温泉川魚に触れる体験を実施　『四万温泉食育滞在プログラム』

社団法人四万温泉協会は農水省の助成事業である『にっぽん食育推進事業』の採択を受け『四万温泉食育滞在プログラム』の確立事業を実施中です。 8月30日（日）にその一環として地元の重要な食材である『川魚』に触れる体験会を実施しました。四万温泉の宿泊客、地元の小中学生などおよそ70名が集まり、地域の食文化である川魚に親しむとともに食事バランスガイドの普及活動も行いました。

群馬県四万温泉は群馬県の北西部、中之条町に位置する温泉地です。
年間40万人の宿泊客を擁する、県内の四大温泉地に数えられる地域
です。

このたび、四万温泉を統括する社団法人四万温泉協会（会長：田村徹）
は、農水省の助成事業である『にっぽん食育推進事業』の採択を受け、
諸事業を推進中です。

今回、その一環として４回実施予定の地元の食材に触れる体験会の
第一回として、川魚に触れる体験を実施しました。

四万温泉は四万川に沿って細長く発達した温泉地で、岩魚をはじめと
する川魚は古くから地元の人の貴重な蛋白源であると同時に宿泊客に
も提供されてきた、地元の食文化の一端を担う重要な食材です。

しかしながら、宿泊にお越しになるお客様はもちろんのこと、地元に
生まれ育った子供でさえも川魚に直接触れる、捌く、料理するなどの
体験はほとんどありません。

今回の体験会では、そのような方たちに川魚を体験していただこうと
企画しました。
およそ７０人の参加者に対し、県産のニジマス、アユを四万温泉地内
の釣堀に放し、つかみ取り、捌き、串を打ち、炭火で焼き、食す、と
いう流れを体験していただきました。

講師には現地で長年釣堀を経営され、川魚に対したいへん造詣の深い、
中之条町四万在住の福田さんご夫妻にお願いし、個々に丁寧にご指導
をいただきました。

今後、今回と同様の趣旨で、そば、米、味噌など地元の食文化に触れる
体験を３回実施する予定です。

ご期待ください。