2008年のBTSランキング:Ericssonは第2位に下落、中国のOEM企業数社が市場の40%を占める
カリフォルニア州レッドウッドシティ:米国の調査会社EJL Wireless Researchが発行した最新の調査報告書「Global Base Station Market Analysis and Forecast、2008-2013、5th Edition(世界の基地局市場:市場分析・予測(2008-2013年))」によれば、世界の基地局市場はユニット数で27.8%の成長率を記録したと伝えられています。同社の創設者でプレジデントを務めるEarl Lum氏は「GSM/EDGE基地局市場はふたたび1年前の同社予測を上回り、WCDMAの出荷量は前年予測の通りとなりました」と述べています。
同書では、Alcatel-Lucent、Datang Telecom、Ericsson、FiberHome Networks、富士通、日立、Huawei Technologies、Motorola、NEC、New Postcom、Nokia Siemens Networks、Nortel Networks、パナソニック、Potevio、ZTEを含む主要BTS機器サプライヤー全社を網羅し、世界のモバイル基地局機器の出荷量および需要について、独自の展望を提供しています。また同書では、GSM/EDGE、CDMA 2000、W-CDMA、TD-SCDMA、LTE、iDENのエアインターフェース規格と関連帯域割当てを調査対象としています。
「世界第1位のOEMにはHuaweiがランクされました。また、最大のGSMサプライヤーとしてEricsson、W-CDMA市場の首位企業としてNSN、CDMA市場のリーダーとしてZTEが評価されました」とLum氏は述べています。
また同氏は、「2009年にはLTE BTSの出荷が始まり、2013年までに最大区分になると当社は予測しています。中国、インド、その他の東南アジア諸国が引き続き積極的に2G/3Gネットワークの導入を進めていることから、アジア太平洋地域が依然{いぜん}として世界の出荷量を牽引力となっています」とも述べています。
【 英文市場調査報告書 】
Global Base Station Market Analysis and Forecast, 2008-2013, 5th edition
世界の基地局市場の分析および予測(2008-2013年):第5版
http://www.gii.co.jp/report/ejl92658-glob-base-station.html
出版社EJL Wireless Research
出版日2009/07
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