日本からの参加者(左上から、敬称略)
●舩本富弘(社団法人日本食肉格付協会・専務理事)
●金井幸雄(筑波大学 生命環境科学研究科・教授)
●口田圭吾(帯広畜産大学 畜産衛生学研究部門・教授)
●Kate Neath(日本チームコーチ・MLA東京勤務)
●林田まき(東京農業大学短期大学部・講師)
●大石幸(帯広畜産大学畜産学部)オブザーバー参加
●濱﨑陽子(帯広畜産大学畜産学部)オブザーバー参加
●斉藤央(北海道大学農学部)
●上西愼茂(帯広畜産大学畜産学部)
●前田さくら(日本大学生物資源科学部)
●伊藤京子(東京農業大学短期大学部)
●瀬尾美佑紀 (日本大学生物資源科学部)
● 片岡 朋子(酪農学園大学酪農学
今年で20 回目を数えるこの競技会にはオーストラリア、アメリカ合衆国、日本の3 カ国から総勢90名の学生が参加し、牛肉、羊肉、豚肉の各部門で食肉格付の知識と技術を競い合いました。
大会中は、オーストラリアや日米の食肉産業の動向を紹介するワークショップ、大手食肉企業によるプレゼンテーション、イブニングセミナーなどが開催され、参加学生は食肉産業への理解・関心を深めるとともに、国や大学を超える学生交流を楽しみました。
今年の大会では、団体、個人ともに米コロラド州立大学が総合優勝を果たすなど、アメリカ勢の活躍が目立ちましたが、日本代表チームも善戦し、前田さくらさん(日大)が牛肉食味品質部門で1 位タイの高得点をマークしました。
【金井幸雄(筑波大学・生命環境科学研究科・教授、日本ICMJ 会長)のコメント】
「MLA の支援により日本の学生が参加したのはこれで4 回目になるが、今回は初の日本代表チームということで現地の関心も大きかった。 学生には格付基準の国別相違や英語での質問・回答という難しさがあったと思うが、皆よく勉強し頑張ったと思う。
世界の食肉産業が量から質を重視する方向にシフトしていること、日本市場への期待が大変大きいことなどを、学生は身をもって感じたことと思うし、この経験はきっと彼らの将来に役立つと思う。また、私自身実際に大会に参加して、オーストラリアやアメリカ合衆国では、ICMJ が食肉産業界の人材育成に大きく貢献していることがよく分かった。 日本でも、国際的視野を持って日本の食肉産業界をリードする人材が求められている。 日本ICMJ としても、さらに食肉産業界との連携を深め、こうした要請に応えたい。
最後に、日本代表チームの派遣にあたり、ご協力をいただいたMLA に心から謝意を表します。」
本リリースのお問合せ先、ならびに競技会の写真データのご要望は:
全日本大学対抗ミートジャッジング競技会(日本ICMJ)実行委員会 広報代理 久々江 敦志
TEL: 03-3435-6308 【MLA広報直通】 FAX: 03-3438-1677 Email: japan@mla.com.au