新創刊の第一弾は、アメリカで４０万部を超えるベストセラーを記録した『転校生は、ハリウッドスター』（ジェン・キャロニタ／作 灰島かり＋松村紗耶／共訳）です。
ハリウッドのティーンアイドル、ケイトリンが、変装して普通の高校に潜入するというお話。マネージャーや、友だちの力を借りて、大変身計画を立て、普通の高校に転校しました。いつも注目されていたケイトリンですが、パッとしない女子高校生に変身しての高校生活は、思いもよらないことばかり。ちょっと派手な、同級生の女の子にいじわるされたり、気になる男の子が出現したり......。やっと高校生活に慣れたころ、高校で開催するダンスパーティの実行委員を友だちと一緒にすることになりました。そのパーティの会場で、とんでもないことが起きます。ケイトリンの大ピンチ！！！このピンチを乗り越えるには......。自分の力を信じて、がんばるしかない！ 支えてくれるのは、大切な友だちと、仕事の仲間たち。
はらはらドキドキの中に、ジーンとする友情と、ときめきがいっぱいで、読みだしたら止まらない物語です。お話しの中に、「ハリウッドの秘密」と称して、ハリウッド事情が満載されているのも魅力です。
ティーンを中心に絶大な支持を得ているこの作品ですが、多くの書評で紹介されています。「メチャメチャおもしろい！読み出したらとまらない」（ＶＯＹＡより）。「ＹＡ好きな読者なら、必ず楽しめるロマンチックコメディ」（クリアット誌より）。
Ｂ６判／４００ページ／定価１５７５円（税込） 小学館
ISBN978-4-09-290516-0
第２弾は、『トゥルー・ビリーヴァー』（ヴァージニア・ユウワー・ウルフ／作 こだまともこ／訳）。２００１年全米図書賞受賞、ゴールデンカイト賞受賞、２００２年マイケル・Ｌ・プリンツオナー賞受賞、カーネギー賞候補と、数多くの賞を受賞。
大学に行くことを目標にがんばっている女の子の物語です。
世界中で翻訳されているこの作品には、多くのレビューが発表されています。「すばらしい成長物語だ。希望を持つことの大切さを教えてくれる」（スクールライブラリージャーナル誌より）。「１５歳の少女ラヴォーンの言葉は、どんな読者をも引きつける魅力にあふれている」（全米図書協会ブックリストより）。
また、作家のあさのあつこさんも大絶賛しています。「主人公のラヴォーンが大好きです。ラヴォーンはごく普通の少女。とびぬけて美しいわけでも魔法が使えるわけでもない。でも最高に魅力的な人間だ。悩み、迷いながら自分を信じようとする彼女に、たくさんの少女、少年、大人が励まされるだろう」とコメントをよせてくださいました。
Ｂ６判／４００ページ／定価１５７５円（税込） 小学館
ISBN978-4-09-290502-3
そして、第３弾、『ヴァイオレットがぼくに残してくれたもの』（ジェニー・ヴァレンタイン／作 冨永星／訳）。
主人公の少年が、タクシー会社で見つけた骨つぼの持ち主を捜しているうちに、なぜか、失踪した父親へと導かれていきます。大好きだった父親は、一体どこで何をしているのか？
レビューも多数紹介され、世界中で翻訳されています。「コミックを読むようなおもしろさ。次ぎに何が起きるのか、ドキドキしてページをめくる手がとめられない」（ブックバック誌より）。「ミステリーとコメディーが同居しているすばらしい作品」（リー・ジャーナル誌より）。
翻訳家の金原瑞人さんは、「今年のいちおし！！！どうしようもない父親と、謎めいたヴァイオレットの骨壺、このふたつをめぐるユーモラスで、ちょっと切ないＹＡ小説。こんな発想の、こんな展開の作品はちょっと類がない。おそらくＹＡの新しい波なんだと思う」と絶賛しています。
Ｂ６判／２５６ページ／定価１４７０円（税込） 小学館
ISBN978-4-09-290508-5
ＳＵＰＥＲ！ＹＡシリーズ、これから続々と発刊いたします。
『靴を売るシンデレラ』（ジョーン・バウアー・作 灰島かり・訳）が、７月１５日頃発売予定。『メイク・ビリーブ・ゲーム』（リアノン・ラシター・作 乾侑美子・訳）は、８月１９日頃発売予定。また、『転校生は、ハリウッドスター』の続編『ハリウッドスター、撮影開始！』（仮題）が、１１月ごろ発売予定です。ご期待ください。
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