米国の産業調査会社BCC Researchが発行した調査報告書「MEDICAL ROBOTICS AND COMPUTER-ASSISTED SURGERY」によると、2008年における世界の医療用ロボット/コンピューター支援手術(MACAS)装置市場は、13億ドルを下回る水準でしたが、2009年には同年を上回る成長が予測されています。同市場は今後5年間に渡って、年複利成長率(CAGR)20.5%で増加し、2014年までには33億ドルへ増加すると予測されています。
米国は、2008年における世界のMRCAS市場において、52%のシェアを占めましたが、その成長は、他の地域よりも緩やかになっています。結果として、世界のMRCAS市場における米国のシェアは、2014年までに46%に減少すると予測されています。
同報告書では、米国および世界のMRCAS装置市場について、最新の情報を踏まえた分析を実施しており、MRCAS装置市場の現在および将来の分析に加え、市場規模と構造に長期的な影響を及ぼす技術、経済および規制の発展についても分析しています。
細心の注意を必要とする外科手術を、安全に、執刀医が直接見ることが出来ない狭いスペースで手術を実行する必要性から、執刀医の目と手の延長として働く装置:遠隔画像、データ処理とフィードバックおよびロボティクスの市場が成長しています。この市場は既に、年間で5億米ドル以上と推定され、全体的な手術用装置の市場よりも速く成長しています。
【 英文市場調査報告書 】
Medical Robotics and Computer-Assisted Surgery
医療用ロボットとコンピューター支援手術
http://www.infoshop-japan.com/study/bc91080-robotics-surgery.html
出版社BCC Research
出版日2009/06
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