米国の調査会社BCC Researchが発行した技術市場の調査報告書「WORLD MARKETS FOR FERMENTATION INGREDIENTS」によると、2008年における世界の発酵原料市場は、およそ160億米ドルとなりました。同市場は今後、年複利成長率(CAGR)7%で拡大し、2013年末には224億ドルへ到達すると予測されています。
この市場では、アミノ酸セグメントが最大の市場シェアを占めており、2008年は54億米ドルとなりました。このセグメントは、2013年までCAGR7.6%で拡大し、78億米ドルに達する見込みです。
産業用酵素の市場は2番目に大きなセグメントで、2008年は38億米ドルとなりました。このセグメントは、2013年までCAGR8.9%の49億米ドルへ上昇する見込みです。
2008年における粗酵素由来の抗生物質の市場価値は、18億米ドルであったと推定されています。この額は、多くのアナリストの推定よりもはるかに少なくなっていますが、粗製品の実際の取引額を参照にしており、現実をより正確に反映しているといえます。
同書は世界の発酵産業について、食品、飼料、製薬および技術的な用途で使用される、主要な発酵由来の製品に重点を置いた分析を行っています。生産量、価格と市場価値の発展および市場構造に関する最新情報を提供しています。産業の概要、およびエタノールとその他の糖質を利用する産業の関係について分析を提供しています。
【 英文市場調査報告書 】
World Markets for Fermentation Ingredients
世界の発酵原料市場
http://www.infoshop-japan.com/study/bc63245-fermentation-ingred.html
出版社BCC Research
出版日2009/06
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