映画愛好家によって創立され映画愛好家のための国際映画研究所(International Film Institute::インフィルムInFilm)は、映画を愛する人たちのために世界最大のエンターテインメント産業を訪問し、その産業の内情を知ることができる絶好の機会を英語、日本語、スペイン語、ポルトガルで同時に提供する。
単にハリウッドに行くだけなら簡単である。しかし専門的な会社や世界トップレベルのプロを訪問し、映画産業が実際どのような仕組みで機能しているかを知るのは別問題である。インフィルムは世界の観客、ファン、将来のプロと米国の映画・テレビ産業を直接結びつけるプログラムを展開している。日本からの参加者にさらに魅力的なのはプログラムに日本語の通訳を用意していることである。
このプログラムはロサンゼルス、とりわけハリウッドで5日間開催される。これらのプログラムには専門的な会社、スタジオ、ロケ地、映画撮影現場、映画産業の歴史的名所訪問、映画産業の幹部や専門家との対談が含まれており、特別イベントも行われる。例をあげると以下の場所への訪問がある。映画芸術科学アカデミー、デジタル・ドメイン(タイタニック、ベンジャミン・バトン 数奇な人生など)、LA映画学校、テクニカラー、ワーナー・ブラザース、エジプシャン・シアター、アメリカン・シネマティーク、ソニー・スタジオ、マーガレット・ヘンリック図書館など。
その他の4つのプログラムは以下の通り。
SFXプログラム-特殊効果(7月27日)
特殊効果やポスプロのファン、専門家に理想的。このグループは映画、テレビ、コーマーシャルにおける最新の技術に触れることになる。このプログラムはバーチャルな人物やシーンがどのように創造されていくかに興味を持つ人、特に、特殊効果のアイデアがどのように生まれ作り上げられていくかに興味を持つ人を満足させる狙いを持つ。このプログラムでは現在最も傑出した特殊効果会社を訪れる予定。
映画ファンプログラム(8月3日)
このプログラムは映画ファン専門である。目的は第7の芸術(映画)を愛する人に、エンターテインメント産業の現場で働く専門家の活動を見学することによってそれぞれ異なる段階でのプロジェクトの創造や実行を体験する機会を提供する。映画芸術科学アカデミーと世界最大の映画ライブラリーを訪れるのもこのプログラムの一部になっている。
ハリウッドでのワーキングプログラム(8月10日)
このプログラムは自身がハリウッドで働くことを想像している人に理想的である。映画やテレビ産業のどこで仕事ができるか、自分の欲するものが何か、ハリウッドでトップのプロになるにはどうしたらいいかを見つけることができる。このプログラムでは映画、テレビのプロダクションラインとの接触が含まれており、ハリウッドで働きこの産業の異なる分野で成功している世界中の専門家との会合も含まれている。ハリウッドで生活し仕事をするのはどんなことかを知りたい人向きである。
プロデューサー・プログラム(8月17日)
このプログラムは映画を事業とする人のためである。魅力的事業として映画制作に関わる手順を見出したいと望む世界のプロデューサーと投資家のために開発されている。芸能事務所、コンサルタント、プロデューサー分野の専門家と会合して以下の項目がその場で討議される。プロジェクトの選定、制作の管理方法、エージェンシー、スタジオ、配給会社と交渉、それに財務面、補給面、管理面とクリエイティブ側面。
プロジェクトの詳細はhttp://jp.infilm.orgを参照。
さらなる詳細はpress@infilm.orgへ問い合わせを。
国内の問い合わせ先(提携先相談・特別プログラム企画・など)
Paulo Sugawa
paulo.sugawa@infilm.org