2009年06月08日 10:00

世界におけるスマートフォンおよびPDAの市場価値は2014年に1533億ドルへ

先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル　インフォメーション（神奈川県川崎市、代表取締役社長：小野悟）は、米国調査会社BCC Research発行の最新英文調査報告書「Global Markets for Smartphones and PDAs」の販売を開始いたしました。

ウェルズリー、マサチューセッツ州 - 米国の調査会社BCC Researchが発行した技術市場調査報告書「GLOBAL MARKETS FOR SMARTPHONES AND PDAsによると、2008年の世界におけるスマートフォンおよびPDA市場は、587億ドルに到達しました。同市場は今後、年複利成長率（CAGR）21.2%で拡大し、2014年には1533億ドルに達する見込みです。

2008年のスマートフォンセグメントは、525億ドルの市場となりました。また、今後はCAGR23.5%で拡大し、2014年には1506億ドル近くに到達する見込みです。

2008年におけるPDAセグメントの実績は、62億ドルでした。このセグメントでは、CAGRが-15.4%となり、2014年には27億ドルにまで減少することが予測されています。

モバイルコンピューティングデバイスは、家電、電気通信およびコンピューティングデバイス間の境界線を取り除いています。これらは間違いなく、家電および電気通信のエンドユーザーデバイス部門において、最も急速に成長するセグメントを構成しています。

モバイルコンピューティングデバイスは、モビリティとコンピューティングという極めて強力な2つのコンセプトを結び付けています。小型化は、常にモバイルコンピューティングデバイスの定義に付いて回ります。結果として、これらデバイスの需要は、それぞれの特性 - モビリティ、コンピューティング、小型化に促進されています。