米国の産業調査会社BCC Researchhが発行した報告書「Therapeutics for Memory and Cognition Disorders」によると、2008年の世界における記憶治療および認知治療市場は、67億ドルに到達しました。同市場は、2009年には73億ドル規模になると予測され、その後、年率平均37.5%で拡大し、2014年には360億ドル近くに達する見込みです。
この市場は、アルツハイマー病、MCI(軽度認知機能障害)/AAMI(加齢に伴う記憶障害)、血管性認知症、統合失調症、ハンチントン病、HIV関連認知症、レビー小体病、遺伝的疾患に分類されます。現在、アルツハイマー病のセグメントが最大となっており、2008年の収益は39億ドルとなりました。同市場の2009年における収益は44億ドルとなり、2014年には224億ドルに拡大する見込みです。
MCI/AAMIセグメントは、第2位の市場シェアを占めており、2008年において16億ドルとなりました。同市場は、2009年には17億ドル、2014年には71億ドルに達する見込みです。
血管性認知症市場がその後に続き、2008年には9億3200万ドルの市場規模となりました。2009年には9億6000万ドルに、また2014年には42億ドルに到達すると予測されています。
【 英文市場調査報告書 】
Therapeutics for Memory and Cognition Disorders
記憶・認知障害の治療動向
http://www.infoshop-japan.com/study/bc63268-memory-disorder.html
出版社BCC Research
出版日2009/04
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