最大級のステータスを持つ家庭画報ショッピングサロンでの採用は、これまで周知されていなかった生前に自らの骨壷を持っておく"寿壷"(コトブキツボ)という慣わしが、公に認められた道しるべだと認識しております。
同時に、映画「おくりびと」のアカデミー賞受賞に見られるよう、今までタブーとされてきた人の死に対して、自らの主体性を持って見つめる成熟した時代になったとも感じます。
明治伊万里の卓越した技法と日本伝統美の継承を目指す明治伊万里復刻プロジェクトの匠の手による"永久ノ棲"を、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
【家庭画報ショッピングサロン取扱商品概要】
¨ 名 称 寿壷 "永久ノ棲(とわのすみか)"
¨ 種 類 「柳」「雪月花」「松竹梅」の3点
¨ 取扱日 家庭画報ショッピングサロン2009年春号は2月下旬より随時配本
分冊「セレクション」121ページに掲載
*家庭画報ウェブサイト http://www.sekaibunka.com/shop/
¨ 価 格 189,000円(税込み、送料別)
¨ サイズ 直径21cm(7寸)、高さ23cm(8寸)
¨ 重 量 2.5kg
¨ 材 質 磁器
¨ 製 法 鋳込み成型、転写と手書き併用
¨ 生産地 日本(有田焼)
¨ 付属品 専用桐箱
*作品の詳しい内容や写真は、弊社ウェブサイト(http://mow-village.com)を参照下さい。
【お問合せ先】
¨ 会社名 株式会社モウビレッジ
¨ 所在地 福岡市中央区薬院1-15-1-105
¨ 代表者 久保善昭
¨ TEL/FAX 092-210-1432
¨ 担 当 久保
¨ E-mail kubo@mow-village.com
【明治伊万里とは】
幕末時の開国直後の我が国は当時欧米で開催された万国博覧会へ参加しましたが、その出展作品は日本の伝統工芸品でした。当時の工芸師達により国の威信をかけ全身全霊を打ち込んで創り出された作品群、特に有田焼きの陶磁器は欧州名窯を凌駕し数々の賞を総なめにするほどの出来ばえであり、それらは欧米で起こっていたジャポニスムの風潮に火をつけ、欧州画壇(印象派)に多大な影響を与えるほどのオリジナリティに溢れた先進性を持っていた作品群だったのです。しかしながら、国内では皇室献上品や鹿鳴館用として、海外でも限られた王侯貴族からの受注生産であったため、結果的に市場に出回らず"幻の明治伊万里"として人々の記憶から消えていきました。
現在の有田の陶工達は、2006年より当時の技法と伝統の継承を目指しギャラリー花伝を主管とした「明治伊万里復刻プロジェクト」を展開しています。
以 上