フランスに本社を置く通信分野の調査会社IDATEが発行した報告書「FTTx Business Models」は、異なる費用および収入アイテムのモデルから始まり、現在進行中、また発表された設置数の双方から選択したデータに基づき、超高速ネットワーク展開を考慮に入れた多くの変数の感度を評価しています。
2008年中期時点での世界におけるFTTx加入者数は2820万人ですが、そのほとんどがFTTH/Bアクセスを備えており(2560万人)、地域的には、アジア (80%) - 特に日本と韓国に位置していました。2008年の開始以来の増加する勢いにもかかわらず、欧州の加入者は210万人(VDSL経由が36%)、北米では360万人(VDSLベースのアクセスは15%)です。投資は、とりわけ慎重さを保ち、少なくともFTTH/Bの展開は、狭く、人口密度の高い地域、たいていは都市部に集中しています。
同報告書のプロジェクトリーダーであるDidier Pouillot氏は、「非常に多くの構造のために、経済的節約は主要な障害として存在し続けており、世界のオペレーターは克服へ向け必死で努力しています。」と述べています。
同報告書では、詳細なモデリングによって、ビジネスプランの主なコストおよび収入の変数における異なるオプションの影響を測定し、また、プロジェクトの経済学を全体として評価するために、これらの要素を統合することが出来ます。そのため、多様な結果(売上高、EBITDA、CAPEXおよび手元現金)を測定し、またそれらを、仮定した幅広い数多くの要因:ロケーション(都市部、郊外、その他)、アクセス受動インフラの条件(構築、レンタル)、住居構造(高層ビル、住宅地)、普及レベルと設置率(サービス範囲)、消費者ミクス、新規加入者獲得費用(SAC)および顧客ケアコストなどで変化させ、比較することが出来ます。
【 英文市場調査報告書 】
FTTx Business Models
FTTxビジネスモデル
http://www.gii.co.jp/japanese/iu81552-fttx-busi-models.html
出版社IDATE
出版日2009/01
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