MICETEK社は、PowerQUICCC通信プロセッサ開発元のフリースケール社のリファレンスボードをいち早く開発をし、市場投入をしてきました。例えば、新世代のPowerQUICCC通信プロセッサとして、PowerQUICC IIIのデュアル通信プロセッサMPC8572PC、PowerQUICCII ProのMPC8379EやMPC8315Eを2008年早々からリファレンスボードとして用意し、グローバルの新規開発のリファレンスとして、多くのユーザーに採用されてきております。スケーラブルで豊富な製品ラインアップはPowerQUICCC通信プロセッサのシリーズや型式に留まらず、PowerQUICCC通信プロセッサ搭載カードを用意し、AMC準拠キャリアボードおよびMicroTCA用のラック、ストレージ用キャリアボード、ネットワーク用キャリアボードのいずれかのコンビネーションで接続し、パフォーマンスと信頼性が高い機能を実現しております。ソフトウエアの基本はリナックス・ベースのOSやボードサポートパッケージを準備しております。また、開発ツールとしてPowerQUICC用インサーキットエミューレータであるUSB TAPやJetView統合開発環境を用意し、CodeWorrior、GNU、GreenHillsといったツールチェーンをサポートしております。
さらに、ポジティブワンでは、高速ネットワーク装置や基地局などのハイパフォーマンスを追及するユーザーに対して、RapidIOやMicroTCAのソリューションを提供してきました。そのなかで、PowerQUICCシリーズのバリエーションのニーズに答えるために、MICETEK社を取り扱うことは必然的な流れでした。従来取扱いの米国シリコン・ターン・キーエクスプレス社のAMC70K2000(IDT社70K2000 RapidIOスイッチングチップ、4つのTI社TMS320C6455/6482搭載AMCカード)やタンドラ社のTsi578のRpaidIOスイッチングチップ搭載AMC拡張キャリアボード、カナダ・FET社のRapidIO相互運用テストおよびアナライズ可能なRapidFETツールを組み合わせ、近い将来、ソリューションとして提供を考えています。これらのビジネスの延長として、リファレンスボードからVxWorks等のボードサポートパッケージの受託開発、量産用ハードウエアの設計及びOEM/ODMを狙っています。
MICETEK社について
MICETEK社は、1998年以来、エンベデッド向け開発ツールを68K、PowerPC、ARM、MIPS等のプロセッサ用を開発してきました。近年、PowerPCとARMにフォーキャストをし、ボードコンピュータ、インサーキットエミュレータと統合開発環境によるソリューションビジネスを展開し、各半導体メーカーのリファレンスボードとしての地位を築いています。
ポジティブワン株式会社について
ポジティブワン株式会社は、エンベデッド・システムインテグレータとして、グローバルのスタンダードな高耐用性・高信頼性の各種ボード、ソフトウエア、開発ツール等を販売すると同時に、エンベデッドからPC、モバイル、サーバーを含むアプリケーションの受託開発を受けることが可能です。最適なシステム提案を行い、お客様に、よりご満足いただけるソリューションカンパニーを目指しております。
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